第二の旬を迎えた「カワハギの干物」を食した

某釣りきち関係者によれば、今どきは「カワハギ」が狙い目の旬なのだそうな。フグの親戚で身もたいへんに美味だという。夏によく取れるが、この時季こそいわゆるカワハギの第二の旬であり、この時季の身が一年で一番旨いとの熱弁を繰り返していた。そうした事情もあり、近頃のもっとも関心度が高まっていたカワハギであるが、カワハギの干物というメニューに接したことから兎に角も一度は口にしたいと注文したのである。

まず目にしたところ、白身の干物としての珍しさや艶に興味を強くされた。生のカワハギではないが、何となく生魚の珍重さを感じ取っていたし、口にしてからもまたその思いは変わらなかった。味付けは味醂干しの上品な味わいであった。