日本サッカー、ザッケローニ監督采配の妙についての一考察

祝!日本サッカーがアジアカップ優勝。日本時間で土曜の深夜だというのに、平均視聴率が異例の33パーセント以上(日韓戦よりは劣る)だったという。それだけ注目されていたアジアカップの決勝戦に勝利した日本チームには、天晴れの一言である。

この優勝によりイタリア人監督ザッケローニの采配に評価が高まっている。就任以来8戦戦って無敗だというくらいに勝ち負けに強い。勝利を導く指揮官としての評価だ。客観的に数字を見ても、これまでの日本チーム監督の戦績を凌駕していることは明らかである。何故に彼はこれほどまでに秀でているのか?

様々なマスコミ情報にて周知のように、ザッケローニ氏はプロサッカー選手としての経験が無かったようである。青春期にプロを目指していたものの、重篤な病気に罹患したことからプロへの道を諦めたようだ。それでも諦められないザッケローニ青年が選んだのは、サッカー指揮官の道であったという。

日本の全試合を視聴した訳ではないが、ザッケローニ・ジャパンの試合は、常に戦略が仕組まれているようだ。今回の決勝戦にて、延長戦での選手交代にその一端を垣間見ることが出来る。

(知人の電話により中断したこと等により以後の原稿は後送)

「住みたい街」ナンバー1の吉祥寺、井の頭公園を散策

雑誌「東京ウォーカー」アンケートによれば、今年もまた「住みたい街」の1位に吉祥寺がランキングされたという。
http://www.asahi.com/business/pressrelease/ATP201101240016.html

確かに訪れたくなる街の上位にランクしたくなる。おいらはこれまで吉祥寺に住んだことはないが、友人、知人が何名か此処に賃貸していたことがありよく出かけた街であり、途中下車度が高い街でもある。つまりはおいらにとっても途中下車したくなる街のナンバー1と云ってよい。

手が凍えるくらいに冷え冷えとした黄昏時の井の頭公園の井の頭池周辺は、枯木と共に凍えた都市の風貌を垣間見せていた。春には桜を咲かせ、秋には紅葉で賑わう井の頭周辺ではあるが、冬には見世物がないことを露呈してしまっているかのようだ。それかあらぬか公園の風景は田舎染みていた。それが悪いというのではなく、逆であり、吉祥寺という街の持つ田舎臭さに親近感を抱いたということなのである。

さらに此処にはミュージシャンが集うライブハウス、人気漫画家の仕事場アトリエがあり、おいらも公私において幾度も訪れつつ、そんな彼らとの交流を愉しんだものである。まさに特筆に価する都市であることは間違いがないだろう。

そして忘れてはいけないのが、呑兵衛お気に入りの居酒屋が、まさにごった煮のようにしてひしめき合いない交ぜにされているという独特の街の姿だ。高田渡さんに出会ったのもこの街であった。高田先生との想い出は深くハーモニカ横丁の路地の記憶に刻まれているのだ。

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「ファスト風土化する」と指摘している日本都市の問題を研究している三浦展氏が、渡和由筑波大学教授とまとめた共著のスタイルをとっている。ただただ軽い軽薄な都市論となっている。特に米国で学んだという渡和由氏の論は、横文字が多すぎて辟易した。筆者2名の個人的理想論に基づく軽薄な吉祥寺学的コラムとして読み進めていた1冊なのです。

風呂より圧力鍋が相応しい「ふろふき大根」の味わい

旬の食材である大根のふろふき大根を食したのです。大根を軟らかくなるまで煮込むには、少し前まではゆうに1時間以上の時間を必要としたが、最近は圧力鍋を使って、20~30分程度も煮込めば充分軟らかくなる。今回いただいたふろふき大根も圧力鍋を使用して調理されている。調理時間の短縮に圧力鍋の果たした役割は甚大なるものがあるのだ。

とてもシンプルな大根料理でもある「ふろふき大根」は、充分に煮込まれた大根に、味噌だれをかけて食される。味噌に味醂、醤油、砂糖、酒、等を合わせて煮詰めるのが味噌だれ作りの基本である。

ほっこり味わいのふろふき大根を味わいながら、おいらは「ふろふき大根」という名前の由来について思いを馳せていた。一説によればその「ふろふき」とは「風呂吹き」から来ており、風呂で大根を吹かしたことから由来するという。風呂の湯で大根を煮込むのではなく風呂で大根を吹かすというのが味噌ということだが、その真相は定かではない。いずれにせよ大量の湯にて大根を煮込んだ(吹かした)ものというのが語源ではあるようではある。

もののレシピ本によれば、米のとぎ汁を加えた昆布の出汁で煮込むのだという。そうすることにより、白くて上品な味わいのふろふき大根ができるというのだが、おいらは鰹出汁と醤油味で煮込んだ大根のほうが好みである。昆布出汁には違和感がある。それらの理由については後に別稿で改めて述べていきたいと考えている。

旧型TV対応の「地デジチューナー」はなかなか使える

先日、アマゾンから「地デジチューナー」を注文した。BUFFALO製の「DTV-S110」。アマゾン通販で最も廉価だった機種だ。これを14インチの小型TVに繋いでみた。リモコンも付属されていて、設定を済ませればTVのオン・オフをはじめチャンネル、音量等の操作を1台で済ますことが出来て便利だ。

さらに上下に黒地が入っていたのが消えたり、「地デジ対応」云々の鬱陶しいメッセージが表示されなくなり、すっきりした印象だ。数年前よりずっと、TV業界の嫌がらせ的でもあるこんな鬱陶しいものに慣らされていたのを思うと複雑であり、もとのすっきりした画面で見られてほっとしている。

これでまだ数年は、ブラウン管の小型テレビを視聴することが出来ることになった。電気店に行けばどこも地デジTVの一大セール中だが、もっと「地デジチューナー」をPRしてもよいはずだ。だがそうならないのは、家電業界の裏談合的な力が働いているのではないかと推測されるのだ。

魚の味醂干しは日本の食の叡智を感じさせる逸品なり

味覚のハーモニーを奏でる大衆食品の逸品として、昨日のタレ焼き鳥に続いて挙げておきたいのが、魚の「味醂干し」である。アジ、イワシ、サバ、サンマ、等にて一般的に用いられる「開き」「干物」といったものに一アレンジが加わったものだ。一般的な干物の美味さは認めながらも時々は「味醂干し」を焼いて食べたくなる。やはりおいらの味覚に染み付いて離れることのない懐かしい逸品なのだ。

そもそも「味醂」という調味料とは酒類の一種であり、14~15%のアルコール分を含んでいる。もち米を主原料としており、日本酒よりも甘味が強く、黄色味の強い琥珀色を呈しているのが特徴である。江戸時代の頃には酒として飲用されていたこともある。近頃のスーパーでは「味醂風調味料」等というものが出回っておるが、これにはアルコール分が存在しないか低かったりしており、腐敗の危険性も高い。極めて邪道的調味料なのであるからして要注意なのだ。

味醂干しに用いられるのはこの味醂の他に、醤油と砂糖が一般的だ。これはまさに日本的な三位一体的調味料のトライアングルと云ってもよく、味醂干し料理の奥深き伝統を垣間見せるのである。

調理法は干物と同様にガスコンロに乗せて中火でじっくりと焼き込めば、魚のストレートな味わいに加えて天然味醂の甘さが旨さを引き立てるのだ。このプラスα的な甘味が味覚のポイント。しかも甘味が強いからといって決してもたれることもない。しかも塩分制限をしている患者にも優しいということでもあり、おいらも好物にしているのです。

美味い焼き鳥は「タレ味」が基本なのだ

久しぶりに焼き鳥専門店へ出かけた。多摩地区では1~2位という評価のある「小太郎」という店だ。高尿酸血症のおいらにとって焼き鳥やモツは大敵なのだが、かといって我慢ばかりしていられる訳もなく、時々足を運んでしまうのは避けられない。

それはともかく、美味い焼き鳥、モツ焼きを味わうならば「塩味」よりも「タレ味」だろう。以前に掲示板上で議論に上ったこともあるが、人気ある店の「タレ」にはそれぞれに個性的な工夫が存在するものである。甘ったるかったり水っぽかったりするタレ焼は論外であり、そんな店の焼き鳥は2度と食べたいとは思わない。換言すれば、美味いタレ焼を出している店は、それが故に常連としてしばしば足を運んでしまうことになる。それくらいに「タレ」とは重要な味の要素、店選びの肝となるものなのだ。

その点、ここ小太郎のタレは甘くなく、炭火で焼くにつれて鳥や豚のモツ肉にじっくり染み込んでいく、ナイスな仕上がりである。炭火とタレとの相性が絶妙なのだ。塩焼きで焼くモツも悪くはないが、タレ焼の持つ特別なハーモニーを感じることは出来ないのだ。

■小太郎
東京都八王子市子安町1-7-8
http://yakitori-kotaro.com/

生姜が効いた冬の「モツ鍋」でほっかほっかに温まったのでした

寒い寒い冬の真っ最中である。こんな日の夕食、晩食には鍋料理が食べたくなるのは古今東西の人間のならわしなり候。

と云うわけで、地元に近い某居酒屋にて、生姜味の「モツ鍋」を味わったのです。いろいろと味付けに注文が出来るスタイルの同店鍋にて、おいらは生姜鍋を選択。そしてモツを食材とした鍋が、テーブルに持ち運ばれたのでした。

半分程度火に掛けられてテーブルに運ばれたその鍋は、キャベツ、ニラ、モヤシに加えて生姜がたっぷりと盛り付けられていた。流石「生姜味」とメニューに記すだけのことはある。もちろんモツの食材も含まれてはいたが、それほど目に付くものではなかったのでモツ関連のレポートは省略する。

肝心のモツ鍋の味わいはといえば、普段に味わっている以上のほっかほっかの温かさでもてなしてくれたというべきであろう。生姜味のスープは身に染みていて、中華麺の追加注文をしてしまったのであり、そしていざ注文した中華麺はといえば、モツの出汁が出ていて特別なスープを基にして塩味のラーメンを提供してもらったということになるのであった。モツ鍋の〆は中華麺で決まりということである。

いろいろな鍋を食してきたが、「モツ鍋」の中華麺〆の味わいにおいては、ベスト3に入るものであったと記しておきたいのである。

山の芋ハンバーグはもっちもっちの食感が秀逸なのだ

山芋ならぬ「山の芋」を摩り下ろしてハンバーグにした。元々粘度の高い食材であり、つなぎも何も要らない。百パーセントの山の芋ハンバーグである。

大ぶりに丸くしてから伸ばしてから、少量のサラダ油をひいたフライパンに乗せて焼いていく。ジリジリと云い始めたらば強火中火から弱火に火加減を落としながらリセットする。表面、裏面共にそれぞれ5分程度焼いたらならばハンバーグ生地の調理の仕上がりである。

続いてソースの調理にかかる。今回は玉葱、蓮根、白菜を細かく刻んでじっくりと煮込んだ後に、塩、味醂、醤油に片栗粉でとろみを付けて、そこに昆布とカツオエキスを加えて和風に仕上げてみた。冬野菜をメインに用いたことがポイントであり、これぞマクロビオティック料理の真髄ではないかと考えるのである。

最初の焼面(表面)では少々強火にて焼き進めたのが故に、少々の焦げを作ってしまった。それでもこんがりとした表面の食感は程よいこんがり感が感じられてブラボーだったのである。

最後に少々焦げ気味のハンバーグ生地とマクロビ的ソースとをあえて、2~3分程度煮込めば出来上がり。外はカリカリでいながら中身はもっちもっちの食感が、これまで味わったことのないくらいに秀逸であった。山の芋に火をじっくりと通すことにより、もっちもっち的な食感が強くアピールする、そんな逸品料理なのでありました。

公開中の映画の原作「妻に捧げた1778話」(眉村卓著)を読む

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「妻に捧げた1778話」を読んだ。現在、草薙剛と竹内結子主演でロードショー公開されている「僕と妻の1778の物語」の原作本である。新潮社から新書版「新潮新書」の1冊として出版されている。著者はSF作家の眉村卓氏。

癌を発症し「余命1年」と宣告された妻のために、毎日1話ずつ物語を書き綴ったという眉村氏の、約5年間(1778日間)を綴ったレポートと云う体裁をとっている。

同書中にて、妻のために書かれた1778編の中から19編が紹介されている。一応はショートショートの体裁なのだが、そこから外れて滲み出てしまう作家の心情が自ずからしのばれている。

とても不可能と思える作家の宣言ではあったが、宣言通りに毎日毎日1編ずつ、物語は書き進められていた。妻の看病と云う日課と共に、大阪芸術大学の講師としてのスケジュールその他を抱えての創作であり、驚異的な意志力を感じざるを得なかったのである。

日々感動し笑って過ごすことが、患者の「免疫力」を高めると云うことは医学的にも証明されている。作家、眉村氏はそうしたことも踏まえて、敢えて勤行に向かったのだと思われる。

まるでお百度参りかのごとき勤行ではある。ただ、「お百度」と云う言葉自体が「百日」という期限(余命)を連想されるのではないかと云う配慮もあり、「千日回峰行」という表現を用いて紹介するメディアも現れたと云う。現実に千日を越えて1778話を綴ったというのだから、作家本人も嬉しかったことなのであろうと推察する。

映画の設定に比較すると、原作本のほうは60年代の夫婦であり、イメージは異なっている。逆にみればそれ故に、長い歴史を感じさせる夫婦間のエピソードを読み進めることになっていったのだ。

妻の看病記の隙間に挿入されているショートショートの数々は、その時々の状況によって微妙な影響を受けざるを得なかったようである。そして1日1話という制約は、とても完成度の体物語を紡ぐことを容易にはさせなかったが、それだからこその、肉声がそのまま書き綴られた表現にも遭遇する。とても荒削りな、未完成のままの結末であるが、非常な精魂を込めた作品群に出会うことにもなってしまったのである。

これから近いうちに、同原作の映画も鑑賞したいと決めたのでありました。

川越達也シェフがプロデュースした「僕の味噌らあめん~ボロネーゼバター添え」を食する

本日のTV番組では、川越スマイルがモットーのようなグルメ番組が放映されています。川越シェフと云う人はとても苦節を重ねている人のようですが、あの笑顔(スマイル)だけはおいらは個人的に、素直に受け入ることができかねているのです。

そんなこんなの今日日、苦節を重ねた川越達也シェフがプロデュースするというラーメン「僕の味噌らあめん~ボロネーゼバター添え」を、目に付いたポスターに引き寄せられて、おいらも食してみました。

別に悪口云う気持ちは全くありませんが、普通の味と食感と食べ心地を満足させるものでありました。特別に悪い印象と云うものは抱かなかったのですが、積極的にPRするような物語が見当たりませんでした。

そうこうしながらしばし食しているうちに、何だかファーストフードの食材を胃袋に押し込んでいるような気分になってしまった。食の満足といおうか、食文化とでも述べようか…。そのような文化的人間的な気持ちが失せる体験であったと感じざるを得なかったのである。至極残念ではあった。

今日の番組は、いつもの青木さんではなくて新人の人がコメントしているようですね。新人ながらに気負っているのでしょうがコメントは軽々しくて嫌になります。やはり青木さんのコメントを聞きたいと思いましたのでした。