「昆布の味噌汁」で温かなほっこり感を堪能する

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昆布から摂った出汁をたっぷりと使って「昆布の味噌汁」をつくったのだ。乾燥した昆布から煮た昆布出汁をとって、出汁をとって柔らかな昆布を細切りにして具にしていた。合わせた食材はと云えば舞茸とほうれん草。昆布出汁にも相性バッチシであり、とても温かく食することとなっていた。

当メニューは時々思いついたようにして、此の味噌汁をつくって味わいたくなる。普段のかつお節味とはひと味ちがっていて味わい深く、ほっこり感はこちらのほうがはるかに上である。

これから「和食」がユネスコ無形文化遺産に申請されるということだが、カツオ出汁に加えて昆布出汁がまた、和食こと日本料理の基本であることは明らかである。そんなことを味わい深く感じ取っていたのである。