魚肉の赤いソーセージも侮るべからず

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上に示した写真は、か日食したソーセージ3種のセット料理。豚肉を詰めたドイツ風のものから茶色い羊肉を用いた「ウインナー」と呼ばれるもの、魚肉を用いたもの、等々の種類が存する。

中でも子供のころからポピュラーで馴染みだったのが、魚肉を使った赤いソーセージ。赤い色はコチニール色素などの着色料からきているのでけっして身体には良くないのだが、それでも愛着はある。ドイツをはじめとする欧州的食文化とは異質なる、日本的食文化の一端をこの赤い魚肉ソーセージが示しているのではなかろうか。

主な原材料はスケトウダラ等の魚身であり、そのままでは見た目の華やかさに欠けることから赤い着色料が用いられるようになったようであり、今でこそ着色料の無い薄赤味色のものが出回っているが、あまり食べた心地がしないというのか、薄味というのか、興醒めに感じることが多いのである。だからこそたまには、赤い色艶のある魚肉ソーセージにありついたりすると、古き食生活などが偲ばれるのであり、けっして侮ることなどできないのである。