ブラックボックス

今月発表された芥川賞受賞作の「ブラックボックス」を読みました。もとより芥川賞と云えば、かつての天才作家の太宰治さんも村上春樹さんも、ともに受賞を外されたなどという、汚点満載のいわく付き文学賞ですが、一つは、受賞作品のタイトルに惹かれたことや、テレビに映った受賞者・砂川文次氏の面構えに思わず知らず感情移入してしまったこと等から、ふと何年かぶりで受賞作品掲載「文藝春秋」誌を手に取ったというわけなのでした。

読み進めるにつれ、タイトルの「ブラックボックス」とは、表舞台としての一般社会からは隔絶された、非正規労働現場だったり、監獄内の日常現場だったり、不甲斐ない男女の在様だったりすることが合点され、結局最終頁まで興味を削がれることなく読了したのでした。特に後半部分は、同じく監獄生活をテーマにして描かれたソルジェニーツィンの「収容所列島」を彷彿させるところ等もあり、それなりに充実した読書体験となったのです。

「ブラックボックス」とは時代や社会につれて姿形は変えども、常にその存在は身近なところにあることを、忘れることなく生きていくことは重要なことと再認識。せっかくの読書体験が風化しないうちにと、自分自身に急かされながらエスキースとして描いたのが、タイトル「ブラックボックス」と名付けた下に記す作品です。

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F4号

谷川俊太郎がトレンド

先日、Googleさんからの思いがけない通知メールがありました。その内容というのは、2009年から続けている我が「小林活夫のブログ」の某ページが、急激にアクセスを増やしているというものなのであります。

そのブログのページとは、詩人の谷川俊太郎さん絡みのものでした。誰もが知る巨匠詩人の谷川俊太郎さんですから、もしかお亡くなりになったのか?という気持ちが先行したのではありますが、事実はそういうことではなくて、高齢で巨匠詩人の谷川さんが新しく絵本を出版することになったということのようなのです。未だその絵本は読んではいませんが、天晴の思いを強くしているのであります。

Googleから通知された調査内容をよく吟味したところ、この1か月の間に380のページビューがあったというのです。1日平均で10件以上のアクセスが集中的連続的ににあったということはとても驚きでした。

ブログに記したページ内容は、スイス出身の画家・パウル・クレーの画集「クレーの絵本」に、俊太郎さんが「黄金の魚」というオリジナルな詩を書いて提供したという形をとっているというもので、画集と詩集とのコラブレーション的共作についての紹介ページです。この画集こそは感動的な1冊。まさに僕の愛蔵コレクションの中でもトップクラスの1冊ではありますので、これからも大切にしていきたいと思います。

共にキャンバスにアクリル他ミクスドメディア 左=F10号 右=P10号

近作2点を並べて飾ってみました。作品中の主役たちが隣り合って、語り合って、触れ合って、何かしらの化学反応が生じ、さらには新しい視界が開けていくのではないかと期待しています。一昔前の江戸下町に棲む人々がそうであったであろう、懐かしい景色を見ることができそうな、そんな予感がするのです。


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ひとつの花

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F1号


SMAPの歌うものに「世界で一つだけの花」というヒット曲があります。僕も好きな曲の一つであり、男性アイドルといった人たちが嫌いの僕でも、たまにカラオケ店でこの曲を歌ったりしています。花屋の店先に並ぶ花々も良いですが、もっと良いのは、自ら描く、世界に一つだけの花なのではないでしょうか? そんな思いを込めて、新作小品を描いてみました。これからも連作したくなるテーマであります。

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