アンコ椿は恋の花なのであろうか?

♪ あんこ椿は あんこ椿は
♪ あ・・・・あ すすり泣き

作詞 星野哲郎
作曲 市川昭介
唄 都はるみ

この「アンコ椿は恋の花」における「あんこ」というのは、当方方言による美女の形容詞だということであり、例えば沖縄方言の「ちゅら」という言葉に似ているのかもしれない。それはどうあれ、先日に調布市深大寺を散策した時に購入していた我が家の椿、岩根絞りの椿が、可憐な花を咲かせていたので、写真をアップしておきます。

白と紅白とのコントラストが思いの外にビューティフルであり、可憐な乙女が恋の花に身を焼き焦がれていくさまが、まさに都はるみのヒット曲のごとく可憐かつ鮮やかに浮かび上がってくるのである。

紅は紅のみでは単調な色彩であり、そこに白い色が加わることにより、云わばお邪魔虫が介入することにより、より恋模様をイメージさせていくのである。たかが紅色、されど紅色であり、そこにお邪魔に白が介入することによって、恋の色として定着するのであった。

只の紅色の「椿」。これはおいらの実家に生息していた椿の花である。