中川昭一 死因を「アルコール死」と書けないマスコミのおそまつ

マスコミ媒体にてさんざん報道されているように、中川昭一元財務大臣が、自宅で死亡しているのが確認された。先般の衆議院選挙に落選したショックから鬱状態であったことや、諸々の心労が身体にダメージ漬けしていたことが推察されるが、問題はその死因である。

http://www.youtube.com/watch?v=1OkSbmV_dE0

「行政解剖」では死因が特定されなかったとされ、その後「病理検査」を実施したというが、はっきりした死因は発表されていない。しかもどのマスコミも、遺族関係者側による「心不全」などという不合理な発表をそのまま垂れ流しにさせているような有様である。「睡眠薬」「坑精神剤」「アルコール」といった3点セットが検出されたとされているにもかかわらず、である。これでは何の為のマスコミかと、今更ながら呆れてしまう。

おいらも中川昭一状態に見舞われてしまうことが、度々ある。そういうときには職場に入る前にマスクを着用して、中川昭一状態を気付かれないように気を遣う。気遣いを忘れないくらいは素面の要素が残っている。中川元財務大臣のケースにおいては、気遣いをもたらす程度の素面の要素さえ失われてしまったのではないかと推察する。人事ではないなと身につまされているのであるが、おそらく中川元財務大臣の死因は、アルコール性の疾病によるものであろう。急性アルコール中毒やら、アルコール性心筋症、なる病名が浮かぶ。どれもが大量飲酒を主要な要因とする疾病である。

中川昭一 死因を「アルコール死」と書けないマスコミのおそまつ」への2件のフィードバック

  1. こちらでははじめまして^^

    あんじゅなでございます。

    自民党支持と言うのではありませんが、中川さんには今一度、あと10年生きて頑張ってほしいと悲しく思いました。

    90年代以降の農業政策については大いに異を唱えたいですが、なぜか中川氏の急死はいたく悲しく思えた次第です。

    体調不良でよだれたらしたりろれつの回らぬ人を悪し様に言うより周囲がそれをよく観て止めるだのができない鈍感さというか観察眼の甘い人々が政治をやってることのほうがよっぽど危険でしょうがない、と思えてなりませんでした、あの事件。。過ぎたことですね^^。

    中川氏のご冥福お祈りいたします。

  2. あんじゅなさん、こんにちは。ようこそ当ブログへ。こちらでははじめましてです。あんじゅなさんの旺盛な活動にも触発されて、ブログを始めてみました。こちらでもこれからよろしくお願いします。

    中川氏のことはよく知りませんが、人間的にはとてもチャーミングなキャラクターの持ち主で、政治家でいるにはナイーブ過ぎたのではなかったのでしょうか? 酩酊会見による集中砲火が彼を襲っていたとき、「日本一!」と励ましていたパートナー(郁子夫人)が居たのだから、とっとと政治家などやめて、家族団欒のときを過ごすことができたら良かったのではないかと、考えたりしています。ある種、依存症的な同類項を持つ彼のことだから、本心はとても辛かったんだろうなあと……。

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