新人精霊の初邂逅

このインスタでも紹介した新人の精霊たち二者が、初邂逅を果たしたのは、我が家の居間ギャラリーであります。いずれも精霊界の将来を期待され、嘱望される若き有能なる霊者です。「ニューリーダー」などと書くとまるで自民党政治家たちの権力争いを連想させ、語感がすこぶる悪いのであり、あえてシンプルに「新人」と記しています。旧世代に比べると、オシャレ度が増したり、自信のポーズを決めたり、等々、インスタ映えすることうけあいです。男と女の邂逅ということもあり、今後は二者のロマンスが発展する可能性もあるのです。

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爽快な精霊の肖像

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F30号

久しぶりに描いた精霊シリーズの新作です。世の中の不条理に相対し、おしなべて憂鬱な表情の多かった精霊たちですが、今回描いたのは、とても爽快な表情が印象的な新人です。新人ですが、しかしながら若いというわけでもない。人生経験ならぬ霊者経験も豊富と見えて、ある時期の困難を乗り越えたたぐいの相貌さえ感じさせます。霊感も強いと見え、独特なエネルギーを発しているのが見てとれるのです。新しいタイプの精霊像と云ってよいかもしれません。


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白いページの中に

柴田まゆみさんが歌う楽曲「白いページの中で」の余韻が冷めない昨今の日々であります。先日アップした作品に手を加え、額装して飾ってみました。

白いページ上に、アクリル画材で手を入れながら、また白く塗りつぶしたり、他の原色たちを彩色してみたり、ページの輪郭を変更してみたり、等々の作業を行なっていくうちに、はじめは白かったページも、次第に収拾がつかない色彩のカオスと化していくのでした。それはまるで、若かった時の甘くて酸っぱい記憶が時間を経て老いていくのと機を一にしているようでもあり、不気味な感情に囚われてしまったのでありました。

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白いページの中に

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F4号

コロナ禍で家ごもりしているとはいえ、クラシック音楽ばかり聴いているわけではないのです。先日はふと、「ホテルローヤル」というキッチュな邦画のテーマ曲で流れていた「白いページの中に」という曲に、痛く回顧的情動の発露が禁じ得なかったのであり、このところ、隠れた名曲「白いページの中に」を聴いて過ごす時間が増えているのです。絵画制作にとっても、極めて良い効果を上げていると実感しているところであります。

作詞・作曲し、歌っているのは柴田まゆみさんです。この「白いページの中に」という楽曲は、思春期の思いを痛く搔きむしられていたという思いに満ちているのであり、この思いは当時の他楽曲にも比肩すべき名曲として、深く記憶に刻まれています。

今では、あみん、八神純子、岩崎宏美、藤田恵美、等々の有名歌手が、ユーチューブ等でカバーする名曲となっています。カバーする誰もが美声と歌唱力に長けたシンガー揃いです。然しながらより同曲の良さを表現するような歌手は残念ながら未だに現れず、柴田まゆみさんのオリジナリティーは完璧に維持されていると云ってよいのです。あの楽曲の稀有なアンニュイ性は、柴田まゆみさん以外に今時のどんな歌手でも真似することができない。それくらいの時代の名曲であろうと思うのです。

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皇帝×グレイト

ともにキャンバスにアクリル他ミクストメディア F10号、M10号

最近はコロナ禍での外出自粛生活の影響もあり、自宅でクラシック音楽を聴く機会が増えています。美術作品を制作する自身の環境に於いても、クラシック音楽はとても有効に働いていることを実感する毎日なのです。自由を制限される毎日にはありながら、ベートーヴェンやシューベルトたちクラシック界の巨匠が描いた音楽が、制作現場にもたらす影響は、巨大なものではあります。

さて昨今は、クラシック界の巨匠こと、ベートーヴェンとシューベルトの楽曲をテーマに連作をしてきたのですが、そんな巨匠たち二人の邂逅を意図して、二つの近作を同時に飾ってみたいと思いました。そして、いざ、自宅の居間ギャラリーに飾って展示してみたのです……。どんな会話が交わされたのか? とても興味深いものであります。


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糠漬け

無印良品のぬか床で漬けた糠漬けです。ほぼ二十四時間でしっかり漬け上がりました。これからの晩酌が充実していきそうです。

未完成

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F4号

先日描いた「未完成」に続けての、連作です。シューベルト作曲の「未完成交響曲」第二楽章を特にイメージしながら描いた作品です。表題の「未完成」の意味を噛み締めながら、第一楽章に続く、云わば「起承転結」の「承」であり、より幅広く展開された音楽のイメージを込めて描きました。余談ですが「起承転結」の「転結」が無いところが同作品の隠されたテーマでもあります。

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未完成

キャンバスにアクリル他ミクストメディア F4号

我が国ではシューベルトの交響曲と云えば、「未完成」交響曲が有名ですね。先日は「ザ・グレイト」をテーマに描いていますが、その後はずっともやもやを抱えていたのでありました。やはりここは、シューベルトの超有名代表的交響曲の「未完成」を描く以外に手段は無いなと判断し、特別な気合を入れて同作品を描いたのでありました。タイトルもそのままに「未完成」と名付けたのでした。

今作品も勿論のことですが、他の交響曲シリーズと同様に、シューベルト作の交響曲第八番「未完成」を聴きながら、アトリエでの格闘を行ったのでした。導入のフレーズがとても印象的であり、「未完成ここにあり!」そのままに、シューベルト音楽の世界観に引き込まれてしまいます。そして同作品と格闘しながら閃いたこと、感じ取ったことのひとつに、未完成ならではのメッセージの存在についてがありました。そもそも未完ならではと云うものは、完成作品に決して劣ることはない。それくらいに強烈なのです。

クラシック音楽界に於いて、交響曲と云うものはほぼ「四楽章」であると決めつけられています。様々な歴史的経緯によってのことなのでしょうが、云わばそんな決めつけられたクラシックの定義をひっくり返すのには、まさにシューベルトが行った「未完成」交響曲の発表が、画期的だったのではないのでしょうか…。それこそがクラシック音楽界の革命児としての行動だったのではないか…。エビデンスの無い個人的な推察ではありますが、とても大きな発見であったと感じています。

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ザ・グレイト

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F10号

これまた交響曲シリーズの一作です。カール・ベームさんが指揮したシューベルト作曲の交響曲「グレイト」を聴きながら描いた作品です。楽曲音の重厚感、光輝感はベートーヴェンやブラームスにも負けず劣らず秀逸であり、交響曲界にシューベルトの「グレイト」有りとの思いを込めて描きました。

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精霊たちもギャラリーデビューしました

ともにキャンバスにアクリル他ミクスドメディア F10号&P10号

先日まで開催されていた「自由美術群馬展」には、精霊たちを描いた小作品の3点が展示され、目出度くもギャラリーデビューを果たしました。昨今のコロナ禍の中、ひっそりとした会場で、出身地である、群馬県前橋市の関係者へのお披露目が叶ったので、ちょっぴり嬉しい気持ちです。


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自由美術群馬展

自由美術群馬展

コロナ禍でずっと発表の機会がなかったのですが、このたび僕の出身地で帰省先でもある前橋市内で「自由美術群馬展」が開催され、同展に出展しています。開催されたとはいえ、とてもひっそりとした展示会の模様です。群馬県内でも感染者増加の一途ですが、とにかく開催に漕ぎつけられたのでした。

■第56回自由美術群馬展
8月6日(金)~10日(火)
会場 ノイエス朝日
群馬県前橋市元総社町73-5
TEL 027-255-3434

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皇帝

キャンバスにアクリル他ミクストメディア M10号

カール・ベームさんが指揮したベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第5番 皇帝」を聴きながら描いた作品です。ピアノ演奏はマウリツィオ・ポリーニ。タイトルもそのまま「皇帝」と名付けました。重厚な弦楽器奏の中で一躍輝くピアノの調べは、この世のものではないくらいの稀有な調べであり、あらためてベートーヴェンの偉大さを感じ取る次第であります。

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ジレンマ×いのちの四者会談

ともにキャンバスにアクリル他ミクストメディア

異業種交流的会談が進んでいる精霊たちの世界なのです。様々なジャンルの専門家たちが集って、喧々諤々の議論を戦わせているのであります。特に昨今の話題と云えば、やはり、新型コロナウイルスに関することが、その中心とならざるを得ない状況でありまして、人間界の問題解決が最大のテーマとなっています。

翻ってわが国では、史上最低の無能総理をはじめとする権力者が行政を牛耳り、国民のいのちを危機に晒していることもあり、いのち達へ期待するところが益々巨きく膨らみ上がっているのですね。


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運命

キャンバスにアクリル他ミクストメディア F4号

カール・ベームさんが指揮したベートーヴェンの「運命」を聴きながら描いた作品です。タイトルもそのまま「運命」と名付けました。この「運命」というタイトルはベートーヴェン自身が名付けたものではなく、のちになって「運命が扉をたたく」とベートーヴェンが語ったことから、通称的に名付けられたものというのが一般的定説ではあります。それはともかく、こうした有名な交響曲と現代美術とのまぐわいは、ジョン・ケージしかり、クラウス・シュルツェしかりと、様々に形を変えて紡がれていくものでありますが、歴史を超えて紡がれている「運命交響曲」の存在感は別格に思うのです。

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田園

キャンバスにアクリル他ミクストメディア F4号

巨匠指揮者のカール・ベームさんが指揮したベートーヴェンの「田園」を聴きながら描いた作品です。タイトルもそのまま「田園」と名付けてみました。クラシック音楽界の巨匠であるカール・ベームさんは、おいらが最も敬愛する音楽家のひとりでもありました。ベートーヴェンを聴くならば、カール・ベームさん以上の指揮者はいないと思うのです。おいらの基本的趣向性の基本であるとともに、様々な感化を受けての、偏愛的な趣向性ともなっているのです。


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いのち×いのちの二者会談

ともにキャンバスにアクリル他ミクストメディア P10号

昨今のいのちを軽んじる風潮が、わが国日本に限らず世界に伝播しているというこの状況に、二者の霊者たちが集い、対策を協議したのでした。そもそも、東京五輪の関係者が過去のいじめを誇らしげに語り、それを掲載し拡散させたマスコミや、ネット界に批判が巻き起こっていることからの、緊急招集された集いでもありました。基本は、いのちの尊重であります。人間に限らずあらゆる生き物たちには神聖ないのちを有しているのであり、誰もがこのいのちを汚すことができないのです。現実的に見れば、いのちを圧殺する国家や組織、等々の様々な集団が蔓延っており、人間たちのいのちを守っていくことが、彼ら霊者たちに与えられたミッションだということになります。いじめ当事者たちへの対応については、侃々諤々の議論が発出しており、確たる結論が出ないようです。この先の行先に益々注目が集まっているのです。

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遷移するいのち

キャンバスにアクリル他ミクストメディア F100号

先週制作途中でアップした、F100号の新作です。本日、とりあえず脱筆することにして、鉢植えの植物を添えて、居間ギャラリーに飾ってみました。「遷移」シリーズの代表作の1点としての完成を目指していますが、しばらくは自分の手を放してみることで、また新しいビジョンが湧いてくるかもしれないという期待とともに、しばし距離を離れて見つめていきたいと思います。

ジレンマ同士の二者会談

ともにキャンバスにアクリル他ミクストメディア P10号

今年描いた近作の二作品ですが、ともに人間とそれ以外のいのち全般がジレンマを抱えて右往左往する様子、様態をイメージして描いたものです。二者が会談した背景には、現代社会においていかにジレンマが人間を含むいのちたちを痛みつけているかという、喫緊の情勢が反映されているのでありました。ジレンマ担当精霊たちは、先ずは、現代社会が様々ないのちを締め付けている現状を憂いた後、その解決策について喧々囂々の議論を戦わせたのでありました。その結果として目立った結論は出なかったのではありますが、それ以上に有益な結果としてもたらされていたのが、「ジレンマ突破」への可能性に対するものであったと云われるのです。

【ジレンマ突破作戦】
ジレンマ同士の二者会談から浮かび上がった成果の一つが、ジレンマを抱えるいのちたちの協働作戦によるジレンマ突破が可能であるということでした。即ち、ジレンマを抱えるいのち同士が協働することにより、かつては考えられなかった成果をもたらし得ることが確認されたのです。

明らかにされた「ジレンマ突破作戦」の概要は、以下のとおりです。ジレンマとは抑々は、相反するベクトルの力がいのちに対してマイナスに働きかける様を云うものですが、ジレンマを抱えるいのち達が協働的に働きかけることによって、それまでは無かった、想像さえ出来得なかった新たなベクトルを産み出していくのだということです。まさしく協働的、共鳴的な新しいベクトルが示されたのであり、新たに産み出されたベクトルは、相乗効果的にエネルギーを倍増していき、見事なるジレンマ突破作戦を敢行したのでありました。見えていない道でも、ジレンマ突破作戦はその先を示していたのでありました。

精霊たちの四者会談Ⅲ

ともにキャンバスにアクリル他ミクストメディア 中上F10号、右上P10号、左下P10号、中下F10号

精霊者たちの有志が頑張って、コロナウィルス撲滅に協力して活動していることについての近況についてであります。ワクチンに関するデマゴギーを発するデマゴーグたちへの撲滅作戦が展開されたのです。

【デマゴーグ撲滅作戦】
そもそも、デマゴギーを振りまく者はデマゴーグと呼ばれていますね。そしてデマゴーグたちが発するデマを拡散させるのは、ネット界にも散在している追従者たちの振る舞いが拍車を掛けているのです。デマゴーグたちの一言一句を金科玉条のごとくに崇め上げてしまうという困った奴らの集団です。デマゴーグに対しては勿論、デマを振り撒き拡散させるそんな追従者たちにも対策が行われたという訳なのです。ある種のマインドコントロールを受けた追従者たちは、日が経つにつれてデマゴーグたちの悪質な企みを学んでいきながら、即ちマインドコントロールを解いていき、次第に、徐々にではあるのですが、マインドコントロールの呪縛から解放されていったのでした。

その後、精霊の自主独立的集団たちが語ったことによると、デマゴーグたちに対し、精霊たちは伝統的なプロレス技であり、それを進化させた独自の必殺技でもある「精霊スープレックスホールド」という技をかけて、ぎゅうぎゅうにやっつけて締め付けあげて、敵のデマゴーグの首根っこを押さえつけてやり、最後には敵たちの反撃の芽をつむってやったそうなのです。これが実にとても効を奏しておりまして、それ以来は、デマゴーグたちもほとんど悪さをできなくなったと云い伝えられているのでした。目出度し。

遷移するいのち

キャンバスにアクリル他ミクストメディア F100号

以前からエスキース的に、あるいは小品的に描き込んでいるテーマがこの「遷移するいのち」のシリーズですが、先日から100号キャンバスに描いてみたいという欲求に駆られ、このたび描き進めているのでした。100号キャンバスと云えば、主要美術館に出展する際の作品の基本的な大きさであり、主要テーマの一つであるこの「遷移するいのち」を、多少の時間が掛かっても、メイン作品のひとつとして描き尽くしていきたいと考えているところなのです。

ところで閑話休題。知人の美術教師をしている女性は、かねてから制作途中経過の画像を堂々と公開し、それを観る教え子たちへの手本としていました。それを観た時、僕には到底できない芸当だなと思ったことを、今になって感じています。何となれば、制作途中の作品と云うものは批判度満載、突っ込み御勝手ではあり、これまで僕にとって、外部の目からはシャットアウトすべき代物だったのです。その美術教師の制作過程が完成作品へとスムーズに進んでいくのとは対照的なのです。制作途中の作品公開というのは、あり得ない行為でもありましたので、そうした意味においてもまた、未知の領域に踏み出しているのかもしれません。