真夏にこそ食べたい極辛の「火鍋」なのだ

いよいよおいらにも夏バテが襲ってきたようだ。もうこれからの季節は夏バテとの闘いから逃れることが難しいのであるから、おいらはその対策をこうじているのだ。そんな夏バテ対策の一つが、辛い食物で発汗するというもの。人一倍汗っかきのおいらはかねてより、暑いときと場所では徹底的に発汗することを肝に銘じている。中途半端に冷を求めて汗をかくのを躊躇っていては、夏バテ対策にはならないのである。

それだからといった訳でもないのだが、夏には積極的に食べたいのが「火鍋」料理なり。ご存知、中国の四川省を発祥とされる、唐辛子や中国山椒、その他大量の調味料を使用してつくられる鍋である。何しろ唐辛子の辛さがのどと胃袋を刺激するために多量の発汗作用が見込まれるのだから、夏にこそ食したいメニューなのだ。中国料理のグルメが崇める満漢全席のメニューにもこの火鍋が採用されている。

上の写真に示したのは、地元の中華居酒屋店にて提供されていたものだが、よくある「火鍋」には、辛味「麻辣(マーラー)」スープと、辛くない「白湯(パイタン)」スープとの二種類のスープで味わうスタイルが一般的である。鍋も特製のものが用意されている。おいらの家にもこの特製鍋があり、ときどきは二種類の特製スープによる「火鍋」をつくったりしているのだ。

上杉隆の牙を抜かれた「週刊ポスト」記事よりUSTREAMの対談動画のほうがずっとまし

 

元内閣官房長官、野中広務氏の「官房機密費」に関する告白により、政治マスコミ、政治評論家、政治ゴロ、等々に対して様々なる金品が配給、支払われていたことが白日のものとなっている。しかしながら一方の当事者でもあるマスコミでは何もなかったかのように黙殺を続けている。全くもって異様な状況と云わざるを得ない。そんな状況に風穴を開けるのではと、大いに期待されていた上杉隆氏による特集レポートが、今週の「週刊ポスト」に掲載されている。

おいらも書店の立ち読みにてこの記事を読んだが、内容はといえばとても薄っぺらいものであると云わざるを得ない。どうしてこんな通り一遍のペラペラなレポートが、大見得を切って発表されたのか、訳が判らなくなってしまう。上杉隆といえば、少し前にはUSTREAMにて事細かに事実を喋っている。対談相手はといえば、野中氏が「機密費を返されたただ一人」として挙げている田原総一郎氏である。この生の対談を聴くほうが丁寧に編集構成された「ポスト記事」を読むより、よっぽど真実が伝わってくる。

上に示した対談は相当長い時間の重たい動画となっている。下記リンクから直接アクセスすることをお勧めする。

http://www.ustream.tv/recorded/7412783

毀誉褒貶激しかったという瀬戸内寂聴さんの「花芯」を読んだ

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瀬戸内寂聴さんの「花芯」という小説は1958年に三笠書房から出版されている。当時は本名の瀬戸内晴美という名を名乗っていたのだが、とは云いつつもおいらは全く知らないのだが、当時の文壇からは非常に冷たい仕打ちを受けることになっていたようなのだ。この作品を初めて読んだのである。

「美は乱調にあり」にて綿密にフィールドワークされた作品世界の中には、大胆な想像力を羽ばたかせて描写されたドラマが見てとれているのだが、「花芯」にとってはそんな「大胆な想像力を羽ばたかせて描写されたドラマ」の想像力が一段と鮮明に息衝いている。36歳というときに執筆された寂聴さんの「花芯」は、云わば「女性の女性による女性のための性」を追求していた作家の大いなる野望を、今の時代に示してくれる。けだし傑作なのである。

やきとりのワンダーランド、東松山に出没

久しぶりに埼玉県の東松山を訪れた。目的はご当地名物の「やきとり」を食すること。この小都市には約百軒もの「やきとり屋」が密集している。それを称して「やきとりのワンダーランド」などと呼ぶグルメ本もあるくらいだ。

ここで提供される「やきとり」の材料は鶏ではなくて豚である。本来であれば「焼きトン」と称すべきなのだが、この土地柄では古くからの慣習で「やきとり」と云えば豚の串焼きを指すことになっている。またほとんどの店では、軽く塩焼きにしたものに特性の「辛味ダレ」を付けて食べるのが慣わしとなっている。また特に指定しない限り「カシラ肉」とねぎを刺して焼いたものがやきとりの代名詞である。店に入って席に着くと何も云わずに「カシラ」の焼きトン、おっと間違いだ、やきとりが運ばれてくる老舗店まであるくらいだ。好き嫌いはあるがこの土地では土地の流儀にしたがい個性的なやきとりを愉しむのである。ちなみに「カシラ」とは豚のほほの肉を指すが、程よく引き締まって味わいも濃厚だ。吉祥寺の老舗店「いせや」で出される「カシラ」は脂身がギトギトしていてあまり好みではないのだが、東松山の「カシラ」は下処理が上手にされていて食べやすい。同じ食材でも調理法でこれだけ違いがあることを知ったのである。

一番の老舗は駅から5分程度歩いたところの「大松屋」。店構えもしっかりしていて味も中々なのだが、客が順番待ちしていたり、勝手に料理が運ばれたり、ストップしなければひっきりなしに追加されたりと、落ち着かない。今日はそこはパスして、新規開拓を敢行。

何回か歩いた「やきとりロード」とは別のコースを散策していると「串よし」という小奇麗な店を発見。ここの扉を開く。やきとりの看板を掲げているにもかかわらず、メニューは豊富だった。1本200円と、東松山の相場に比べて高い値段設定に違和感を覚えつつ、躊躇わずに「カシラ」を注文した。味は申し分なく、特製たれも見た目ほど辛くなく甘味が効いていてなかなかのものだ。トマトか何かフルーツをアレンジしているのだろうか。だが折角の東松山散策にしては物足りなく、串数本を食べ終わると早々とその店をあとにした。何か物足りない思いを抱えつつ、下沼公園近くの小さな一杯飲み屋の暖簾をくぐった。入ると地元の呑ん兵衛がくだを巻く飲み屋なのだが、そこに地元名物「やきとり」があるだけで癒される。外来者には少年の冒険心を刺激する類いの異空間なのである。出会いと発見のスリルが、この東松山にはあることを再発見したのでありました。

おたくに席巻される政治業界

昨晩は諸事情あり中々眠りにつけずに、TVの電源を点けたままベッドでうとうとしていたのだが、そんなときにかかっていたのが「朝まで生テレビ」という深夜番組だった。この番組を目にしたのは何年ぶりだろうか?「懐かしい…」そんな感想を漏らしてしまっていたくらいに久々の視聴である。

ゲストの発言の語尾やあれこれに何かと難癖を付けて自分の土俵に持ち込もうとする、司会の田原総一郎は相変わらずだった。以前に比べれば切れ味も新鮮味も失せて、何時かみたTV芸を何年かぶりにて見せ付けられたという格好である。そのままTVはつけっ放しにしつつ時を過ごしていたのである。

うつらうつらしながら耳にしていた言葉は、そのすべてが「おたく」の会話に聴こえてきた。おいらはおたくが嫌いである。しかも政治おたくなど、大っ嫌いの人種である。世間一般には政治を好き嫌いで論じるなかれという向きもあるだろう。そんなことは初めから自覚している。その上で綴っているのである。

まるで政治の世界の遣り取りが、おたく同士の議論のそのままの遣り取りである。ある「A」というテーマに対して賛成、反対、等々の意見が交わせられる。そしてその結論はといえば、お宅の殿堂とも云うべき、何かしら厳かな「イコン」ともなって崇め奉られるのだ。「与党・野党」という対立項はのきに寄せられて、おたく同士の共同事業とも呼べるある種「イコン」を祭って番組が進行していく。

中島らもさんもかつてあるエッセイ本で書いていたが、これらの言葉は「おたく語」という言語なのである。他者排除用語といってもいい。(※出展「空からぎろちん」(講談社文庫))

以前から感じていたことではあったが、昨日は益々その思いを強くし、そんな風潮に「渇!」を叫んでみたくなったのである。

サムライジャパンが一次リーグ突破だ

おめでとう!

昨晩は結局寝てしまったが、朝起きたらワイドショーは予選突破の話題ばかりなり。少しは昨日の「青だるま」の効果が効いたかなん?

得点3点のうち2点がフリーキックによるものだった。今回の南アフリカ会場は高地のために、玉がいわゆる野球の「ナックルボール」のような微妙な変化をするらしい。特段に素晴らしいフリーキックにも見えなかったが、キーパーの目をかく乱するかのごとくのフリーキック、セットプレーに賭けた結果だと見ることもできる。

群馬のアンテナショップで青だるまに遭遇 だが、セルリアンブルーには遠い青にがっかり

 

上州群馬のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」で、青だるまを見かけた。青は「サムライブルー」の青だ。ワールドカップに出場中の日本チームを応援するために作られた特製品の代物だという。いかめしい顔の下には日の丸があしらわれている。それはもうべたなデザインそのものなり。価格も今年の年号にちなんで2,010円という値が付けられていたのだった。「百個用意して並べたんですけど、大人気でもう3つしか残っていないんですよ」と、店舗関係者は興奮気味の様子なり。

だるまが赤色と決めてかかるのは愚の骨頂だが、果たしてサムライブルーの青だるまの存在意義はありやか? そんなことを天邪鬼なおいらは考えてみたくなったりするのである。何故にブルーなんだ? 何故にライトで鮮やかなセルリアンブルーではなくダークな青なんだ? などとそんなこんなが脳裏を駆け巡る。ブルーを色々調べてみれば、様々な色合いのブルーがあることに気付く。サムライブルーばかりがブルーではないぞと思う今宵なのである。

改めてサムライブルーに塗り固めたる青だるまを見詰めてみれば、何か気張った佇まいばかりが印象強く眼下に飛び込んでくる。そんな印象ばかりが強く焼き込まれており、今ひとつピンと来ない。敢て買いたくなる気持ちが湧いてこないのである。青色の中でも特に好きになる色ではない。

ブルーと感じて考えて先ほどに思わず記した「セルリアンブルー」には、些か思い入れがある。おいらの出身高校のライバル校とされている高崎高校(通称「たかたか」)の校歌の歌詞には、ハイカラな「セルリアンブルー」が高らかに謳われている。おいらの地元よりもハイカラなる語感で、強烈にアピールしたのが「セルリアンブルー」なのだ。ちなみにこの校歌の作詞者は草野心平。作曲家は芥川也寸志である。聴いて損はないと思えるのでここにリンクして紹介してみます。ちと音量が大きいので注意してくだされ。

http://www.takasaki.ed.jp/suiransai/sui04/sound.html

さて今夜は、ワールドカップの対デンマーク戦を控えている。夜更かししてサムライジャパンの試合を観戦しようかと、少々考え込んでみたが、やはり止めにしとこ。もしリアルに見たい気持ちが本気で何処かに宿っていたならば、その時間帯にふと目覚めたりして応援の時間を過ごすことになるのかも知れないが、いずれにせよ明日になれば知るべし結果なのではあるから、一喜一憂するまでもなかろうに。成り行きに任せるのが一番なり。

6色の味わいと色彩も豊かな「6色餃子盛」

近頃、いつもの行き付けの酒場がリニューアルされていた。模様替えしてリニューアルされた中華風居酒屋「ちょもらんま酒場」に行くと、いろいろ変わったメニューを味わうことができる。時々こうした酒場のリニューアルは、呑兵衛への刺激を与えてくれるので歓迎である。

特においらが特段に気に入って注文しているのが「6色餃子盛」というメニュー。大振りの、しかも6色に着飾った餃子の盛り合わせが出てくるのだ。様々な具財を活かしてしかも皮にまで6色の生地を取り入れているのだから、キワモノだと決め付けてはいけない。味もまた納得である。こればかりはブログでいくら述べたところで説得力はないだろうから、気になる方は足を運んで口にしてもらいたい。

http://www.kiwa-group.co.jp/restaurant/a100484.html

以下に6色餃子の詳細を記す。
[赤] トマトチーズ餃子
[黄] かぼちゃカレー餃子
[緑] エビ青菜餃子
[茶] 羊肉餃子
[黒] イカゲソ餃子
[白] 豚肉水餃子

なかでも最も驚きと感動だったのが、[黒]のイカゲソであった。黒々としたイカ墨の恐るべきパワーをまたまた感じ取ったのである。

瀬戸内寂聴「美は乱調にあり」で、辻潤が示した軟弱男の性

瀬戸内寂聴さんが1966年に発表した「美は乱調にあり」を読んだ。先日もこのブログに記 したが、寂聴さんの米寿を祝って昨月に復刊されたばかりの小説。大正の時代において女性の人権を主張する雑誌として知られる「青鞜」の同人、編集者として活躍した伊藤野枝という 女性が居たが、女性解放の闘士とも目される彼女に焦点を当てて描かれた、いわゆる評伝文学作品で ある。

作家の寂聴さんは野枝やその周囲の登場人物の足跡を事細かに巡り、膨大な関連資料に当 たり、大正期という当時の時代の空気、息遣いまでも鮮明に記述してみせている。微に入 り細をうがちつつ探求していく作家の好奇心には、とても目を瞠るものがある。また同時 にここには大胆な想像力を羽ばたかせて描写されたドラマが、そこかしこに挿入されてい る。特に、主人公の野枝や平塚らいてうという婦人運動家の恋愛、情事に関する描写には、そんな寂聴さんの強大な想像力の羽根がいかんなく発揮されている。どこまでが史実に基づいたノンフィクションでどこからがフィクションなのか、その見境もわからないまま、寂聴さんの小説世界に入り浸ってしまうのである。

野枝をめぐって恋愛関係に落ちた男は少なくないのだが、やはり辻潤(2度目の結婚相手)と大杉栄(3度目の結婚相手)の二人との関係は、ドラマチックな野枝の生涯に強烈な影響力を与えたものであった。翻訳家として仕事をし野枝の理解者でありつつも、煮え切らない軟弱な態度で野枝に希望と絶望とを与えた辻潤に対して、大杉栄のほうはいかにも堂々としており、野枝は辻を捨てて大杉栄に走ってしまう。夫がいた野枝もあきらかな不倫だが、しかも大杉には糟糠の妻に加えてキャリア女性の愛人がいた。当時は珍しいであろう四角関係の当事者でありながら、野枝は野生あふれる生命力で大杉への愛に突き進んでいくのだ。

自分勝手な恋愛論をひけらかす大杉と3人の女性たちの、そんな四角関係の終焉をドラマ仕立てで描きつつ、暗澹とした時代の中での大らかな性の描写もまたためらいがない。だが一番緻密でリアリティを感じさせるのは、辻潤との駆け落ちのような恋であったと思われるのだ。

マクロビオティックの定番「レンコン(蓮根)ハンバーグ」を調理する

久々に「レンコン(蓮根)ハンバーグ」をつくったのです。肉類を使わないで調理するハンバーグであり、玄米菜食を基本とするマクロビオティック・メニューの中でも、定番中の定番とされているものである。

まずは蓮根をおろし、それを手で丁寧にこねてハンバーグの生地をつくる。蓮根だけでは水っぽくて生地としてまとまらないので、山芋、豆腐などをつなぎとして加えていく。小麦粉や片栗粉などを使用しても良いが、使いすぎると折角の蓮根の食感が損なわれてしまうのでほどほどに抑えておくべきだ。蓮根をすっておろしてフライパンで熱を加えて焼いた風味は、しゃきしゃき、もちもちっとして口内にまとわり絡み付くような独特の風味、味わいである。この風味と食感を味わうことが蓮根ハンバーグづくりの最大の愉しみなのであり、夾雑物は少なければ少ないほど蓮根ハンバーグの真髄が味わえるのだから、レシピもシンプルに行きたいのだ。

以下に「蓮根ハンバーグ」の簡単なレシピを記しておきます。

[ハンバーグ生地]
・蓮根 生地の全体の半分以上
・山芋 4分の1程度
・豆腐 4分の1以下
・小麦粉 好きならば少々
・片栗粉 好きならば少々
・塩 少々

[ソース]
・エノキ茸 適量
・トマト 適量
・片栗粉 適量

[調味料]
・醤油 適量
・みりん 適量
・砂糖 適量

[付け合わせ]
・エリンギ 適量
・青梗菜 適量

[ハンバーグ生地]を手でよくこねる。フライパンにサラダ油を引き、ハンバーグの生地を中火で約10分程度焼く。[ソース]の材料をフライパンで火にかけ、[調味料]を加えて材料がしんなりするまで煮込む。[付け合わせ]をフライパンで焼き、塩と胡椒で味付けする。以上を皿に盛り付けて完成。