3)どーして「あやしい人をみたら百十番」の看板を変と感じないの?

 国が一つの体だとすると、警察は白血球みたいなもので、体の中に侵入発生した細菌、つまり、犯罪者だとかスパイだとかアナーキストだとか浮浪者だとか国にとって害になりそうな存在、を食い殺してゆく役割を演じてゆく。だから、体(くに)が戦時体制なら平和をめざす人々は細菌に当たるわけで、警察は片っ端から体(くに)に害になるその平和を叫ぶ人々を食い殺してゆく。そして、平和な体(くに)になったら今度は逆に平和を害する人々を犯罪者、細菌とみなして食い殺してゆく。

 警察自体には、だから、ただ細菌とみなされる存在を食い殺してゆく機能だけがあるだけで、善いも悪いもないしね。ただの命の機能なんだけど、警察、つまり白血球が著しく増加し幼弱な白血球が出現してくると「白血病」になって死亡率がスゴク高くなるんだよね。「おまわりさん」と親しまれているうちはいいのだけど、警察官やパトカーを見るだけでボクの内にフツーでない反応が起きちゃうようになったら、マズイよね。

 ぶらぶらと日本中を旅してるとね、

(以下、続々と続いていきます。お楽しみに)

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