点心のニューウェイブ焼小龍包は、つい箸が伸びてしまうのです

数ある中華の点心料理の中で、もっとも熱い関心を集めているニューウエィブが「焼小龍包」である。今ではポピュラーとなった小龍包を焼いたものだが、おいらも大好きなメニューなのです。

そもそも小龍包という点心は、豚挽き肉のあんを薄い小麦粉の皮で包んで蒸したもの。皮の中にはあんから滲み出たスープが豊富に含まれており、箸で(あるいはスプーンで)突付いてそのスープ(肉汁)を味わうのが愉しみの最たるものだ。スープの成分中にはゼラチン質が多く含まれていることから、女性にも人気だという。餃子より大ぶりで丸く、肉まんよりは小ぶりである。

熱々の蒸した点心としての小龍包だが、それを焼いて焦げ目をつくることで、より熱々の点心となる。しかも中に閉じ込められたスープの味わいは、閉じ込められて熱々にされたことによりひとしお満足感を高めているようなのだ。

こんなに旨い点心こと焼小龍包の脂が身体に良くないことはわかっていても、ついつい食べに行きたくなる。たまには良いだろうと、月に数回には抑えているのだが、ついつい行くと点心を食べすぎになるので注意を喚起しているところなり。