マクロビオティックの定番「レンコン(蓮根)ハンバーグ」を調理する

久々に「レンコン(蓮根)ハンバーグ」をつくったのです。肉類を使わないで調理するハンバーグであり、玄米菜食を基本とするマクロビオティック・メニューの中でも、定番中の定番とされているものである。

まずは蓮根をおろし、それを手で丁寧にこねてハンバーグの生地をつくる。蓮根だけでは水っぽくて生地としてまとまらないので、山芋、豆腐などをつなぎとして加えていく。小麦粉や片栗粉などを使用しても良いが、使いすぎると折角の蓮根の食感が損なわれてしまうのでほどほどに抑えておくべきだ。蓮根をすっておろしてフライパンで熱を加えて焼いた風味は、しゃきしゃき、もちもちっとして口内にまとわり絡み付くような独特の風味、味わいである。この風味と食感を味わうことが蓮根ハンバーグづくりの最大の愉しみなのであり、夾雑物は少なければ少ないほど蓮根ハンバーグの真髄が味わえるのだから、レシピもシンプルに行きたいのだ。

以下に「蓮根ハンバーグ」の簡単なレシピを記しておきます。

[ハンバーグ生地]
・蓮根 生地の全体の半分以上
・山芋 4分の1程度
・豆腐 4分の1以下
・小麦粉 好きならば少々
・片栗粉 好きならば少々
・塩 少々

[ソース]
・エノキ茸 適量
・トマト 適量
・片栗粉 適量

[調味料]
・醤油 適量
・みりん 適量
・砂糖 適量

[付け合わせ]
・エリンギ 適量
・青梗菜 適量

[ハンバーグ生地]を手でよくこねる。フライパンにサラダ油を引き、ハンバーグの生地を中火で約10分程度焼く。[ソース]の材料をフライパンで火にかけ、[調味料]を加えて材料がしんなりするまで煮込む。[付け合わせ]をフライパンで焼き、塩と胡椒で味付けする。以上を皿に盛り付けて完成。