こんな苦難の時こそスローフードの「肉じゃが」だ

地元のスーパーには、大地震の影響で午後5時30分にて閉店の貼り紙があった。慌てて食料を求めて買出しに向かったのは小さな八百屋店だった。そこで目に止まった「新じゃがいも」を購入して帰って、「肉じゃが」を作ったのでした。

「新じゃがいも」とは文字通り、新しく採れたばかりのじゃがいものこと。丁度この時期になると「新じゃがいも」或いは「新じゃが」等と名札を付けて店頭に並べられる。

皮は薄くてちょっと触ったら剥げてしまいそうだが、中身のほうは十代の青年のようにピチピチとしていて瑞々しい。食してみてこそ判るのだが、実にしっかりと身が締まっているのである。