新宿ゴールデン街を巡る

たどり着いたのは、ゴールデン街の昔行きつけの店。

たどり着いたのは、ゴールデン街の昔行きつけの店。

昼ごろにボランチなるものを摂った後、何の気なしに新宿のガイドブックを手に取っていた。そして自然と足が新宿へと向かっていたのです。普段は通勤列車で通り過ぎる場所である。

まずは西口「ヨドバシカメラ」へ。先日購入したオリンパスペン用の予備バッテリーを買うためなり。西口散策も久しぶりで、帰郷者が群れ成す大型バスの発着拠点に出くわした。慌しく行きかいしている様を見ながら、おいらも明日は故郷に帰ろうと決めた。

思い出横丁を通り過ぎて東口へと移動する。もの凄い人ごみの中をかき分けて歌舞伎町の入り口にたどり着いた。歌舞伎町の門を潜ると日本人が大好きだという坂本竜馬さんの肖像写真が大きく貼られた、某立ち呑み屋が目に入った。まだ4時前だというのに営業していたので、久々の昼酒にありつくことになった。大サービス品のまぐろは未入荷とあって、仕方なくどこにもありそうな串揚げを注文することになる。数十分の時間をつぶして坂本さんの門を出た。ほろ酔い気分のおいらは、いつの間にか、昔に足繁く通っていたゴールデン街にたどり着いていた。まだ陽は落ちず明るかったが、馴染みだった店の門をたたいた。

「すいません。5時からなんですが‥」

というマスターの声。

「こんにちは。お久しぶり‥」

と、挨拶しつつ店に入ると、昔懐かしのマスターの顔があった。開店時前だというのに店内に入れてもらい、ハートランドのビールでちびりちびり。薄暗いランプの照明で、購入したばかりの「渋谷」(藤原新也著)を読んでいた。

「5時から女の子が入りますからね」

話を聞いていくうちに、若いキュートな女の子たちが切り盛りするお店にと成り変っていたのを知る。流石においらもびっくり仰天したものであった。そしてそう長くは無い時間をすごしてその店を出たのであった。お勘定は、以前に通っていたころに比べて格段に高くなったていた。このデフレのご時世にである。

新宿は、いつでも人を呑み尽くしている。そんなパワーを持った街だ。

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