「タラ鍋」は主役級の美味なり

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冬が近づけば鍋が恋しい。今年も色々な鍋に接する機会が増えてきたような気がする昨今であるが、本日は「タラ鍋」というメニューにありついたのだった。

一昔前のおいらの食生活では、タラという食材は、世間一般的には「湯豆腐」の添え的助演的役割が期待されている。つまりはそれが主役の料理にはなかなか成り得なかったのである。それがいつの間にかタラが主役の鍋料理が目の前に出てきたのだから少々の驚きだったのである。

食したタラの鍋は味噌ベースのスープだった。あまり馴染みが無かった味噌スープとタラの取り合わせは、意外ながらに相性良し。それまでは脇役だったタラが主役級に格上げされるというイメージさながらの出会いであった。