歌舞伎座が千秋楽で出来た異様な人の群れ

昭和26年に開場して以来60年の歴史を有する歌舞伎座が、本日千秋楽を迎えた。数日前から歌舞伎座の前には異様な観光客の群れが殺到し、猫も杓子もデジカメにその最後の姿を納めていたのだが、本日はそれがピークに達した。

老朽化による建て替えだと関係者は説明するが、それほど傷んだ風には見られない。銀座を象徴する建造物がまた一つ消えて無くなるのは忍びないことこの上なしなのである。

明日から取り壊しということでもなさそうなので、まだまだここは昼散歩の良いコースとなっていくだろう。入口の前には蕎麦屋があって賑わっていたものだ。蕎麦の味はよくある一般的なものなのだが、かき揚げてんぷらが個性的で愛嬌があってよろしいのだ。この蕎麦を食べに行くだけでも、歌舞伎座に通う価値ありなのである。

歌舞伎座が千秋楽で出来た異様な人の群れ」への1件のフィードバック

  1. 歌舞伎もいいですが、これからは能楽研究でおなじみ西田三好、西田正好両先生の著作が注目されるでしょう。

    いや西田正好先生は亡くなる直前、仏教から神道に研究対象を移動される予定だったとも噂されていました。

    その鍵を解くヒントは
    桜そうごろうじゃないでしょか。

    さくらそうごろう
    で検索すると
    能と歌舞伎
    両方でヒットするかもしれません。

    より興味を深めたいかたは
    私宛にメールをくださいませ。

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