地元の何時もの居酒屋で一献。今宵は「串かつ」がお供のメニューである。由緒正しき関東の「串かつ」とは、大阪界隈のジャンクフードの串揚げとは似て非なるものであり、串かつのネギと豚肉のハーモニーの絶妙さを思えば串揚げなどは邪道的フードとしか思えない。そもそもおいらは串カツが大好きである。豚肉のカツと揚げられたネギの甘味と香ばしさとの調和した味わいは、串カツならではのものであり、関西的ジャンクフードこと串揚げの比ではない。串揚げには断然勝っていると云ってよいのである。由緒正しき関東の「串かつ」とは、大阪界隈のジャンクフードの串揚げとは似て非なるものであり、串かつのネギと豚肉のハーモニーの絶妙さを思えば串揚げなどは邪道的フードとしか思えない。おいらは串カツが大好きである。豚肉のカツと揚げられたネギの甘味と香ばしさとの調和した味わいは、串カツならではのものであり、関西的ジャンクフードこと串揚げの比ではない。串揚げには断然勝っていると云ってよいのである。かねてから思うに、串揚げを食べてもなかなか満足できないものがあったのだが、しかしながら、あえて限定すれば関東風の串カツ口にしたときの感動や満足感は、他を圧倒していたものなのである。関西ジャンクフードの限界とともに、関東圏の食文化の歴史を改めて感じ取ったという訳なのだ。関西的串揚げには無くて串カツに有るものとは何か? まずはその豚肉とネギとの相性の良さであろう。豚肉の質、ランクはそれ程良いものを求めなくても、豚カツとネギ揚げとの相性の良さで、串カツの美味さは決定付けられると云っても良い。関東風「串かつ」は関東でしか味わえないソウルフードとなりつつあるようなのであり、これからは関東風の串かつの良さをアピールしていく必要性が求められているのだ。
「菜の花のおひたし」で春の香りを味わう

地元の定食屋煮て春の香りの漂う「菜の花のおひたし」が夕食のメニューに載っていた。黄色い花を咲かせる菜の花は、花を咲かせる前の蕾がとりわけ美味である。毎年2月にもなればこの味が欲しくなる。春の灰汁とも云うべき鮮烈な苦みが喉を潤してくれる。黄色い絨毯と称される花か咲く前に収穫されて食用に供されるものである。しかもビタミンCやミネラル豊富であり、春季の豊富な栄養素たっぷりの、春を代表すべき食材の一つなのである。どこぞかの地方で菜の花の黄色い絨毯が咲き誇る前の畑をレポートをしていた。そんなことも手伝って、菜の花は大変至極に待ち望んでいたのだ。そんな地域は房総であろうか、あるいは伊豆地方だろうか、四国の某地域なのであろうか? 何処であろうとも既に春の準備は整っているということだろう。
冬の根菜+生なめこのクリームシチューに舌鼓なのだ
冬の根菜を使った料理は和風の煮込みや煮染め料理ばかりではないのである。本日作った料理はと云えば、日常的に作られるクリームシチューである。ただしいつもと違っていたのは、冬の根菜としてのじゃが芋、人参、玉葱にプラスして、生なめこをたっぷりと使ったこと。牛乳ベースのスープになめこの甘くてまろやかな味覚が融け合って想像以上にほっこりと温まることができたのだった。シチューに代表される洋風メニューには、牛乳等の乳製品が主要な地位を有しているのであり、和風料理には見られないものだが、山なめこを和風料理にばかり限定させていては勿体無いのであり、敢えて洋風のシチューに用いてみたのである。酒のつまみとしてもとてもナイスなのであった。
タウリン豊富なタコブツは、定番メニューの一つなのだ
魚介類のタコには、肝臓その他の内蔵類の健康には無くてならないタウリンという栄養成分が豊富であり、おいらも時々、意識してタウリンを摂取している。と云う訳で食したのは「タコブツ」だ。刺身の様な包丁捌きは見られない。ただ、ブツッと切って器に載せて出されると云う代物。だがそんなことはお構いなしに生気の源のタウリン等が身体を軽くしてくれる。この効果は恐らくイカを遥かに凌いでいるのだろうと思われる。
体調が勝れない日々の食生活にて心がけているのは、胃腸を楽にして過ごすこと。こってりした脂モノや肉食類は却ってマイナスであることを、おいらのこれまでの実体験が物語っている。肉類や脂っこいものを食せば、翌日の大便の色がとても悪しき泥臭さで染まれていくのだ。であるからしておいらは翌日の便の色の健康色を保とうとして、野菜類と魚介類の摂取を基本にしているのだ。
府中の梅まつりで一足早い春に触れた



府中市郷土の森博物館では「梅まつり」が開催中だ。散策路が整備された広大な敷地には1100本の梅の樹が立ち並んでいる。会場の入口近辺の梅はまだまだ蕾ばかりであり、梅まつりと称するには些か拍子抜けの感がしたが、会場の奥に歩みを進めるに連れ、紅白の梅の花たちの可憐さに目を瞠るのだった。最奥の一帯には黄色い梅の一種こと「ロウバイ」が、こちらは早咲きの品種と見え満開なのだった。春の香りを黄色い花びらの中で嗅ぎ取ることができ、ぽかぽか陽気も幸いして、一足早い春を感じることとなっていた。
■郷土の森 梅まつり
2015年2月7日(土)~3月15日(日)※期間中無休
府中市郷土の森博物館
東京都府中市南町6-32
大人200円、中学生以下100円、4歳未満無料
9~17時(入館は~16時)
前橋「モモヤ」の「とんかつうどん」に舌鼓

上州前橋市内には豚カツの美味い名店がある。そんな中で味わったメニューが「パーラーモモヤ」の「とんかつうどん」なのだった。帰省する度にちょくちょく訪れていた「モモヤ」ではあるが、「とんかつうどん」はインパクトのあるメニューではあった。
上州では一般的な細めのうどん麺に醤油味のスープに、薄くスライスされたヒレカツが乗っている。更にトッピングとしてのヒレカツが添えられていて、食べ応え感が満点なのだ。おいらはまたこのメニューを口にして、大いにトントンメニューを味わっていた。上州的なうどんの出汁と薄い豚カツの咬み応えとが相まっていて、とても美味しく味わっていたのだった。
そもそもは、上州前橋は豚肉料理が有名であり、「TONTONのまち前橋」を標榜しているくらいに豚肉料理が人気である。そんなトントンの町のメニューとしての「とんかつうどん」に舌包みなのであった。
パーラーレストラン モモヤ
住所/前橋市千代田町2-12-2
電話番号/027-231-5017
武澤久師の「アヴィニヨンの妖精」

先日購入した武澤久師匠のカード画集の中で、最も惹かれている作品が「アヴィニヨンの妖精」である。ご存知ピカソの代表的な作品「アヴィニヨンの娘たち」にインスピレーションを受けて制作された、130号の大作である。師は書いている。
-----(以下引用)
ピカソの26歳の時の絵である。アヴィニヨンはフランスの、日本でいう娼婦の街だそうだ。当時ピカソは売れっ子の画家であったが、この絵を発表した時は非難され、マチスも攻撃的だったとか。娘といいながら非常に暴力的な表現ではあるが、線の若さが、原始芸術の素朴な人間性に感動して自己に問いかけたのではないかという気がするのである。私はアヴィニヨンの娘を妖精として、愛情を込めて描くことにしたのである。
-----(引用終了)
線はまるく柔らかく、色彩は明るくおおらかに描かれている。ピカソの作風とは大きな距離を感じさせるが、師ならではのピカソの作品解釈が込められているものであろう。
「山芋磯辺揚げ」で大地の恵みを味わう
「牛スジ煮込み」で酒が進むのだ

おいらが好きな「煮込み」と云えば、一般的なモツ煮込みよりも「牛スジ煮込み」である。牛スジのゼラチン質や繊維質が豊富であり低カロリー、しかも馥郁とした出汁が味わえるというのであり、どこぞの酒場に足を運んだときには先ずは此の牛スジ煮込み料理を物色している。美味い牛スジ煮込みは其れくらいに求むべき酒のつまみでもある。一般的に「煮込み」という料理には「もつ煮込み」と「筋煮込み」が双璧をなしている。おいらの好みはといえば筋の煮込みの中でもとりわけ「牛筋煮込み」ということとなっている。牛筋とはアキレス腱の部分や腱がついた肉の部分を指しており、にはゼラチン質が豊富に含まれており、脂身は少ない。ホルモンの部位とは異なり、あまり小売 店のショーケースには並ぶことが少ないと云う。専門店での調理法が映える部位なのである。名店の「牛筋煮込み」は、ほぼ飲兵衛たちの支持によって長い命脈 を維持しているのだと云っても良いのだろう。近頃の好みは〆として素麺にかけて食べることだ。これも文句なしにGoodだった。そうして今宵も酒が進むのである。本日もまた地元のスーパーマーケットで新鮮な牛スジを仕込んでいて、自家製の牛スジ煮込みづくりにチャレンジしたのだった。購入した牛スジを3〜5cmにカットして、その他、人参、玉葱、蒟蒻の具材を用意して、圧力鍋にて煮込んだのだ。味付けは少量の醤油と塩と生姜の細切れのみであり、牛スジから滲み出る出汁とコラーゲンが味の決め手となっていた。
みどり企画ギャラリーに新作を追加しました
「ブロッコリーのきんぴら」は見た目以上の味わい
武澤久師のカード画集「愛と平和」が届いた


先日は前橋の「アーツ前橋」にて、恩師の武澤久先生の作品に接したのであり、武澤師の作品がこのところ気になって仕方がなかった。そもそもおいらが高校生の時に触れていた武澤師の作品はといえば、石膏デッサンやクロッキーの作品ばかりであった。勿論その時の師の作品はおいらにとっても芸術的真実に関する啓示的なものを示していたのだが、接する作品たちは限られていた。そんな中で調べていたところ、師のカード画集「愛と平和」が出版されていたことを知ったので、注文していたのだった。そのカード画集が本日届いた。一見したところ、葉書サイズのカード画集にプラスして師の言葉が添えられていた。一例で示すと、画家を志す人へと題して以下の言葉が綴られている。
-----(以下引用)
画家を志す人へ
絵画は平面に精神的な空間を構想し、いかに新しい生命感を生み出すかが問題。その基本は充分なデッサンの練習にある。基本なき運転は暴走する。芸術は人生において様々な洗礼を受ける中で、絶えず自らの在り方を問いかける道だ。ピカソは、“今日の私は昨日の私ではない”として、マンネリを戒めている。私は心して歩いてきたつもりだ。
-----(引用終了)
おいら自身も師の考えに共鳴して以来、師の言葉を心して歩いてきた一人ではある。今更ながらではあるが、師の影響力の強さを感じ取っていた次第なのである。
ホヤ酢に接する度に東北を思い起こす

久しぶりのホヤ酢ことホヤの酢漬けにありつくことが出来たのだった。酢の鮮烈さホヤの身の濃厚さとが抜群にマッチしている。主に東北地方で収穫されるホヤの身は大震災の影響もあり、なかなか口にする機会も減ってしまっていた。だが復興のシンボルとしてのホヤは、ようやく震災前の状況に復活しつつあるようだ。日本における主な生息地は東北の北東部であろう。一部では「海のミルク」などと称されることもあるようだが、決してミルクのような味わいはないだろう。むしろ、磯の香りがぷんぷんと漂っていて、とてもはじめての人にとっては箸を付けたくないような、そんな香りの肴なのである。外見はグロテスクなことからなかなか口にしない日本人も多いというが、この味を知ってしまったら食べないわけにはいかないと云えるくらいに逸品の味わい。軽く酢で〆たものが素材の味を引き立てている。東北の地場食材としてもっとも愛着に満ちた逸品である。まさに東北からの恵みの味だ。上京して間もない頃のおいらは、「ほや」は食べられなかったと記憶している。原始的記憶以降のものであるので、その信憑性は大である。いつから「ほや」が食べられるようになって、しかも何時からかは「ほや」こそ酒の肴の逸品であると思うようになったのであるから人生はまた不可思議なのである。日本における主な生息地は東北の北東部であろう。一部では「海のミルク」などと称されることもあるようだが、決してミルクのような味わいはないだろう。むしろ、磯の香りがぷんぷんと漂っていて、とてもはじめての人にとっては箸を付けたくないような、そんな香りの肴なのである。。
玄米効果が現れたのだ
マグロのブツ切りで一献
焼きそばに紅ショウガはよく似合う

晩餐の締めにて焼きそばを食した。添えられていたのが定番の「紅ショウガ」である。千切りにされたショウガを赤い色素に染めてひときわ鮮やかな添え物としての紅ショウガが出来上がる。比較的脂質が多い焼きそばの脂っぽさを中和させる作用がある。云わば焼きそばに紅ショウガとはベストパートナー。焼きそばに紅ショウガはよく似合うのである。ショウガに接する機会と云えば、他にも寿司に添えられるガリがある。ガリの方が実際には色素や調味料を用いていないので、よりフレッシュな味わいだ。だがおいらは寿司のガリよりも焼きそば用の紅ショウガの方が好きなのだ。脂っぽい焼きそばとのコンビネーションに満足するからだろうか、或は別の理由があるのか知らぬが、此の紅ショウガを食べたくなったときに焼きそばを注文するというおいらの癖はこれからも継続して続いて行くのだろう。
漬物の定番「白菜漬け」は昔ながらの郷土食かもしれない
今年は富士山の方角に向かって恵方巻を食した
ブリの脂が染みて美味い「ブリ大根」

冬の定番メニューこと「ブリ大根」を味わった。出世魚の代表ことブリは今の冬が旬だ。冬のブリのうまみを、これまた最大限に生かした料理は「ブリ大根」ということになる。「ブリ大根」の基本とは、大きくカットした大根にブリの旨味を吸わせて味わうということになる。大根は大きくカットせねばならないのであり、薄切り などにされた大根では此の味わいは体験出来ないのである。そしてそれなりの調理時間を必要とされる。大根の煮時間も20分は下ることがなく、決して簡単レ シピではあり得ない。そんなこんなの条件を満たしつつ「ブリ大根」を調理。新鮮なブリの切り身を用意した以外は、取りたてての調理法を使った訳ではなかったのだが、程よいブリのあまさがおいらの喉を唸らせるに充分なる出来前ではあった。冬季の酒のつまみ的料理として、これ以上の 奥深い味は無いものだと実感させるに充分である。
アーツ前橋「音色を奏でる絵画たち」展で師の作品に触れた


前橋市内の「アーツ前橋」では、「音色を奏でる絵画たち」が開催されている。前橋市が収蔵する作品を中心にしながら、色彩や形がリズミカルな作品を展示しているというテーマに沿った企画展である。その展示内容はと云えば、パウル・クレーの水彩画の小品から始まって、ソニア・ドローネ、ジョアン・ミロ、難波田史男、等々の作品が展示されていたのだが、なかでも清水刀根、南城一夫、と云った、群馬県の前橋出身者や前橋市に縁のある作家たちの作品展示が中心である。
http://artsmaebashi.jp/
そんな展示会場を回っていたおいらに飛び込んできたのが、武澤久さんの「永遠慕情」という作品であった。おいらが高校一年生の頃に学んでいた美術の教諭であり美術部顧問でもあり、おいらがお世話になっていた、云わば恩師と呼ぶべき師の作品であった。武澤師の「永遠慕情」という作品は、色と形のとても明確な筆致が特長的であり、現代絵画のエッセンスを示した作品としてもとても評価されるべき作品である。おいらが師に学んでからもう数十年が経つが、師の明確かつ現代絵画のエッセンスを込めた作品に触れて嬉しく思っていたのである。










