この時期のアスパラガスは焼いて食べたい逸品食材

夏にかけてのこの季節に断然と口にしたくなるのがアスパラガスだ。この時期になると30センチ以上になったものが市場に出回る。一気に天を目指すように伸びる様は、強靭なる生命力のを示すかのようであり、ことにあの頭のイボイボ仕様の強烈なるイメージはその存在感を浮きたてている。

普通には茹でたものをマヨネーズ等をつけて食することにになるが、焼いたものも瑞々しいその生命力をストレートに享受できて嬉しい。行きつけの炭火焼の店にて、大降りの直径2センチものアスパラガスが数十本並んでいたのを目にして、迷うことなく注文した。

ピンと張った瑞々しい表面の繊維は炭火の効果でやんわりとしており、噛み切るのも容易である。生のアスパラガスを目の前にしてその違いに驚くが、熱にしおれるのではなく熱と調和するかのごとくやんわりとした姿は、見た目も充分にデリシャスである。ピンと張って瑞々しい食材が、熱という天然の外的要因によって新しい食物として成り立っていく様を、一連の工程の観察にて理解することができたのだ。

地中海原産のアスパラガスであり欧米食材としてポピュラーだが、実はこれが農家泣かせの、極めて難しい栽培によるものなのだ。すなわちこのアスパラガス栽培には数年を要し、収穫できる株に仕上げるまでに2~3年はかかる。根付きの良いアスパラガスの株を定植するにはそれなりの時間と労力を必要とするのであり、家庭菜園などを行なうアマチュア農家には、なかなか立ち入れない領域の食材なのである。

大きくて太ければ良いというものではない。30センチ、直径2センチ程度のものが最も味わいが良い。太過ぎれば空洞を生じて味を悪くする。今日食べたくらいのものがベターだと思われる。ラッキーであった。

串カツの美味さは関西ジャンクフードの串揚げよりも相当上だ

おいらは串カツが大好きである。いきなりなんだというお叱りもあろうが、豚肉のカツと揚げられたネギの甘味と香ばしさとの調和した味わいは、串カツならではのものであり、関西的ジャンクフードこと串揚げの比ではない。串揚げには断然勝っていると云ってよいのである。

関西的串揚げには無くて串カツに有るものとは何か? まずはその豚肉とネギとの相性の良さであろう。豚肉の質、ランクはそれ程良いものを求めなくても、豚カツとネギ揚げとの相性の良さで、串カツの美味さは決定付けられると云っても良い。

かねてから思うに、串揚げを食べてもなかなか満足できないものがあったのだが、しかしながら、あえて限定すれば関東風の串カツ口にしたときの感動や満足感は、他を圧倒していたものなのである。関西ジャンクフードの限界とともに、関東圏の食文化の歴史を改めて感じ取ったという訳なのでした。

暑い夏の食欲増進には自家製「冷汁」がいちばんだな

関東は未だ梅雨が過ぎていないようだが、体感季節は既に真夏である。とくに今年は電力不足から来る節電イヤーなのであり、この季節の体感気温は否が応でも高まってしまうのだ。

いつもより早く訪れてきた夏バテの季節、それに伴う食欲不振を乗り切るには、いつもより早い食生活の改善が必須である。おいらはおのずからいつもより早目に、「冷汁」の準備を行っていた。

冷汁の基本食材は、胡瓜と茗荷、そして充分に味わい深い味噌があれば事足りるもの。特別な料理ではないが、基本素材の味噌を吟味することは大切である。これに加えて、葱、各種茸類、豆腐、大場、その他の夏野菜等を切り刻んで、冷やした味噌汁仕立てにすればよい。出汁は味噌汁よりも少なめで充分だ。これから週に2~3回はこの冷汁を食することになるだろうからと、基本食材セットを冷蔵庫の一角に確保しておく準備をしたのだ。

九州宮崎県の郷土料理だと持てはやされていた時期もあったが、なんてことは無い、夏野菜中心の具材を材料にしてつくられた、冷製味噌汁という、とてもシンプルで伝統的な料理なのだ。おいらが群馬の田舎で生活していた頃にもこんな料理は日常茶飯で提供されていた。暑い九州限定の「冷汁」ではなく、全国的に夏の定番メニューとして「冷汁」の意味合いは大きいのである。

氷で冷やして御飯に掛けてお茶漬けのようにしてすするのが、我家では一般的であり、素麺や冷麦の漬け汁としてもとても重宝する。夏の基本的定番料理の代表なのだ。

ヤモリが我家に住み着いた

梅雨に入るころになってから、よく「ヤモリ」を見かけるようになった。朝方、台所や風呂場の窓ガラスを這っている姿をよく目にする。はじめは恐るおそるその生態を観察していたが、よく見ると可愛らしい目つきや体つきをしていて、とても愛嬌のある生き物である。

4本の足の指には吸盤が備わっているので、壁や木の高いところまでするすると素早い行動が特徴的である。ハエや蜘蛛などの小動物を餌にして活発に動き回るのがこの季節のようだ。

もともと人間の生息範囲とヤモリのそれとは、特別な区分があった訳ではなく、人間や小動物のすむ所が生息範囲なのだ。

古より日本には、「ヤモリが家にいる間は、その家には悪いことがおきない」という言い伝えがある。この言葉を信じてヤモリとは良き隣人として生活していきたいと思うのである。

貧血対策で「チレ(脾臓)」の串焼きをいただいたのだ

先日の健康診断にておいらの血液は赤血球異常という様相なのだそうだ。貧血とはこれまでに馴染みがなかったとはいえ、心当たりは無くも無かったが、やはり検査結果を突きつけられると動揺が走ってしまうものなのか。

今宵は武蔵小金井の行きつけの「百薬の長」にて一献傾けつつ、「チレ(脾臓)」の串焼きなどを頬張って、貧血対策を行っていたという訳なのである。
串焼きにする「ヒレ」とはとても希少な部位であり、即ち「脾臓」のことを指している。店内に貼られた効用書き的案内文によれば「血液増進 栄養保存効果的」とある。まさしく今のおいらの症状改善にぴたりの効能を示しているのだ。

炭火で焼かれているのに関わらず、出されたチレの串焼きには赤い血飛沫ともいうべき生々しい鮮血が目に入ってきた。これは身体に良いだろうと、おいらは迷うことなく口に運んでいたのだった。生々しい血の味は苦かったがそれほどに嫌味も無く口にすることができたのだった。

レバーでは物足りないと感じた時には、これからは「チレ」にありついてみたいと思うのであった。

十三湖の蜆がたっぷり入った「しじみラーメン」

今回の旅ではとくに名産品を求めることは無かったが、青森市内の食堂で食した「しじみラーメン」にはいたく感動した。

調理の工程を目の前で眺めることになっていたのだが、とてもスローに、しかし丁寧に充分な慈しみが込められてその一杯はつくられていた。

生のしじみを煮て、とっておきの自家製しじみエキスを加えてスープにし、薄めの醤油だれと合わせていく。「十三湖」で捕れた大降りのしじみがたっぷりと、滋養豊かな香りを振り撒いていたのだ。

毎日はと云わないが、ときどきはこんな地味豊かな味に接することになったらさぞ嬉しく思うだろう。スローフードの原点とも呼ぶべきラーメンに大満足なのだった。

庭にはドクダミが咲き誇っている

毎年この時期になると庭の野草が突然に繁茂してくる。

白い花びら珍重のようなものを付けているのだが、じつはこれ、ドクダミという野草なのだ。いつからかは定かでないが、我家ではいつの間にやらこの時期の主役となっている。

薬草としても珍重されるものだから、刈りとって、お茶にしてみようなどと企んでいるところなのだ。

東京下町の紫陽花(アジサイ)は見頃なり

梅雨のジメジメジトジトした日々には紫陽花が見頃になる。決まっていることながら、やはりこの時期になると紫陽花を探してしまう。都会の、特に下町の路地裏に咲く紫陽花を求めて散歩するのがこの時期のならいともなっている。

漢字で紫の陽の花とは書くが、紫色のものばかりとは限らない。赤いもの、ピンクのもの、白いもの、赤青混色のものなど色とりどりである。

一般的によく見かける手鞠に比せられるものは「セイヨウアジサイ」という品種だ。花弁のように見えるのは実はそうではなく「ガク」に当たる。本当の花弁はもっとずっと奥深くに隠れている。

最近良く目に付く種類が「ガクアジサイ」と呼ばれる品種だ。花弁に見えるガクが取り巻いているその中央部分には細かな花弁が密集していて、生き生きとして微小に咲き誇るその様は見るものを釘付けにしてしまう。

年間を通してこの時期ほど町の裏通りの景観に思いを寄せることはないだろう。ただ緑の植え込みだとして見過ごされるものが、色々とりどりの花やガク等を開いて人々の目を釘付けにするのだ。

こんな景色はやはり散歩しながら求めていくしかない、季節の風物詩なのだろう。

牛の第二の胃袋「ハチノス」をトマトで煮込んだ「トリッパのトマト煮」

牛の第一の胃袋を「ミノ」、そして第二の胃を「ハチノス」と呼ぶのは、牛モツ愛好家にとっては常識である。串焼き屋やモツ焼き屋ではよく見かけるメニューである。だがこれをトマトでじっくり煮込んで仕込まれたという珍しい料理に遭遇したので、ここに記録しておきたい。

文字通り、日本語の「蜂の巣」に似ているということから付けられた名称だとされるが、これをイタリア読みでは「トリッパ」と云うのだ。そのままではとても食用に出来ないハチノスの部位をよく洗い下茹でをして、その後でトマト、ニンニク、ワイン、等々のイタリア風にじっくり煮込んで仕上げていく。イタリアでは結構ポピュラーなイタリア料理なのである。

そもそも牛モツの中でも「ハチノス」は独特の食感が特徴だ。そう硬くないのに、何度も噛み切ろうと試みても噛み切れない。中にはゴムが混ざっているかと疑わせるくらいにしぶとい食感なのだ。グロテスクな見た目の風貌とあわせて、特殊な食材であることを印象付けている。

第二の胃袋としてのハチノスの役割は、消化よりもむしろ発酵なのだという。だからここには消化液はほとんど無いのに加えて食物の発酵を促す成分が充満しているのだという。だから、綺麗に洗浄してボイルしなくては食用には成り得ないのだが、それでも人間がこの部位を食用に供してきた理由に、部位の巨きさが挙げられるのだ。

捨てるのにはもったいない、そんな「もったいない精神」が食用化をもたらした、云わば花形なのであると云えるのかもしれない。

夏野菜「茄子(なす)」の揚げ物がこれからの主役

旬には旬を、夏には夏の野菜である。特にこの季節、茄子の料理は味わいたい筆頭の食材となっている。

そもそも茄子は、トマトとともに夏の代表的な野菜類であり、揚げ物特に素揚げにむいている。

瑞々しい水分を含んだ茄子は脂料理ととても相性が良く、適度に水分を吸っていく。熱を通すことにより、その身にも適度のモチモチ感やこくを付け加えてくれるのだから有難いのだ。

これから冷やし麺は、中華麺、和風麺、とともに旬を迎えていくだろう。

そんな夏の旬の麺類のトッピングには、揚げ茄子がとても相性が良いのだ。

たまには「白」でない「黒ホッピー」も悪くない

かつて当ブログ上にて「ホッピー党宣言」を行ったおいらである。

普段は「白ホッピー」で喉を潤すことをほぼ日の日課としている。だが考えてみるならば、「黒」でなく「白」であらぬという理由は見当たらない。たまには「黒」を味わってみようということで、「黒ホッピー」を注文したのだ。

発売元の株式会社ホッピービバレッジによれば、白も黒も「プリン体ゼロ・低カロリー・低糖質」ということでは同様のようだ。味覚的には「白」より「黒」のほうが確かに甘い。甘いことはカロリーが高いことを連想させるが、そのような説明はない。甘くて低カロリーであるということだけだ。

同社の公式ホームページを調べていたところ、「濃色麦芽で造られるのが黒ホッピーです。」とあった。濃い色だから黒なのかと、簡単なようであるがそうやすやすと納得できる代物でもない。

それはともかくも、黒ホッピーもときには良いものだと感じた次第だ。刺激的な味覚を放つエシャレットや谷中生姜、その他辛み系のつまみには、黒ホッピーがなかなかの好相性なのである。

カロリーのことばかり気にしているおいらではない。つまみと酒の相性については、研究の余地がまだまだありそうだということを、少々感じ取っているところなのでもある。

村上春樹さんのカタルーニャ賞受賞スピーチ

スペインの「カタルーニャ賞」を受賞した村上春樹さんのスピーチ内容を記録しておきます。twitterでも呟いたのだが、こういう大切なメッセージは、何よりも日本国民に対して発せられるのが必要だと感じている。日本国民が村上春樹さんのメッセージを素直に受け取れ、次の行動に移せる、真っ当なる、誇れる国民であることを信じて、ここに掲載したいと思う次第なのだ。

―――――――
この前僕がバルセロナを訪れたのは、2年前の春のことでした。サイン会を開いたとき、たくさんの人が集まってくれて、1時間半かけてもサインしきれないほどでした。どうしてそんなに時間がかかったかというと、たくさんの女性読者が僕にキスを求めたからです。僕は世界中のいろんなところでサイン会を開いてきましたが、女性読者にキスを求められたのは、このバルセロナだけです。それひとつをとっても、バルセロナがどれほど素晴らしい都市であるかがよくわかります。この長い歴史と高い文化を持つ美しい都市に、戻ってくることができて、とても幸福に思います。

ただ残念なことではありますが、今日はキスの話ではなく、もう少し深刻な話をしなくてはなりません。

ご存じのように、去る3月11日午後2時46分、日本の東北地方を巨大な地震が襲いました。地球の自転がわずかに速くなり、1日が100万分の1.8秒短くなるという規模の地震でした。

地震そのものの被害も甚大でしたが、その後に襲ってきた津波の残した爪痕はすさまじいものでした。場所によっては津波は39メートルの高さにまで達しました。39メートルといえば、普通のビルの10階まで駆け上っても助からないことになります。海岸近くにいた人々は逃げ遅れ、2万4千人近くがその犠牲となり、そのうちの9千人近くはまだ行方不明のままです。多くの人々はおそらく冷たい海の底に今も沈んでいるのでしょう。それを思うと、もし自分がそういう立場になっていたらと思うと、胸が締めつけられます。生き残った人々も、その多くが家族や友人を失い、家や財産を失い、コミュニティーを失い、生活の基盤を失いました。根こそぎ消え失せてしまった町や村もいくつかあります。生きる希望をむしり取られてしまった人々も数多くいらっしゃいます。

日本人であるということは、多くの自然災害と一緒に生きていくことを意味しているようです。日本の国土の大部分は、夏から秋にかけて、台風の通り道になります。毎年必ず大きな被害が出て、多くの人命が失われます。それから各地で活発な火山活動があります。日本には現在108の活動中の火山があります。そしてもちろん地震があります。日本列島はアジア大陸の東の隅に、4つの巨大なプレートに乗っかるようなかっこうで、危なっかしく位置しています。つまりいわば地震の巣の上で生活を送っているようなものです。
続きを読む

「造反無理」政局の行方2 自民の手の内に落ちた民主のとほほ

こんな時期にもかかわらず、政治家というのは性懲りも無く権力闘争を続けている。どうも政治家という職業人たちは、権力闘争に現をぬかすだけの生き物と見えて仕方が無い。

菅直人を引き摺り下ろせば日本の政治は混乱に拍車を掛けるだけなのに、当の政治家達は誰もがそのことに口を噤んでいるのはどうしてなのか?

更にマスコミはマスコミで、そんな国民からのコメントは取り上げつつも、やれ次期首相候補が誰彼と云った、政治ショーをお膳立てしているばかりなのだから情けないのだ。

現政権の閣僚が担ぎ上げようとしている野田佳彦が仮に首相になったら、状況は好転しないどころか悪化することだろう。小沢派が党内抗争を仕掛けて来るのは目に見えているし、それどころか代表戦で小沢の息が掛かった原口一博あたりが代表戦を制す可能さえ現実のものとなってしまった。そうなれば今度こそ党内分裂は現実となるだろう。それこそが高みの見物しながら自民党幹部が描いているシナリオである。

こんなシナリオを崩す手が無い訳ではない。例えば亀井静香を与党の総理候補として擁立することだ。これならば自民党、公明党も、大っぴらには政局の手を打ちにくくなる。だがこんな手をとり得る政治家が民主党内には皆無の様なのだから仕方ないのだ。

このところ突如強まった菅直人降ろしの陰には、「脱原発」の動きを牽制するどす黒い人脈が存在すると見ている。与野党をとわず、そうした圧力は存在しており、それこそが「ことわりの無い」菅降ろしの実態に他ならないのだ。

現時点において、菅政権の続投以外にベターな選択などありえないのである。この際菅さんは「ペテン師」と罵られようが、脱原発の方向性をしっかりと打ち立てつつ、政権の維持を画策すればよろしいのだ。

だが残念ながら市民運動出身の菅直人には、そこまでの自覚や覚悟も無さそうである。やはり日本の政治のとほほ状態は如何ともしがたいものなのだ。

貧血気味との診断で、鉄分豊富なレバーをパクついたのだ

先日受診した健康診断では、血球検査項目が振るわなかった。貧血の傾向だということなり。これまでにはそういう診断を受けたことが無かったのであり、些か驚いているところである。

ちなみにそれ以外の項目は、肝機能=A、尿酸値=B、とそこそこに推移している。尿酸値を気にし過ぎて他の栄養素の摂取が疎かになっていたのかもしれない。

そんなこともあり、今夜は鉄分の摂取の為に「レバー」の焼肉などを注文し、摂取してみた。これまではあまり注文しなかったメニューであった。

その何とも云えない匂いについては好きではない。だが然しながら生命を維持する食材の「匂い」についてあれこれと批評することは馬鹿げていることは確かである。自然界の摂理というものは、好き・嫌いといった人間どもの嗜好を遥かに突き抜けて存在しているのだから、そんな摂理には従うしかないのである。

匂いはやはり気になっていたが、辛味と大蒜の薬味を多めにあてがってみれば、結構いけるようでもあり、口にはすいすいと箸に挟まれたレバーが運ばれていた。

好きや嫌いで食べ物を判断してはいけないということを、今日は改めて学習する日になっていたのだろう。

意外にいける夏の味「キャベツのアンチョビ炒め」

キャベツの味に魅入られてから、最近はキャベツ料理に嵌まっているおいらなのです。

ところで「キャベツのアンチョビ炒め」という不可解なメニューが目に付いたので早速注文してみたところ、これが意外やマイブームにも成りそうなヒットの予感なのでした。

アンチョビとはイワシの稚魚を用いて作られる、イタリア料理によく用いられる調味料である。その調味料を用いてキャベツを炒めた、それだけの料理なのだが、いたく微妙な味わいに感動した。云わばマッチングの妙とでも云おうか…。

胃腸薬「キャベジン」もキャベツの成分を生かしているという。やはりキャベツの持つ消化器官への働きには侮れないものが多く詰まっている。キャベツを食べれば胃腸が休まるというものではないが、胃腸障害を防止する上でのキャベツ頼みも試みて置く価値は、充分にあるのである。

これからの季節、夏になれば胃や腸やへの負担が強くなり、所謂夏バテの体調不良が襲ってくる気配なり。だがそんなときに胃や腸への体調不良を予防してくれる食材として、キャベツの存在は巨きなものである。キャベツを美味しく、しかも感動的に調理する、アンチョビという調味料に、いたく興味が注がれた夜なのでありました。

AKB48総選挙は前田敦子嬢の返り咲きだが、政局はとほほ…

「AKB第3回総選挙」の結果が本日発表された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110609-00000057-natalien-musi

速報等のニュースによれば、昨年は涙を飲んだ前田敦子嬢がトップに返り咲いて、堂々の首位奪還なのだという。

ところでさっきは「奪還」を「脱菅」と変換し間違えてしまって驚いたおいらなのであるが、「脱菅」のほうの政治レベルでの下劣極まる政局はさておいて、AKBのほうの成行きには全国民の注目が集まっているのだろう。ネット上でも熱烈なコメントの応酬が散見されるのである。

前田敦子さんといえば、AKB48の初代のクイーンであったが、昨年にはその座を大していきたい島優子さんに明け渡していた。それが政治政局には無いくらいのまさかの「返り咲き」なのであり、新鮮な感動をもたらしてくれたのである。

おいらの個人的な嗜好を述べれば、前田敦子嬢のほうがだんとつに上であり、大島さんやその他のメンバーは人気度にて高点数は付けがたい。嗜好は嗜好であり、それ以上の理由は無いが、ファンの嗜好を第一義的に表した投票結果として、今回のイベントは意味を持つのであろうと考えている。

さて、おいらはその昔はアイドル関連の媒体に寄稿していたこともあり、AKB48騒動にも気が気ではないのであるが、それ以上に大切なのはリアルな政治政局である。

「脱菅」という流れが極めて深い政治の大衆劣化の流れと結びついているのではないかと、深く懸念しているところである。そんなリアル政局のテーマについては近いうちに整理して表明していきたいとかんがえているところなのだ。

瑞々しい皐月の花弁がいよいよ見頃

旧暦五月に咲く花として親しまれる「皐月」の花弁がいよいよ開花し、可憐な装いを示している。

ツツジ科の一種である皐月は、独特のピンク色が特徴的であり、比較すればどのツツジ科の花より以上に野性味を感じさせる。

鮮緑色した葉や茎もまた瑞々しく張りがあり、今日のような小雨の風景とよく調和している。

つつじが満開だった時期を過ぎて一呼吸置いて、「皐月」の姿を見かけるようになった。週末の植木市でも皐月の鉢植えが主人公のように振舞っていた。

4~5年振りの健康診断(検診)を体験

本日は「検診デー」だとうことでもあり、久々に数年ぶりの健康診断を体験したのでありました。

朝に現場に着くと、検診車のある場所で先ずはX線撮影。身体に放射線を当てるという検診であり、毎度躊躇しながらも結局は拒むことなく受けている。だが今回は、ドス白いあの液体を飲む「胃検診」は遠慮した。空中浮揚にも似たあの360度回転を忌避したかったというのが正直なところであつた。

次に向かったのが、その他の諸々を検診する会場。身長、体重測定の後には、視力、聴力検査が控えていた。聴力はまずまずだが、視力が裸眼でどちらかの目が「0.7」を下まわっていた。これでは次の運転免許更新に受からなくなるではないかと、ちと焦ってみたのだが、最早老化の足音が忍び寄せているのかと思って受け入れるしかなさそうなのだ。

その後、どうでも良いはずの身長、体重測定の後では、腹囲測定が待ち構えていた。声が響いてきた。

「はい、けっこうです。腹囲は◎センチです!」

お陰で「腹囲」の値はおいらの想像を超えて遥かに超えていてすこぶる大きくて、メタボ体型をはからずしも露呈してしまうことになってしまった。まるで健康飲料のCMで示されていたようななさけない光景なのだった。

次には「血圧測定」が待ち構えていた。高いときで「160超」を計測したので、これぞ鬼門だったのである。大学生の頃に「160超」を示したときは、ドクターから「80台の値です」と云われて落ち込んだこともあった。そして今回も、最初の計測で「160超」となり、頗る深い深呼吸をして2回目に計測した値は「140超」だった。当然のように女性の検査官は「2回目を書いておきますね」と云ったが、それは思いやりというものだったのだろうか?

そしてドクターによる問診が始まった。おいらは既往症の「通風」や「扁桃腺炎」を申告したが、ドクターの表情はどこ吹く風のように宙を舞いつつ、運動をしてください、酒や煙草はつつしんで、睡眠は充分にとるようにしてください、等々の言葉を発したばかりだった。あまりこういうのは実効性は無いのだろうな。

まあこのようにして何だかんだの後に、検診は終了していたのだった。

あ、てそしもう一つ記しておきたいのは、本日はとてもすこぶる体調が万全だったということ。普段のダルさや胃腸の不快感、気分の落ち込み等も無かった。これはひとえに前日にアルコールを断っていたことによることが明らかである。アルコールを断つことが平常の健康維持に大変に寄与することを知ったのだ。

本年初の冷やしは「冷やし黒酢麺」だった

先日訪れた中華料理店で「冷やし中華麺」を注文しようとしたら、季節メニューなのでありませんと云われた。だったらメニューに載せるなよと怒鳴りたくなったが、馬鹿らしいので流すことにした。だがそれ以来、冷やし中華が食べたくてしょうがなかったのだ。

暑かったり涼しかったりが交互に訪れる季節だから、メニューの一つ一つが店の売り上げを左右するということなのだろう。午前中に雨が降り注いだ今日は涼しい1日だったが、それでも冷やしが食べたくなっていたのは、先日の痛い経験が災いしていたのだろう。

ともかくも、本日は本年度初の冷やし中華麺にありついたのだ。

中華麺の専門店「揚州商人」での冷やしメニューは「冷やし黒酢麺」「冷やしタンタン麺」「涼風鶏そば」の3種類。迷わずに「冷やし黒酢麺」を注文した。

出されたのはたっぷり黒酢のスープの中に、ネギ、ザーサイ、鶏肉、キュウリのトッピング類が高く積み上げられたものだ。赤いクコの実が上に乗り、彩りを添えている。麺は下に隠れてトッピングを崩さなければ顔を出すことがない。

まずは黒々としたスープを一口。ほんのりと甘くまろやかでコクがある。生酢のツーンとした刺激の代わりにあるのは、黒酢独特の香りだろう。日本産の調味料には見かけないものであり、これが苦手だという客も多いと聞く。

具を崩して顔を出した麺は細麺であり、黒酢がよく麺に馴染んで喉越しもまろやかである。日本の伝統的な冷やし中華麺には見られない、新しい味わいであり、また何度か食べたくなる味であった。

辛味大根+生蕎麦で二日酔い対策なのだ

今年も暑い夏がやってきて、些か憂鬱なおいらである。

何故に憂鬱かといえば、べつに今年は原発事故から来る省エネ影響でエアコンが使えない、或いは使い難いといったことではなく、身体の代謝が悪くなって、二日酔いの対策がしづらくなるということなのだ。

こんな時期に準備しておく食材が「辛味大根」なのである。

寝起きの悪い朝、或いは胃弱や頭痛を抱えた朝の食事に、この「辛味大根」が非常に重宝する。

特に生蕎麦との相性は抜群である。

今年の予行演習を兼ねて、辛味大根の生蕎麦を食してみた。ちなみに本日の辛味大根は群馬産だ。風評被害にもめげずにスーパーの食品売り場に出荷され、ある種のテレパシーを介しておいらの手元に届いていたということなのかもしれない。