「ほうれん草のベーコン炒め」に舌鼓

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「ほうれん草のベーコン炒め」を食したのだった。とても美味なりである。冬から春へのほうれん草の風貌には皺が深くに刻まれていており、見るからに分厚い雪に押し潰された凍えた畑の風景を容易に想像させている。上に伸びようとしても巨きな圧力に阻まれて伸びることが出来ないで、根を張るように伸びている、まるでぐれた少年少女のようにひめたる生命力の存在を感じ取らせるのに充分な姿かたちなのである。

喉と胃袋に優しい「ふわふわオムレツ」の味わい

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美味しいオムレツを食べることができたのだ。喉を潤す清涼な味わいを感じつつ、胃袋にも優しかった。美味しいものは箸とともに酒がすすむのは何時ものこと。ふわふわとして柔らかくそしてクリーミィである。この触感は他には見られない代物ではある。近頃の大衆居酒屋で美味いオムレツを出す店は少なくなっている。手に職を付けた味職人が減ったということ、そして悪しきコスト追求がその要因ではあろう。時間とコストを天秤にかけたコストパフォーマンスはこれに勝るものはないと云えよう。そんな状況の中で美味いオムレツを出している居酒屋のメニューには、敬服に値するのである。今や多くの大衆居酒屋の主的アイテムは揚げ物であり、時間とコストを天秤にかけたコストパフォーマンスはこれに勝るものはないと云えよう。そんな状況の中で美味いオムレツを出している居酒屋のメニューには、敬服に値するのである。

「やまん家」の八王子ラーメンに舌堤

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関東地方では真夏日とも云われる日には、昼食にていろいろ考えた挙句に地元グルメの八王子ラーメンを欲しくなり、食したのだった。今回訪れたのは八王子駅南口のらーめん「やまん家」である。其処のラーメンを、玉葱盛りにて食していた。濃厚な醤油ベースのスープに刻み玉ねぎのトッピングが特徴の八王子ラーメンを提供するニューウエーブ店である。醤油ラーメンには珍しく麺は細麺。濃厚なスープを充分過ぎるくらいに吸い込んで喉に入る麺の味わいはド~ンとしたインパクトだ。細麺が八王子ラーメンに適しているかについては疑問があるが、八王子ラーメンの個性的な一杯であることは間違いない。八王子市内には「八王子ラーメン」の名店が数十店、百店舗ほどが存在する。濃厚な醤油ベースのスープに刻み玉ねぎのトッピングが特徴の八王子ラーメンを提供するニューウエーブ店が「らーめん百馬」である。醤油ラーメンには珍しく麺は細麺。濃厚なスープを充分過ぎるくらいに吸い込んで喉に入る麺の味わいはド~ンとしたインパクトだ。細麺が八王子ラーメンに適しているかについては疑問があるが、八王子ラーメンの個性的な一杯であることは間違いないのである。

■麺工房 やまん家
東京都八王子市子安町4-10-9 西村ビル1F

玉葱が主役の「春玉葱の天ぷら」

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春玉葱の天ぷらで一献したのだ。この時期の玉葱は見るからに瑞々しくて、しかも天ぷらの具材にもってこいときている。よくあるかき揚げ天ぷらの主材料が玉葱だが、玉葱だけで天ぷらとして成立させてしまうほどの味わいが、春玉葱にはあるのである。輪切りにして揚げられたその天ぷらは、口にすれば春を感じさせるのだ。

そもそも玉葱には、血液をサラサラにする成分を含む食材としても注目が高まっている。成人病の原因とされる血漿を予防する成分としての硫化アリルが玉葱には多く含まれているのである。玉葱に含まれる硫化アリルという成分はビタミンB1の吸収率を高めるのであり、スタミナ増強にはもってこいではある。常温ではニンニク様の匂いがあるので扱いにくいのだが、少々の水分にて浸しておくことでこれを解消することが可能である。

前橋名物のとんとんうどんを味わった

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豚肉で町おこしをという掛け声で始まった上州前橋の料理が、トントン料理である。「トントン汁」はトントン料理を代表するメニューとして地元に浸透しつつ在る。前橋市内の名だたる料理人11人(チーム名:前橋の食を作る料理界の11人)が考案した前橋のオリジナル豚汁。その特徴とは下記の通りとされている。

1 群馬県産の豚肉と豊富な野菜を使い具だくさん。
2 きのこをバターソテーしてから入れるため、味はまろやか。
3 白と赤の合わせ味噌使用のため、コクがありちょっと洋食風。
4 〝豚のつみれ〟や〝ねじっこ〟(すいとんのようなもの)が入った昔懐かしい味。

一般的な豚汁ともけんちん汁とも違っていて、上州前橋の土着的な風土にマッチした味わいが伝わってくる。ちょいと甘辛な味がしつこくもあるが、却って土着的な特徴を際立たせているのである。ゴボウ、ジャガイモ、大根、コンニャク、等々の根菜類に厚揚げや小麦粉の練物等が加わって、食覚や味覚のバラエティーが広がっている。豚汁という地味目な料理が逸品的B級グルメとしての存在感をアピールしていることを実感させられる。

簡単に述べればトントン汁にうどんを加えたのが「トントンうどん」ということになる。お腹の減った昼食や夕食のメニューとしてもまた、逸品の料理として認定しておきたいものである。

■パーラーレストラン モモヤ
群馬県前橋市千代田町2-12-2

人形町「筑前屋」の「トロたんタタキ刺」に舌鼓

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朝どれの新鮮なモツが評判の店、人形町の「筑前屋」を訪問。串焼きの前に頼んだ「トロたんタタキ刺」が意外や意外の美味だった。トロタンといえば、舌の脂が乗った部位だと想像したが、想像していた程の脂身は無く、前歯で簡単に噛み切れるほどの柔らかさ。さっぱりした新鮮もつの味わいが口腔内を充満したのだった。

■筑前屋 人形町総本店
東京都中央区日本橋人形町2-7-16

「ハナミズキ」に遅い春の訪れを実感した

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あっという間に桜が散ってから、これまでずっとモヤモヤ気分のおいらではある。そんな中で、偶然にもハナミズキの凛として爽やかな花に接して、改めての春を感じていたのである。

桜に比べると、さすがに華やかさには一段劣るが、そのどんよりとしたピンク色した姿から発する花の姿は、どんよりとしてしかも確たる春の香りだと感じさせていた。ともあれ、「ハナミズキ」に遅い春の訪れを実感したという訳なのでありました。

「アジの干物」は最もポピュラーな朝食料理

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アジの干物の焼きものを食した。そもそも、アジ(鰺)という魚は日本人にとって最もポピュラーともいえるが、そんなアジの最もポピュラーな料理が、アジの干物焼きだと云えるかも知れない。朝食の一品としては調理がしやすくて飽きが来ない。これが例えばアジではなくて金目鯛の干物であれば、ご馳走感は絶大だが、飽きが来てしまうような気がしてしょうがないのである。

八王子地元民に人気の「八王子油そば」を食した

昼時、おいらは地元民に人気の「八王子油そば」を食したのだった。

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太麺を調理油としての油に和えて食べるというメニューである。ずっと此のメニューは油過多により、健康には不向きの、不健康なものとばかりに感じていた故に、殆ど食べたという記憶が無いのである。だが本日は、ひょんなる機会から食することになっていたのだった。実際に食したその麺は、想像通りのストレートの太麺、そして和えていた油はピリッとして辛味が深くて、想像以上の食べ応えなのだ。しかも此の時のおいらは大盛りを注文していて、大わらわ。食し終わるにはゆうに40~50分の時間を要してしまっていた。思いの外に、油味は感じ取ることなくして食することとなっていた。

旬のブロッコリーを炊き込みご飯とキンピラにて味わう

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旬のブロッコリーを用いた料理を作って食した。この季節はブロッコリーが美味しくなる季節である。通常は茹でて食べたりするのが慣わしの食材なのだが、ちょいと趣向を変えて炊き込みご飯にしたら、これがすこぶる意外性の高いヒットメニューであったのだ。炊き込みご飯が炊かれる其のときから、室内は馥郁としたブロッコリーの香りが充満していた。まるで春の香りのごとくである。春季の炊き込みご飯にこれほど似合う食材は無いのではなかろうかとさえ感じさせてしまうのだ。そしてブロッコリーを用いたもう一つの料理が「キンピラ」なのであり、またまた季節感を充満させるに相応しい逸品なのであった。茎の部分が絶好のキンピラ食材になるのである。ビタミンB、C、カロテン、鉄分、等々の栄養素を豊富に含んだブロッコリーは、この時期が旬であり、とくに葉のついたものは国産品として流通し、人気である。蕾の塊の部分をさっと茹でればその独特の香りや触感に魅了される。食材となるのは蕾のところばかりではなく、茎の部分も栄養価が高く、捨てるにはもったいないので、おいらはこの部分をきんぴらにして食べる習慣がある。今回も蕾を調理した後の茎を用いてきんぴらにした。少々固いが食物繊維が豊富で、牛蒡とともにきんぴら料理にはもってこいの食材なのである。

「山芋磯辺揚げ」はとっても良い味わい

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山芋が美味くなっている昨今、「山芋磯辺揚げ」を食していた。すなわち山芋の磯辺揚げを食したのだった。大地の食材としての山芋をふんだんに味わえるメニューであった。それは山芋を海苔でくるんで揚げたというシンプル簡単なメニューである。粘々の山芋が油にくぐらすとぷくっと膨れて見せている。滑稽でもあり、愛嬌もあり、見た目にも愉しませてくれる。家では揚げ物はなかなか作り難いから、外食メニューで時たま口にすることになる。見た目にもふっくら感のある美味しい磯辺揚げに接すると、見ただけで涎が垂れてくるのを感じるくらいだ。揚げて食べれば、粘々感は消失するのだが、味は濃厚になり、山芋のふっくらとして大地の恵みさえも感じさせてくれるのだ。ところで旨い「マグロ山かけ」の条件とは、何か? 先ずにはマグロは新鮮な赤身であることが必須条件である。へたに脂の乗っている中トロの身などはいただけない。山かけの山芋については、あまり条件として制限すべきではないが、やはりしっとりとした食感をもたらすくらいには細かなすりおろしが求められるであろう。その他の条件としては、美味い海苔と新鮮な大葉等の薬味がトッピングされていることである。

「タコブツ」は妙に欲しくなる定番メニュー

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タコブツを食した。タウリン豊富なタコのブツは居酒屋で口にする定番メニューのひとつである。魚介類のタコには、肝臓その他の内蔵類の健康には無くてならないタウリンという栄養成分が豊富であり、おいらも時々、意識してタウリンを摂取している。刺身の様な包丁捌きは見られない。ただ、ブツッと切って器に載せて出されると云う代物。だがそんなことはお構いなしに生気の源のタウリン等が身体を軽くしてくれる。この効果は恐らくイカを遥かに凌いでいるのだろうと思われる。体調が勝れない日々の食生活にて心がけているのは、胃腸を楽にして過ごすこと。こってりした脂モノや肉食類は却ってマイナスであることを、おいらのこれまでの実体験が物語っている。肉類や脂っこいものを食せば、翌日の大便の色がとても悪しき泥臭さで染まれていくのだ。であるからしておいらは翌日の便の色の健康色を保とうとして、野菜類と魚介類の摂取を基本にしているのだ。

春玉葱の「オニオンサラダ」に舌鼓

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春玉葱の「オニオンサラダ」を食したのだった。この季節の春玉葱はスライスしたものを食するに限るのである。何しろこの時期の早生のものがもっとも瑞々しく独特の辛味も生食に似合っている。おいらは「オニオンサラダ」にはまっている。地元の居酒屋にて屡々注文するメニューである。オニオンこと玉ねぎとは、先ずは生野菜の主役になるべき食材であり、その鮮烈なる香りは野菜の頭柄としても充分に主張することが可能である。このメニューのポイントはと云えば、玉葱をスライスして使うことである。スライスしたての玉葱はとても刺激的な匂いがあり、涙を誘うほどである。それほどの刺激的野菜としての玉葱は、実はとても健康的な食材なのでもある。血液をサラサラにする成分としても注目が高まっている。成人病の原因とされる血漿を予防する成分としての硫化アリルが玉葱には多く含まれているのである。玉葱に含まれる硫化アリルという成分はビタミンB1の吸収率を高めるのであり、スタミナ増強にはもってこいではある。常温ではニンニク様の匂いがあるので扱いにくいのだが、少々の水分にて浸しておくことでこれを解消することが可能である。

「江戸前寿司」の日本酒で一献

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おいらは日本酒が好きであるが、痛風予防等々の理由で、あまり近頃は飲む機会も少なくなっている。そもそも、日本酒、ことに熱燗を口にしたときの、先ずは湯気と日本酒特有のあまさが相俟って鼻からそそって入り来る得も云えぬ香りに感激する。ことに今日この頃のような寒気に被われている日々においては尚更である。日本酒を飲むのは月に1度程度と決めている。生活習慣病対策においては残念ながらではあるが欠かせないこととなってしまった。月に一度の掟破りの贅沢だから、つまみは何にしようかと思案したのだったが、結局は大衆寿司店の寿司と決めた。懐も寒いこの節には大衆寿司店も通い慣れた店となっている。

美味しい「オムライス」に出逢うと嬉しくなる

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美味しい「オムライス」に出逢うと嬉しくなるものである。先日もふと立ち寄った故郷の喫茶店のランチメニューで、とても懐かしいオムライスにありつくことが出来たのだった。オムライスと云えばおいらが上州にて生を受けて以来、幼少の頃からとても好きだったポピュラーな料理であった。上州前橋市内のレストランではよくこのオムライスを食べて味いっていたという想い出が浮かぶのだ。我家で食べたのはおそらくは玉子の包み方がぞんざいであったりしたのだが、それでもケチャップライスとそれを包み込む薄い玉子焼きのハーモニーには幼い頃のおいらの食欲を頗るそそっていたものなのだった。それくらいにおいらにとっての懐かしき味わいがこのオムライスには凝縮されているのである。そもそもオムライスとは元々洋風料理ではあるが、かつて食べてきたオムライスといえば、チキンライスにケチャップ味という、和風洋食の味わいが濃厚に漂っていたものだ。卵料理の中でももっともその恵みをストレートに味わえる大衆料理として、長らく日本人の舌と胃袋を満足させてきていたのである。そんなこんなを思いつつ味わうオムライスには、故郷の想い出がえらく凝縮していたということなのだった。

酒の箸休めのNo.1は「シラスおろし」だと思う

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シラスの身と大根おろしの清涼さが一体となったのが「シラスおろし」。これが意外やと、酒の箸休めとして逸品であったことを思い知ったのだった。

体力の消耗も著しいと感じているこのごろである。胃袋の調子が悪くなるのも例年のことだが、なかでも今年は最悪のレベルではないかと考えられる。夜にはホッピーだけ口にして眠りたいくらいの暗鬱なる気分なのである。無理して注文していたのが「シラスおろし」であった。大根おろしの独特な辛味は活動を低下された胃腸を刺激してくれるので、これくらいは弱った胃腸のカンフル食材となってくれる。アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼなどの消化酵素が豊富に含まれているとされ、自然と大根おろしを欲したくなるのもむべなるかなのごとし。

シラスとは魚の稚魚を指して云うが、流通されて食卓に上るのはほとんどが鰯の稚魚である。イワシの稚魚を「シラス」と呼び、湘南地方ではとても珍重されている。湘南地方のみならずの全国的な旬の食材として、とても貴重であり、味わい深いものとなっている。その姿はまるで白く透明な、海の宝石のようでもある。

旨い「マグロ山かけ」の条件とは?

yamaimo01旨い「マグロ山かけ」を食したのだ。海の幸と山の幸とがドッキングしたメニューとしては、これ以上のものがないくらいに逸品的なるメニューである。そもそも旨い「マグロ山かけ」の条件とは何であろうか? 先ずにはマグロは新鮮な赤身であることが必須条件である。へたに脂の乗っている中トロの身などはいただけない。山かけの山芋については、あまり条件として制限すべきではないが、やはりしっとりとした食感をもたらすくらいには細かなすりおろしが求められるであろう。その他の条件としては、美味い海苔と新鮮な大葉等の薬味がトッピングされていることである。このマグロと山芋との相性の良さは筆舌に尽くし難きものがある。何時からかおいらはずっとマグロの料理には山芋が必須であると考えるようになっている。マグロの刺身も切身もブツも、山芋がなくては味気ないのだ。マグロだけのメニューはさながら気の抜けたサイダーか甘ぬるいカレーのようでもあり、何かぴんと来ないことしきりなのである。

今が旬の「桜鯛の刺身」を食した

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今が旬の「桜鯛の刺身」を食したのだった。

この時期は「桜鯛」が旬である。とは云ってもこの魚は特別な魚類ではなくて、この時期に収穫される真鯛を指して「桜鯛」と呼ぶのが慣わしなのだ。

一般的に流通する真鯛よりも小ぶりの鯛であり、身は引き締まって、桜色をしているというのが特徴。塩焼きや煮付けの料理もあるが、身が締まった白身の魚であるからにして、刺身として食すれば最も桜鯛らしさを味わえるのである。

今年の桜は旬が短くて、満喫した気分も無いまま時を過ごしてしまったのだが、こんな旬の桜鯛を味わえてみれば、些か満足気分も感じていたという次第なのではある。

「田辺誠一画伯展 かっこいい犬 ワンダーランド」を訪れてみたのだ

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渋谷のパルコでは「田辺誠一画伯展 かっこいい犬 ワンダーランド」が開催されている。

http://www.parco-art.com/web/gallery-x/exhibition.php?id=758

トレンディー派男優の田辺誠一氏がツイッター上にアップした犬の絵が評判を呼び、評判のついでに個展も開催してしまったといういきさつなのらしい。おいらは田辺氏のツイートをフォローしていることもなくて、つい最近まではブームの蚊帳の外に居たのであるが、こうしたブームの一端も興味津々。おいらも実はこの夏にかけては個展を開催する予定などもあり、視察の意味も込めて会場に足を運んだのだった。

パルコの地下に位置するギャラリーには、9割は超えるだろうギャルたちの熱気で蒸していたのであり、おいらを含めて男性陣の居場所は無いがごとくに居心地は良くなかったのである。そして肝心の田辺画伯の絵は、50号の大作をはじめとしてアクリル絵の具のメリットを活かして、クリアな色彩とともに、独自のキャラクター世界を展開していた。描かれたキャラクターはヘタウマ的特調を有するものではあり、ヘタウマ的の犬やらその他の動物の息遣いは感じ取っていたが、それ以上のギャルたちの発する熱気やらに圧倒されるばかりの絵画鑑賞の一幕であったのである。