首都直撃の台風で帰宅困難者となった夜

首都圏を直撃した台風15号の影響で、都内のJR全線が一時ストップ。おかげでおいらも帰宅難民となってしまった。

ターミナル駅で立ちすくんでいても埒があかないと考え、おいらは手帳にメモが残っていた下町の格安ホテルに電話をしたところ、運良く空き部屋があることを確認しそして予約をし、一泊することになった。

先ほどのTVニュースを見てもまだJR中央線の立川から先が運行見合わせだという。何時間待っても結局は帰れなかった可能性が高いのだ。首都の交通網は想像以上に脆いものだということを実感している。

そしてもう一つの意外感は、都内に膨大な帰宅難民が発生している中で、地下鉄で10数分の駅近ホテルががらがらだという事実だ。ここは「エコノミーホテル」と称しているくらいに宿泊料金も二千円台と格安なのだが…。

一言で云えば認知度不足ということなのだろうか? だとしたところで需給バランスの崩れとというものはいかんともしがたい。下町の居住環境の良さを知らない都民が多いという印象が大なのである。

しかも此処は宿泊者用のパソコンが設置され、無線LAN環境まで提供されている。海外からのバックパッカー御用達であるが、日本の旅行者にもお勧めの場所なのだ。