新穂高ロープウェイで雲上散策

新穂高ロープウェイで雲上散策

雲の中を抜けて標高2156mの終着点駅に到着した。ここ西穂高駅展望台からの眺望は、かの「ミシュラングリーンガイドジャパン」にも2つ星として掲載さ れており、国際的にも著名な眺望となっている。だが本日は冬日である。宿の主人はおいらがロープウェイに乗ることを告げるや否や「今日は何も見えません よ…」と、とても事務的な口調で告げたものだった。何度も訊ねて勝手知っている場所へのコメントなのだろうが、遠くからの来客への期待感をも殺ぐような発 言には些かむっとしていた。

 

新穂高ロープウェイで雲上散策

新穂高ロープウェイで雲上散策

奥飛騨温泉郷を旅しているおいらは、第1、第2の「新穂高ロープウェイ」で西穂高へと雲上スリップ、まるで雲上散策のような格別なる経験を味わったので紹介しておきます。

 

新穂高ロープウェイで雲上散策

新穂高ロープウェイで雲上散策

 

新穂高ロープウェイで雲上散策

新穂高ロープウェイで雲上散策

 

新穂高ロープウェイで雲上散策

新穂高ロープウェイで雲上散策

 

「新穂高温泉」の雪見露天風呂

「新穂高温泉」の雪見露天風呂

まずは名物の露天風呂につかる。粉雪の降る景色の中での雪見風呂は格別だ。おそらく氷点下であろう外気はこれ以上ないくらいに肌寒いが、湯の中に沈めた身体はぽかぽかと内側から温かく、清涼な気が身体中を駆けていくようである。 夕食にはこの地の名物、飛騨牛肉を朴葉味噌で陶板焼きにしたものや、「熊汁」という熊の肉を煮込んだ汁物などが並べられ、久しぶりの贅沢な晩餐。寒い季節だからこその信州の旅の醍醐味なのだ。 宿泊した「深山荘」は、蒲田川にかかった吊り橋を歩いて渡ってチェックイン。背景の山々と宿とが織り成すモノトーンの光景は、古の水墨画を想起させるものであり、おいらも吊り橋を渡りながら、何度もカメラのシャッターを押していた。

 

「新穂高温泉」の雪見露天風呂

「新穂高温泉」の雪見露天風呂

 

奥飛騨「新穂高温泉」

奥飛騨「新穂高温泉」

 

奥飛騨「新穂高温泉」

奥飛騨「新穂高温泉」

JR中央線の松本駅を降りて奥飛騨へと向かった。松本には雪景色で迎えられたが、例年に比べて今年の降雪量は少ないという。昨晩久しぶりに降った新雪なのだと云い、バス運転手はしきりに「異常気象だ」とアピールしていた。バスに乗車して1時間半程度を過ぎたころ、岐阜県高山市内の平湯温泉にて乗り換え便を待つ。やはり飛騨の北、日本の屋根とも称される北アルプスに抱かれる地帯だけあり、ここはもう完全な雪景色の中。バスを乗り換えてそこから約30分、奥飛騨温泉郷の最奥の「新穂高温泉」に到着したのだ。

 

飛騨牛の朴葉味噌焼き

飛騨牛の朴葉味噌焼き

夕食にはこの地の名物、飛騨牛肉を朴葉味噌で陶板焼きにしたものや、「熊汁」という熊の肉を煮込んだ汁物などが並べられ、久しぶりの贅沢な晩餐。寒い季節だからこその信州の旅の醍醐味なのだ。