汗をかきながらの「担々麺」はとても良い

暦は既に立秋を過ぎて秋だというのに猛暑の季節は一向に収まる気配もない。昼食のタイムにはおいらも蒸し暑いコンクリートのジャングルの中を彷徨いながらあれやこれやと食事と散策に励んでいるのではあるが、只単に冷たい納涼のメニューを求めているかと問われれば断乎として「否!」の姿勢は貫きつつ在るのだ。そんなこんなの気負いも多少あってか、満天火のごとくの昼の日に、「担々麺」を食することになっていたのでありレポートをしてみたい。

場所は台東区内の繁華街からは多少外れたところにある「蒼龍唐玉堂」。昼の時間帯には地元のOLや会社員達で満席になってしまう繁盛店だ。誰もがここの「担々麺」を目当てにやつてくるのだが、黒いもの、白いもの、赤いもの、等々があって戸惑うかもしれない。

本日注文したのは「白担々麺」。白胡麻の風味が食欲をそそるとともに、スープに口を付けるとともに中華山椒の辛みが舌を刺激する。じわ〜っとしてまとわりつく様な緩い感じの辛みであるが、しつこいという訳ではない。唐辛子が子供の辛さならばこれは大人の辛みとでも云っておこうか。

涼しい昼食をとった時とを比較すれば、その後の汗だらだらの仕草はまことにみっともなかったというへせきものであろう。店を出てからコンクリートの歩道を歩いていく時の暑苦しい思いは筆舌に尽くしがたいものがあった。だがおいらは夏には夏の汗をかくことを、夏季の生活スタイルの作法であるとも心得ていたのであり、特別な習いも無くして汗っかきの夏に突入しているという訳なのであった。