精霊の里

2020-12-15s
旅行することさえためらわれる、窮屈な毎日が続きます。そんな今時こそ注力しているのが庭や公園の観察なのです。郷土の土地柄には古墳群が多くあり、草木が茂る古墳にもよく出かけています。人間たちとの交流が減り、精霊たちとの新しい交流が増えつつあるようでもあります。霊峰に足を運ばなくても精霊たちは身近に居て、昆虫たちの姿を纏って逢いに来たりします。秋を過ぎようとする今は、蝶、蝉、飛蝗、蜻蛉などはばったり減ってしまって、まことに寂しいかぎりなのですが、霊気や精気はまだまだ満杯の様子です。
F100号という大きめのキャンバス画面に、去り行く昆虫たちへの連帯のメッセージを託しながら、新作の完成に向けて制作を続けているのです。

精霊の里

2012_01s

キャンバスにアクリル画 F100号

旅さえ出来ない
窮屈な毎日が続きます
そんな時こそ注力するのが
庭や公園の観察なのです

霊峰に足を運ばなくても
精霊たちは身近に居て、
昆虫たちの姿を纏って
逢いに来たりします

夏秋を過ぎようとする今
蝶、蝉、飛蝗、蜻蛉などは
ばったり減ってしまって
寂しいかぎりなのですが
霊気はまだまだ満杯の様子

F100号の大きめの画面に
去り行く昆虫たちへの
メッセージを託しながら
新作の完成に向けて
制作を続けているのです


「小林活夫ギャラリー」でも作品を公開しています。
▼こちらも是非、ご覧ください。
http://midori-kikaku.com/gallery/

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銀河の森

2020-11-22s

「銀河の森」
キャンバスにアクリル画 P10号

街歩きが日課の毎日ですが
ときには銀河界への
空想の旅も良いものです

銀河鉄道に乗って
銀河の世界へ行きたい
そして銀河の森を
散策してみたい‥

きっとそこには
生霊や死霊が棲息しながら
今の我々を見詰めているに
違いないだろう。

空想の夢がさめて
アトリエのキャンバスに
向かうときどきに
現れてくる霊たちの
鮮やかな振る舞いに
魅了されるのです



「小林活夫ギャラリー」でも
作品を公開しています。
▼こちらも是非、ご覧ください。
http://midori-kikaku.com/gallery/

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村上春樹「一人称単数」

若干、解り難いタイトルの、村上春樹の新作。連作小説集である。

まずはタイトル「一人称単数」について。

「一人称」というのは自分、イコール私のことであるので、私小説の一種なのであろうと想像される。かつ、単数というのは、一つ、一人のことであるから、この世で一人の自分、つまり自分自身がテーマの掌作品集ということなのであろう。春樹先生の私小説か?! この様な個人的興味、関心等がきっかけで、少し前から村上春樹の連作集「一人称単数」を読んでいたのです。

私小説というのは、太宰治、坂口安吾、等々の巨匠たちが確立した文学界における大きなジャンルであり、もしや村上春樹先生も、このジャンルに果敢に踏み込んで、新たな文学的橋頭堡を築こうとしているのではないか? ここにきて、ノーベル文学賞を本気で取りにきたのではないか?

そんなことから実際に読前はといえば、とても期待感満載であったのですが、読後は、とっても期待外れな気分なのです。嗚呼、なんだこの、絶望感は?

よく云われる村上春樹作品に特有な、あざとさ、わざとさ、かっこつけさ、等々が満載なのです。ここへきて、ノーベル文学賞がかかっているこの時期に、こんな薄っぺらい物語集を発表してどうなるのか! といった思いばかりが膨らんでしまうのです。

登場する女性たちは、特別な美女を除いて、適当な外観で世の中を彷徨うようなかっこうに思われます。外観が美麗かブスか、等々を示すことにより、彼女たちの存在感が毀損されていくのではないかという危惧を、感じざるを得ないのです。

これって、村上春樹先生は八方美人なのではないのか? そんな、単純な、素朴な疑問が、ふつふつと湧き上がってくるのです。まさか?!

村上春樹先生がノーベル文学賞を目指しているのであれば、これからも瑣末な事象にとらわれることなく邁進してほしいという愛読者たちの思いを踏み躙ってはいけないのです。このことを、このブログで発信していきたいと思います。

羽化

2020-11-06s

キャンバスにアクリル画 P10号

例えば昆虫が羽化する、
古きを脱ぎ捨て脱皮するという、
未だ自ら果たせない経験を
何とかして果たしていきたい。

人間だって、一途に念じれば、
羽化することが出来るんだ。

より自由な自分自身に、
より強靭な自分自身に、
或いはまた、
より優しき自分自身に、
より若々しい自分自身に、
より霊感強い自分自身に、

そんな思いはかてて加えて
増え続けており、
尽きることがないのです。

果たして何者に成りたいのか?



「小林活夫ギャラリー」でも作品を公開しています。
▼こちらも是非、ご覧ください。
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転生

2020-11-14s

キャンバスにアクリル画 P10号

この世に生を受けた
様々な生き物たちが
一旦死することから
その姿形を変えていく

きっと此の世界では
死霊と生霊との
様々な出逢いや交流が
行われているのだろう

天狗の面を被った生霊も
死霊たちの間に居れば
小さな子供みたいに
幼い生き物のよう

生臭い生霊ばかり跋扈する
この世の矛盾を
示しているかのようだ

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