近頃IT界を席巻しつつある「タブレット」についての考察

先日は、さる中国料理のグループ店舗からの依頼により、中華料理メニューのタブレット化に取り組んでいたのだった。通常は紙ベースがベースとなるメニュー表、メニュー・アイテムなのではあるが、其れの代替としての、タブレット版のメニューにて案内しようという訳である。此のアイディアをおいらに示していたのは、某中国料理店グループ会長であり、会長はタイ国高級ホテル等のレストランにてこんなタブレットメニューに接し、是非此れを取り入れようという考えに至ったということである。

そんな事情もあり、近頃は「タブレット」を持ち歩く日々が続いている。ちなみに持ち歩いているタブレットは、ソニー製の「SGPT111JP/S」という機種である。結構頻繁に見かける機種であり、「iPad」に次ぐくらいの人気機種のようであると思われる。

ところでおいらはかつて、等ブログにて「iPad」について「暇つぶしの贅なる機器」等と書いたことがあった。

http://www.midori-kikaku.com/blog/?p=1458
http://www.midori-kikaku.com/blog/?p=1560

基本的な思いは変わることは無いが、日常的メディアの一つとして認識するにつれて、幾つかの特徴としての、メリット且つデメリットが目につくようになってきた。以下に幾つかを記してみる。

[メリット]
●「パソコン」に比較して電池の持ちが長いので、持ち運んで外出先にてネットにアクセスするには便利である。
●ポータブルを売りとするパソコンよりも軽量であり、鞄の中に忍ばせて、その重みを感じさせられることもない。

[デメリット]
●受動的に受け取るには良いが、能動的にネットへアクセスするには物足りない。
●ソフト、アプリ制作者として、「フリック」等、タブレット固有の機能を取り入れることが難しい。