清浄の里

キャンバスにミクストメディア F30号

信州の旅を終えて数日間、近作に手を加えていた。旅の道中で目にした景色、とりわけ流れる水の清澄さが胸を捉えて、近作の中にもその要素をより一層的に、特化して表現したいと思ったからである。流れる水と、心地よい風の調べは、やはり旅という体験の中で深まっていったのだと想うのである。