
キャンバスにミクストメディア F4号
先日はお彼岸日ということで、毎年恒例の、上州前橋へのお墓参りに向かっていたのであります。時候的にもちょうど春の訪れを感じさせる時期であり、肌寒い空っ風に吹かれつつも何時に無い春めいて心ワクワクの気持ちの高まりを感じていたのでした。
我家のお墓は上州赤城山の麓に在り、ちょうど湿原地帯には水芭蕉の開花する姿を見ることが出来、幸運の気運も高まりつついたのです。だがよく眺めているとその水芭蕉の表情は凛として固く、何かしら心ここにあらずの佇まい。目には涙をたたえていた。そんな表情に感じられてならなかった。
その場所でスケッチした下書きを元に、速攻で仕上げた今回の小品には、迷わず「彼岸の花と涙」というタイトルを付けたのでした。