ジレンマ同士の二者会談

ともにキャンバスにアクリル他ミクストメディア P10号

今年描いた近作の二作品ですが、ともに人間とそれ以外のいのち全般がジレンマを抱えて右往左往する様子、様態をイメージして描いたものです。二者が会談した背景には、現代社会においていかにジレンマが人間を含むいのちたちを痛みつけているかという、喫緊の情勢が反映されているのでありました。ジレンマ担当精霊たちは、先ずは、現代社会が様々ないのちを締め付けている現状を憂いた後、その解決策について喧々囂々の議論を戦わせたのでありました。その結果として目立った結論は出なかったのではありますが、それ以上に有益な結果としてもたらされていたのが、「ジレンマ突破」への可能性に対するものであったと云われるのです。

【ジレンマ突破作戦】
ジレンマ同士の二者会談から浮かび上がった成果の一つが、ジレンマを抱えるいのちたちの協働作戦によるジレンマ突破が可能であるということでした。即ち、ジレンマを抱えるいのち同士が協働することにより、かつては考えられなかった成果をもたらし得ることが確認されたのです。

明らかにされた「ジレンマ突破作戦」の概要は、以下のとおりです。ジレンマとは抑々は、相反するベクトルの力がいのちに対してマイナスに働きかける様を云うものですが、ジレンマを抱えるいのち達が協働的に働きかけることによって、それまでは無かった、想像さえ出来得なかった新たなベクトルを産み出していくのだということです。まさしく協働的、共鳴的な新しいベクトルが示されたのであり、新たに産み出されたベクトルは、相乗効果的にエネルギーを倍増していき、見事なるジレンマ突破作戦を敢行したのでありました。見えていない道でも、ジレンマ突破作戦はその先を示していたのでありました。

精霊たちの四者会談Ⅲ

ともにキャンバスにアクリル他ミクストメディア 中上F10号、右上P10号、左下P10号、中下F10号

精霊者たちの有志が頑張って、コロナウィルス撲滅に協力して活動していることについての近況についてであります。ワクチンに関するデマゴギーを発するデマゴーグたちへの撲滅作戦が展開されたのです。

【デマゴーグ撲滅作戦】
そもそも、デマゴギーを振りまく者はデマゴーグと呼ばれていますね。そしてデマゴーグたちが発するデマを拡散させるのは、ネット界にも散在している追従者たちの振る舞いが拍車を掛けているのです。デマゴーグたちの一言一句を金科玉条のごとくに崇め上げてしまうという困った奴らの集団です。デマゴーグに対しては勿論、デマを振り撒き拡散させるそんな追従者たちにも対策が行われたという訳なのです。ある種のマインドコントロールを受けた追従者たちは、日が経つにつれてデマゴーグたちの悪質な企みを学んでいきながら、即ちマインドコントロールを解いていき、次第に、徐々にではあるのですが、マインドコントロールの呪縛から解放されていったのでした。

その後、精霊の自主独立的集団たちが語ったことによると、デマゴーグたちに対し、精霊たちは伝統的なプロレス技であり、それを進化させた独自の必殺技でもある「精霊スープレックスホールド」という技をかけて、ぎゅうぎゅうにやっつけて締め付けあげて、敵のデマゴーグの首根っこを押さえつけてやり、最後には敵たちの反撃の芽をつむってやったそうなのです。これが実にとても効を奏しておりまして、それ以来は、デマゴーグたちもほとんど悪さをできなくなったと云い伝えられているのでした。目出度し。

遷移するいのち

キャンバスにアクリル他ミクストメディア F100号

以前からエスキース的に、あるいは小品的に描き込んでいるテーマがこの「遷移するいのち」のシリーズですが、先日から100号キャンバスに描いてみたいという欲求に駆られ、このたび描き進めているのでした。100号キャンバスと云えば、主要美術館に出展する際の作品の基本的な大きさであり、主要テーマの一つであるこの「遷移するいのち」を、多少の時間が掛かっても、メイン作品のひとつとして描き尽くしていきたいと考えているところなのです。

ところで閑話休題。知人の美術教師をしている女性は、かねてから制作途中経過の画像を堂々と公開し、それを観る教え子たちへの手本としていました。それを観た時、僕には到底できない芸当だなと思ったことを、今になって感じています。何となれば、制作途中の作品と云うものは批判度満載、突っ込み御勝手ではあり、これまで僕にとって、外部の目からはシャットアウトすべき代物だったのです。その美術教師の制作過程が完成作品へとスムーズに進んでいくのとは対照的なのです。制作途中の作品公開というのは、あり得ない行為でもありましたので、そうした意味においてもまた、未知の領域に踏み出しているのかもしれません。

精霊たちの四者会談Ⅱ

2021-07-01_01s

ともにキャンバスにアクリル他ミクストメディア 左上よりP10号、右上F10号、左下P10号、右下F10号
精霊たちの精鋭4者が集った四者会談の続報です。彼らはまず、コロナウイルス撲滅作戦の要を、デマゴギーの排除だとして、以下のような作戦敢行を示しつつ、実行におよんだのでありました。
【デマゴギーを排除すべし】
現在日本の人間社会には、新型コロナワクチンにおける様々なデマゴギー、フェイクニュース、偽情報の類いが蔓延っています。このデマゴギーを排除することが、精霊たちが自ら担った使命のひとつとなったのです。彼らが人間と協同して色々調べた結果、国内に蔓延するデマゴギーの発信元は海外のC国からであるという情報があり、「日本をこの際、鎖国すべしだ」という強硬な意見も某参加者からは発せられたのですが、今や国際国家となった日本には相応しくないと、即座に却下されたのでした。そして新たに提案されたのが、デマゴギーを無力化させる作戦でした。
米国におけるフェイクニュース以上に問題であり、悪質なのが、現在我が国のSNS上にて席巻されている海外からの発信におけるデマゴギーであることを、精霊会議出席者たちが確認するとともに、デマゴギーに対する作戦を集中的に議論したのでした。4者の精霊たちが秘かに練っていたデマゴギー無力化作戦とは、以下のようなものでした。
一言で云えば、「デマゴギーにはデマゴギーワクチン」という訳であります。ワクチンとして無毒化されたデマゴギーを注入することにより、デマゴギーの免疫を付けるという作戦でした。例えば「注射は怖いぞ、怖いぞ!!」というワクチンを、人が夢見る時間帯に秘かに注入することにより、「あー、何てこった! 注射が怖いわけなど無いだろうに・・」と、自主的に自省の機会を与えたという訳です。注射の事例に限らず、人間には後験的に非科学的な事象を受け入れる資質があり、(それは所謂一つのマインドコントロールなのですが)後験的体験を排除して、改めて人間の先験的叡知を植え付けようというものなのであります。まさに精霊たちと人間たちとの協同的なオペレーションが作動しているとということなのでありました。

アンバランスな精霊の肖像

2021-06-28_01s

キャンバスにアクリル他ミクストメディア F30号
精霊たち全般に共通することですが、彼ら彼女らはアンバランスな姿表情が特徴です。もともとアンフォルメルな霊界の生き物たちはバランスには無頓着であり、自ずからアンバランスな姿表情を示しているのです。これは人間社会には必ずしも長所とは見做されないようですが、精霊はじめ妖怪たちには常識的な価値観です。彼らの能力を充分に発揮して活躍してもらうには、この価値観を理解する必要があります。
願わくは、人間たちも彼ら精霊に対しては、おおらかな気持ちで接してくれんことを。妙に独善的にバランスばかり追求する美学者たちには退場してもらうのが良いかもしれません。

 

精霊たちの四者会談Ⅰ

2021-06-25s

ともにキャンバスにアクリル他ミクストメディア 左上よりF10号、右上P10号、左下F10号、右下P10号

今回アップしたのは、ある作戦会議を開く目的で、里の湖畔に集った4名の精霊たちです。作戦会議のテーマは、何を隠そう人間社会における重大テーマの「コロナ撲滅作戦」でありました。

とはいっても、彼ら精霊たちはといえば、お互いに初めて同士の初対面なのであり、ぎこちなさも際立っていたのだったのですが、それぞれの思いや主張をぶつけあって、有意義な時間だったと思います。精霊たち自身が振り返っています。人間たちに降りかかった災厄を駆除解決するために、精霊たちが助っ人として一役背負っていこうという、とても有難いものであるのです。今年に入ってからは、人間たちがもっとも重大な武器として開発したのが「コロナ・ワクチン」なのですが、彼ら精霊たちはこの効果効能を充分に発揮させるために尽力してくれると宣言をしたのであります。我思うに彼らの働きには独自のものがあり、あまり人間社会での世間的には受け入れられないもの等も色々とあったのであります。彼ら精霊たちのの功績等々については、これから以降の投稿で順次述べていきたいと思います。

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精霊新人の肖像

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キャンバスにアクリル他ミクストメディア P10号

まずは今回のモデルになってもらった精霊さんはと云えば、先ごろ精霊デビューを果たしたばかりの新人でした。彼は昔からの知人の甥っ子でもあり、ポーズなどは決まったところもなく、初々しい仕草がとても印象的なのでした。

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着飾った精霊の肖像

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キャンバスにアクリル他ミクストメディア P10号

今回モデルとなってもらった精霊は、少々着飾った真似をして僕のアトリエに現れたのです。
「随分おしゃれして来たねぇ・・」
「いや、そんなことないですよ・・」
「独特なセンスが良いねぇ・・」
「ありがとう・・」
等々といった他愛ない会話をして感じたのは、とてもシャイだったということです。年齢や性別のことは特別に聞き出すことはなかったが、とてもおめかしした彼(彼女?)の姿は、とても若々しく、そしてエネルギーを醸し出していたのでした。

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精霊の肖像

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キャンバスにアクリル他ミクストメディア F10号

先日、従姉妹の家族が我が家を訪れたおり、作品が飾っている居間に腰を掛けるとおもむろに、「何故、活っちゃんは精霊ばかりを描いているの?」と問われ、ちゃんとした返答ができずに、しどろもどろになってしまいました。その反省などから、近頃になって考えたこと等を述べていきたいと思います。

 

改めて考えてみました。まずは、そもそも何故に僕が「精霊」をモチーフにしているのか? ということについて。僕の描く対象はといえば、かねてから、「野獣」「猛禽」等々であったのですが、そもそもモチーフとなっていた彼ら野獣、猛禽たちは、現実に存在する対象ではなくして、僕の想像上の生物でもありました。その延長上として数年前から「精霊」たちがターゲットとなったのです。

 

そのきっかけは、振り返ってみれば、稀有な偶然が重なっていました。その数日前の僕の夢では、夢の世界中ではもう数十年前からずっと旧知であった妖怪たちからの、歓迎の宴にまたまたのようなノリで招待されていました。天然野菜中心の御馳走でもてなされた後に、何人かの妖怪さんたちに紹介されたりしていました。「何人」と書いたのは、勿論妖怪さんたちは人間ではないのですが、かといってそれ以外の言葉が見つからなかったということなので、細かいことを気にする人には容赦願いたいのですが。それはそうと妖怪さんたちはその日もとても友好的に対応してくれたので、とても有難く思ったことを覚えています。そんなこんながあり、夢の気分が収まらなかった或る日に、これまた偶然にも、まさに日中の実生活において、とても稀有な出逢いがあったのです。それは白日夢のようでもありました。

 

推察するには、未だ成仏できないであろう昆虫類や猛禽類たちが僕の住処に押しかけて、この僕に成仏のための読経を求めたのです。それは突然のことではありましたが、自身に顧みても思い当たる節がないこともなくて、喜んで読経に参加していたのでありました。臨席したお坊さんには面識があり、とても親しくしていただいたこともあり、読経の言葉一つひとつにうっとりとなっていたのですが、まさにその時に、ドラマが起こったという訳です。読経に参加していた猛禽たちや妖怪たちが、こぞって口にしていた言葉でした。「精霊 Lives Matter!!」 「精霊たちの命は大切だ!」 といった言葉のうねりが一気に沸き起こったのです。言葉のうねりが共鳴のうねりとして、人間の一人である僕に襲い掛かっていました。

 

実は妖怪たちの世界でも、精霊たちは絶滅危惧種として、特別な存在とされてきました。決して精霊たちは妖怪の世界の優等生ではないのです。特に近年は、一部の心無い人間たちからのいじめや暴力が相次いでおり、精霊らしさを発揮する機会が失われているのでした。彼ら妖怪たちが一気に声を上げたのには、そんな背景があったのです。元々はかたちを持たない精霊たち、妖怪たちには、生命の保証はありませんが、彼らの命こそが、我々人間たちにとっても重要なのだというとてもエキサイティングな主張でした。読経の後に巻き起こった「精霊 Lives Matter!!」 「精霊たちの命は大切だ!」 といった言葉のうねりといったうねりは、参加者たちを奮い立たせ、精霊たちを決して絶滅させないことを確認し、終了したのでありました。

 

或る日中に引き起こされた、云わば白日夢的なドラマの概要は、以上の通りです。それは新型コロナという疫病が猛威を振るっていることの予兆のような光景でもありました。災厄発生の瞬間の記憶が、デジャブとして鮮明化されたのかもしれません。デジャブ、あるいは白日夢にうなされた後に、僕が瞬間的にとった手段はといえば、そんな記憶を定着させるために、その物語的主人公の精霊をモデルにして、絵画的手段によって描くことでした。そうして現在の「精霊」シリーズの制作につながっていると云ってよいでしょう。

 

再会&再開2021

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キャンバスにアクリル他ミクストメディア F30号

以前同じテーマ、モチーフで描いたものを、F30号のキャンバスにリメイクした作品です。旧友に再会し、新しく再開をスタートすることをイメージしました。コロナ禍が続く限り、このテーマは継続して描くことになっていくでしょう。

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憂鬱な精霊の肖像2021

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キャンバスにアクリル他ミクストメディア F10号

数年前から僕自身のモチーフとなっている「精霊」を久しぶりに描きました。憂鬱な表情を見せる精霊の姿には、何か現代の人間たちが忘れようとしているものを示しているようです。それかあらぬか、このような精霊たちの姿、表情、等々は、僕にとって、肖像画モデルとして申し分のないモデルとなっているのです。これからも継続して精霊たちにはモデルとあり続けてほしいという思いを強くしているところなのです。

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ジレンマⅡ

2021-05-13_01s

キャンバスにアクリル他ミクストメディア P10号

いまの僕がいわゆる一つの「ジレンマ」の最中であることは前作のキャプションに書いたことですが、ここにきてまた新しい発見がありましたので述べていきたいと思います。実はこのジレンマ状態という代物は、決して忌避すべきものではなくて、ある意味では愉しい状態なのではないのか? という思いを強くしているのであります。そこには張り詰めた感性の交錯が存在し、ピリピリとした稀有的な刺激があったということ、さらにまた、新しい自分自身の発見に役立っているということ、等々のことからも、これからも仲良くジレンマと上手に付き合っていきたいと思っているのです。

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「小林活夫ギャラリー」でも作品を公開しています。
▼こちらもぜひご覧ください。
http://midori-kikaku.com/gallery/

ジレンマ

2021-05-08_01s

キャンバスにアクリル他ミクストメディア P10号

人生の岐路に向かい、人がとるべき方法は一つではない。様々な選択肢があり、どの道を行こうと自由である。人間にとって自由とは人間であるべき必須の条件であるとともに、逃れべからざる条件でもある。‥‥そんなことを考えつつこの作品を描いたのですが、きっと現在の自分が、いわゆるジレンマの只中にいることなのかもしれません。

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闇夜鳥2021

2021-04-26_01s

キャンバスにアクリル他  F30号

 以前制作した「闇夜鳥」をテーマに、本年度版としてリメイクした作品です。昨今の長引くコロナ禍の影響を強く受けているとともに、制作場所(アトリエ)環境、生活スタイル環境、等々の変化も、画風に影響を与えていると思います。
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遷移

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キャンバスにアクリル他ミクストメディア P10号

例えば、闇の世界に光が注がれるとき、その世界は新しいビジョン、いのちを産み出そうとしている時間でもある。それはまさに「遷移」の瞬間である。光は様々な色をまとっており、決して一様な相貌を示してはいないのだが、そんな稀有な時間こそが、我々が追求すべき瞬間なのだ。

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再会&再開

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キャンバスにアクリル他 F100号

昨年描いた100号作品を、居間ギャラリーに移動して展示してみました。いつもの照明光に、花束も添えて、少々のお化粧も施してみました。僕にはとても愛着の深い作品なのですが、少々昔の作品である故に、よそよそしさをまとって佇んでいるようです。「飾る場所はここで好いのか?」と尋ねてみたら、「どうせ旅立つまでの仮の場所だろうから、別に構わないさ・・」等といった返事がきっと返ってくることでしょう。

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近作の10号作品3点

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2021-03-27_02

ともに、キャンバスにアクリル他ミクストメディア 左よりP10 号、F 10号、P10号

近作の10号作品3点を、居間ギャラリーに展示してみました。
日光の差し込む制作場所のアトリエとは違い、人工の照明光に照らされ並べられた作品たちは、少々気取ったたたずまいを醸していて、それが良いのか否かは判断に迷うところなのです。判断しようのない問題なのかもしれません。作品がいつも作家の望む環境で鑑賞されるなどはあり得ないのであり、行ってらっしゃいと、割り切って送り出す以外に仕方ありません。

遷移するいのち

2021-03-24_01

キャンバスにアクリル他 P10号

この世の中の全てのいのちには、遷移するべき位相があると思っています。その厳かなイベントに立ち会えたのは、ある日の深夜。いわゆる夢の中の出来事として遭遇したのでした。とてもラッキーな光景に遭遇したので、ドキドキ感が半端なく横溢していたことを記憶しています。その時の感動をタブローに記録しようと思いつつ描いたのが、この1点です。

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精霊たちの里

キャンバスにアクリル他 F100号

2021-03-13_01s

春が近づく今頃の季節になると、精霊の世界でもワクワクドキドキ感が横溢し、活動が活発化しているのが見て取れます。こういう気分は伝染性を持っているので、我々人間たちにも伝播しているものです。

アトリエから居間ギャラリーに移して、制作中の100号作品を飾ってみました。ギャラリー気分を味わうために、新しい照明を照らしてみました。効果のほどは……?

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再会&再開

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キャンバスにアクリル他 左=P50号 右=F50号

昨年から連作している「再会&再開」シリーズの新作です。自宅の居間ギャラリーに2点、並べてみました。

コロナ禍でこのテーマ作品を連作して1年以上が経ちますが、このテーマの重要性が高まっていることを感じます。疫病予防から人間と出会えない事の重み、逢いたい人との再会と、再開が実現することの重み、そうした重々しい環境から生まれたテーマであるゆえ、このままずっとこのテーマを引き摺ってしまいそうな予感です。

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