京成立石「鳥房」の名物「若鶏唐揚げ」を食す

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京成線「立石」駅を下車してすぐのところに位置する「鳥房(とりふさ)」に立ち寄ったのだ。鶏肉専門店のそこでの名物「若鶏唐揚げ」を食することが目的だ。

メニューを見ると「若鶏唐揚げ 時価」とある。怯むことはない。時価の詳細はといえば、600円、630円、650円、680円の4種類という説明だ。少々悩んで、680円のものを注文した。

若鶏をまるごとに揚げる、素揚げするというシンプルかつ豪快な調理法にて提供されるのだ。注文してから約30分あまりの短くない時間を瓶ビールと少量のお通しで過ごすのだが、その間には否が応にも食欲が刺激されていく。待ち飽きた頃になって漸く若鶏唐揚げが目の前に現れたのだ。

若鶏の薄くて新鮮な皮がパリっとはじけ、身をほぐすと中から鶏肉のジューシーな香りが立ちのぼる。その身を頬張れば、若鶏独特の繊維質の身が口腔の中にあふれていく。こんな鶏料理を味わえる居酒屋を他に知らない。

■鳥房(とりふさ)
03-3697-7025
東京都葛飾区立石7-1-3