
キャンバスにミクストメディア F10号
巨鳥シリーズの新作です。里山を舞い踊る巨鳥の姿は今なお、心躍られるモチーフであり、将来「飽きた」と思う時まで継続して描き続ていきたい。
さらに今この里の魅力を惹き立てているのが、川面の水が奏でる清らかな音楽的な調べであります。水辺の表情が奏でる光景は、良質な音楽的な要素を有している。そしてそんな川面の、水辺の、息遣いを画面に定着したいと希ったのでありました。

キャンバスにミクストメディア F10号
巨鳥シリーズの新作です。里山を舞い踊る巨鳥の姿は今なお、心躍られるモチーフであり、将来「飽きた」と思う時まで継続して描き続ていきたい。
さらに今この里の魅力を惹き立てているのが、川面の水が奏でる清らかな音楽的な調べであります。水辺の表情が奏でる光景は、良質な音楽的な要素を有している。そしてそんな川面の、水辺の、息遣いを画面に定着したいと希ったのでありました。

いつの間にか美術界にもAIの波が押し寄せ、様々な作品が生産されている。最も目にするのは、AIを下書きに利用して転用するといったたぐいのもので、僕自身も興味を持っているジャンルだ。ただし、将来的にも決して変わらない美術の価値を、AIに委ねることは不可能でなく、決してそうさせてはならない。「1点もの」といった形容が当てはまるかは判らないが、2点、3点、10点…等と、大量生産不可という、この点に於いては時代の進化と美術の進化とが相反する価値観によって成り立っていることの証左となるだろう。という訳で、今回掲載するのは、1点ものとして描いた数々の中でもより一層の、1点もの感をアピールできる作品たちです。

木製ボードにミクストメディア S3号
かつて、天才詩人のアルチュール・ランボーは、海に溶ける太陽の光景を称して「永遠」だと書いたのですが、今の僕自身は、田舎町の里山に幾重にも重なる水平線を眺めるたびに、永遠を感じると云いたいのです。幾重にも重なる水平線と、重厚に響く深緑や、清涼な青い水面や、赤々と鈍く輝く大地や、その他の数々は、永遠に続き響き合うだろう。これからもずっと。そんな思いを込めて描いた新作です。サイズは前作と同様に、真四角のS3号。

木製ボードにミクストメディア S3号
僕自身が日常的に棲んでいる里山の界隈には、特段に顕彰される場所等も無く、特筆すべき歴史的な重要性も有してはいないのですが、それでも毎日接するこの場所の光景には、特別な愛着を抱いているのです。そんな特別な愛着を表現すべく、描いた作品であります。
サイズは真四角のS3号という、ある種の特殊なサイズです。真四角の世界に何層にも何重にも重ねられる水平線は、決してこの土地の風景を模写したものではなくて、水平線の重なりがもたらす、愛着深い思いや感情を重層的に描いたものとなっています。

キャンバスにミクストメディア F10号
一旦筆を置いて手から離れた作品に、何度か筆を加えてみたら、新しい作品になっていたというケース。決して珍しくもないケースによって生まれた作品です。
最も顕著に現れたのは、大地に現れた巨鳥の影であります。古典的な遠近法では表現できない影、翳りが強調されてきたことは、手を入れ続けたことによる、新しいビジョンなのです。ちょうど本日は、数時間前から関東東京界隈にも雪が振り、薄白い光景に変わろうとしています。多少作品画面が白っぽくなったのは、そんな原因もあるのかもしれません。