田中慎也氏の「共喰い」文庫版が発行。瀬戸内寂聴さんとの対談が面白い(2)

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昨日の、文庫版「共喰い」に関する記述の続きである。田中慎也氏による芥川賞受賞作の「共喰い」は、田中氏の日本語に対する稀有なる扱いの妙というものが見て取れるのであり、これは瀬戸内寂聴先生も認める才能である。然しながらに、小説家には扱うジャンルの向き不向きということが厳然として存在し横たわるのであり、田中慎也氏は、どうも恋愛ものを苦手としているようなのであり、寂聴先生もそんな田中氏に対して、愛情のこもったはっぱをかけているのだと、おいらは感じ取っていたのである。恋愛はもっとしなさいだとかいう寂聴先生が語った語感の端々にに、そのことが見て取れるのである。

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