上州で美味い「けんちん蕎麦」を食した

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上州こと群馬県内の蕎麦屋にて美味い「けんちん蕎麦」を食した。

もり蕎麦とけんちん汁とお椀がセットになって出てきて、けんちんの汁をお椀によそいその中に蕎麦を漬けて食べる。けんちんは少々濃い目甘めの素朴な味付けで、具もまた大根、蒟蒻、人参、牛蒡といたってシンプル。生まれ育った郷土の味付けそのままである。

蕎麦については隣の信州には知名度等で劣るが、此のけんちん蕎麦のように郷土食の強いメニューに出会えるのは嬉しいものだ。日頃からダイエットを心がけているおいらだが、この蕎麦はおかわりがしたくてたまらなかったのである。

村上春樹さんの新作「女のいない男たち」を読む(其の1)

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今月に発行されたばかりの村上春樹さんの新作本「女のいない男たち」を読んだ。久しぶりの短編集だと云うことである。地元の書店でもイチオシ的パフォーマンスを展開している。ハルキストの春がやってきたという光景が垣間見られている。

同書はテーマを同じくする6話が盛り込まれている連作集と云う体裁であり、なかの4話は「月刊文藝春秋」誌にて発表済みである。おいらは文藝春秋誌にて掲載された4話をすでに読了しており、其れ以外の2話については書店での立ち読みにて対応仕様と考えていた。村上春樹さんの本はどれもが好きであり、おいら自身がハルキストの末端を占めているのだという自覚もある。だが然しながら短編2話を読むのに1700円ばかりを支出するにはちょいとばかり深刻な、個人的な経済事情が関与していた。だが実際に同書を手に取り、書き下ろし作品としての新作「女のいない男たち」を読み進めるなり、其んな個人的経済事情を打ち破るくらいに、持っておきたい、購入したいと云う思いが満いつしたからの購入ではあった。

(此の稿は続きます)

XP終了で、Windows7対応のMARパソコンを購入

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今月の9日からは「Windows XP」へのサポートが終了したのであり、おいらが使用しているXPパソコンを使い続けるべきか否かについて思案していた。XPパソコンは通常的に使用するならば現役のマシンとして使い続け得るものではある。然しながらサポート終了以後のXPは、セキュリティーにとって不十分であり、関係する他のユーザーに対しても迷惑を掛けてしまう可能性があるという。こんなにセキュリティーに関する脅しのようなメッセージを浴びてしまえば、早晩新マシンに移行することは既定の代物ではあった。おいらが今回購入したのは、所謂MARマシンである。専門店においては格安の値段で購入することができる。セキュリティーに関連するあれこれは不明だが、これからWin7マシンとして充分なパフォーマンスを期待するには充分ではある。

鮭の持ち味を活かした「サーモンのホイール焼き」を食した

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「サーモンのホイール焼き」というメニューを食した。サーモンと云えばサケ(鮭)のことを指している。近頃のサケと云うものは、サーモンの他に、外来種のニジマスを含むのだと云う。サケとニジマスとはほとんど異種の魚であるが、此れを同類に呼ぶことは禁じられないという。まったく日本語の悪しき乱用はとどまることを知らないようなのである。

サーモンことサケの料理は多々あるが、ホイール焼きという料理は、茸や野菜にもマッチしている。鮭の持ち味を活かした料理であり、結構いけるのだ。

マグロの赤身以上にフレッシュな味わいの初カツオ

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春の味覚の代表としての「初カツオ」を味わった。その身の色は鮮度まばゆい赤色に占められている。魚の青味を内に含んだ赤味とでも云おうか。大きく切りさばかれたカツオの身は、フレッシュさみずみずしさ至極であり、春の食欲を謳歌させる食材にもってこいであった。

マグロよりも小ぶりではあるが上品な味わいであり、人間の健康生活に必須の成分であるところのEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)の含有量が多いと云うことが挙げられる。しかも季節の旬を味覚で味わいつつ季節を愉しめるのだからこのうえも無い食材だと云って良いだろう。

「目には青葉 山時鳥(ほととぎす)初松魚(かつお)」という山口素堂の有名な句に象徴されるように、「初ガツオ」といえば春を告げる味として有名だ。脂身濃厚なモドリカツオは、例えてみれば中トロのマグロではあるが、鮪の赤身以上のフレッシュさを味わうことができるのが、初カツオなのである。近頃では春というより も、現代では5月から6月にあたる、初夏に近い季節の味として広くいきわたっている。

焼きそばの為にだけあるような紅ショウガの味わい

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晩餐の締めにて焼きそばを食した。添えられていたのが定番の「紅ショウガ」である。千切りにされたショウガを赤い色素に染めてひときわ鮮やかな添え物としての紅ショウガが出来上がる。比較的脂質が多い焼きそばの脂っぽさを中和させる作用がある。云わば焼きそばに紅ショウガとはベストパートナー。焼きそばに紅ショウガはよく似合うのである。

ショウガに接する機会と云えば、焼きそばの他にも寿司に添えられるガリがある。ガリの方が実際には色素や調味料を用いていないので、よりフレッシュな味わいだ。だがおいらは寿司のガリよりも焼きそば用の紅ショウガの方が好きなのだ。脂っぽい焼きそばとのコンビネーションに満足するからだろうか、或は別の理由があるのか知らぬが、此の紅ショウガを食べたくなったときに焼きそばを注文するというおいらの癖はこれからも継続して続いて行くのだろう。

本年も漸く庭のチューリップが花を咲かせた

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昨日見つけたのだが、庭のチューリップが漸く花を咲かせていた。例年に比べると1週間以上は遅い開花である。

そもそも本年は50年ぶりだという大雪に見まわれており異常気象の寒気到来、全くと云って良いほど手入れもしないで放置していたチューリップが花咲かせることも無いだろうと、半ば諦めていたなかでの、思わぬ発見ではあつた。

実は一昨日の夕刻には、チューリップの蕾を発見していた。雨模様の日の夕暮れ時でもあり、甘露が乗った花弁の儚さにはじんわりと感じ入ったりしていたものではある。異常気候の日々を経て、一昨日には雨模様の中での寒気にも耐えて花を咲かせたチューリップはとても愛しく感じ入っていたことは云うまでもない。

注目してみるとまだまだ他にも開花を待つチューリップは我が家の庭を席巻していたのであり、これからの成長が益々に愉しみなのである。異常気象の年のチューリップの生命力には天晴れなのではある。

武蔵小山「牛太郎」の看板メニュー「とんちゃん」を食する

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渋谷界隈へと外出し用を足した帰りに足を伸ばし、東急目黒線武蔵小山駅近くの「牛太郎」を訪れた。店の扉を開くと土曜の休日だというのに席を待つ人々の集団に遭遇することとなっていた。滅多に見ることのなかった満席状態である。店内のカウンター席に陣取って待つこと30分以上、漸く席が開いて、お目当ての酒の肴を注文することとなった。

先ず注文したのが同店の看板メニューこと「とんちゃん」である。メニューの名前はおちゃらけているが、味のほうは決しておちゃらけている訳ではない。ガツをはじめとする数種類のモツを味噌や生姜に漬けてそれを焼いて提供される品物であり、口にして逸品の味わいである。煮込みのモツより食感が強くてしかも味噌仕立ての味わいが濃いのであるから、おいらを含めて呑兵衛たち好みの、極めて個性派のモツ料理であることは明らかである。あまり訪れることのなかった東京都南部の名店の味は期待に違うことないものであった。

モツ以外のメニューについても、メニューの数は多くないが、おいらが注文したポテトサラダをはじめ、東京近郊の居酒屋メニユーの基本を踏襲しており、酒が進むことこのうえないのではある。

愛用のウルトラブックが容易に収納出来るキャリングポーチ

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おいらが外出するとき、特に外泊を要するときに忘れることが出来ないツールの一つがウルトラブックだ。おいらが現在愛用しているのが「ZENBOOK」という機種なのだが、此れが実際、おいらが数年前に購入して以来、有したウルトラブック史上の最高の代物なのである。

何よりも先ずはCore i5のプロセッサーを搭載しているのでパフォーマンスに不満が無く、そして堅牢性に優れている。ASUS社のHPによれば、堅牢性を確保するためにアルミ板1枚から形成されるユニボディを採用しているらしい。実際にこれまでおいらが外出先でZENBOOKを使用している際に、トラブルは無かった。他の機種では有り得なかったメリットではある。

然しながら此れら二つのメリットを有しながらも、サイズ的には少々大きいのが難点なのだった。簡単に云うならばB5に収まらないのだ。B5の上のサイズA4でスムーズに収納出来て持ち運びが良いバッグを欲していたのだ。

そんなところで偶然にも思いがけなく手にしたのが、A4のウルトラブックパソコンが収納出来て、とても軽くて、バッグインバッグにもなり、ショルダーベルトにも対応する、キャリングポーチだ。近場の外出にはショルダーベルトを掛けて持ち運び、遠出の外出や旅行にはバッグインバッグとしても重宝出来るのだ。おいらのウルトラブックとのベストパートナーと云えるのだろう。

上原善広さんの「日本の路地を旅する」を読んだ

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日本全国にある路地には夫々に特別な地場ともいえる特別な趣が存在している。おいらは全国各地を旅するたびに、そんな路地に接してきたが、此の一冊はそんな個人の思い入れを遮断するほどの重みを有している。おいらがスローな旅で味わっている趣とは異次元の現実である。

全国の中にて「路地」と呼ばれる場所の一部には、被差別部落が在るのだということを、同書は示している。其の呼称の元の一つは、亡き小説家、中上健次さんの記述に依るものであるということなのである。被差別部落出身の中上健次さんが「路地」と呼んだ場所を、同じく被差別部落出身の上原善広さんが旅をしながら、ノンフィクションのルポルタージュとして纏めたものが本書の成り立ちである。

ただし、同書の中にては具体的な被差別部落の名称や場所を特定することは無い。おいらの出身地である群馬県内の路地を扱っている章を読んでみても、具体的な地名は確認出来ないし思い浮かべることも無かった。暗く重たく負のエピソードを抱えているとされる全国の路地を、作者はまるで巡礼の旅を行なうようにして歩きながら、レポートしている。

鶏肉の稀少部位「せせり」を焼き鳥で食した

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焼き鳥の部位には様々ある。今日は鶏肉の稀少部位「せせり」を焼き鳥で食したのだった。ねぎ間、手羽先、といったオーソドックスな部位にも負けず劣らずの味わいではある。上の写真の手前にあるものがせせりである。

此の「せせり」とはそもそも鶏の首の剥き身であり、一羽からわずかしか取れない希少な部位だという。ネック、あるいはそろばんなどとも呼ばれる。鶏の首まわりの部所であることからもっとも運動量が多いのであり、それかあらぬか様々にある焼き鳥の具としても此のせせりが最適だという意見も多いのである。これまでなかなかこの部位にはありつけなかったからか、最近は地元焼き鳥店を訪れるたびにしばしば注文してしまうのである。

久々に豚でなく「牛のもつ焼き」を食らったのだ

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時々足を運んでいる居酒屋にて「牛のもつ焼き」を食らった。豚のもつは常日頃から串焼きのメニューにてお馴染みでは在る。ところが牛のもつ焼きというメニューの名前はそれ以上のインパクトを示している。

実際に口にしたモツの味は、少々噛みごたえがきつくていた。噛みごたえというポイントについては平均的なポイントであった。更に云えは、モツならではのひく感じの味わいを体験していた。よく言われる臭みとかではないが何か引くような思いを感じさせている。ある種、賛否両論的な味わいを体験したというべきなのである。

「鮎の塩焼き」を食すれば春の季節を実感するのだ

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春の川魚としてもっとも印象的なのが鮎である。鮎の塩焼きを味わえば春の訪れを実感することこのうえないのであり、鮎は川魚のなかでも特別なのであり、鯉や鮒や虹鱒くらいにポピュラーだった川魚とは一線を画して高嶺の魚だったのである。この季節は日本の河川にて鮎漁の解禁日が目白押しとなる。九州、四国など南国温暖の地区が早いようだが、細かく見てくるとそうとばかりは云えない。河川の周辺住民の意向や地域的文化事情、歴史事情等が絡んでいるようだ。おいらの出身県の群馬県でも鮎漁は盛んであり、これから鮎の本場を迎える。海無し県の川魚として鮎はとても愛されてきた魚なのである。

今回の鮎の塩焼きもまた、絶品の味わいであった。何よりもまずは食材の鮮やかさが引き立っていた。繊細な食味でありながら、大衆的な人気食材でもあり、この季節には積極的に味わい尽くしていきたいものなり。鮎という川魚はシンプルに塩焼きにして食するのが最も味わい深い。これは他の川魚である虹鱒、岩魚、等々の川魚においても云えることなのだ。

上州群馬の郷土食である「おっきりこみ」を食らった

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上州群馬に帰省していたとき、ふと立ち寄った蕎麦屋にて「おっきりこみ」という、おいらもかねてからの関心高き注目のメニューを食らうことが出来たのだった。幅広の麺が特長的であり、此の時期には冬から春に掛けての野菜がふんだんに用いられている。白菜、人参、牛蒡、蒟蒻、等々といった根菜を初めとした野菜類がその生命のピークを迎えるのだが、そんな野菜根菜類のピークを食材にしてメニューに取り入れた郷土食には、先ずは何よりの天晴の思いを強くしていたのだったのである。上州のおっきりこみについてはよく比較されるのが、甲州山梨県が発祥の「ほうとう」である。ほうとうの方が有名なことから、群馬の「おっきりこみ」が「ほうとう」の真似ではないかという根拠の無い疑いさえ掛けられていたものである。だが上州の「おっきりこみ」には甲州の「ほうとう」以上の要素があることは此処で示しておきたいと思うのだ。先ずは日本人にとってもっとも親しき醬油ベースの味付けであるということ。此れが大きい。ほうとうの基本的味は味噌であるが、此の味噌味が中途半端なものであることを体験しているのだ。だが上州の「おっきりこみ」については、基本的な出汁の味についても醬油の味付けに関しても、特段の異議などは提出されてはいない。格別なるライバルとしての「ほうとう」についてはおいらもとても好意的に捉えており、決してほうとうが邪道だと云うつもりも無いのである。だが上州発の「おっきりこみ」の旨さ、素朴さ、他に無いオリジナリティー性、等々についての関心を深めて行きたいという思いを強くしていた。そんな今宵なのではある。

群馬の隠れた名湯「四万温泉」を訪れたのだ

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上州こと群馬県の隠れた名湯「四万温泉」に旅したのだった。JR吾妻線の中之条駅からバスで40分程度を進むと、四万川に沿って趣きある温泉街が並んでいる。さすがに国民保養温泉第一号だけのことはある。由緒正しい温泉街の光景が迎え入れたのである。バスの終点から徒歩で数分を要したところに、積善館本館が在る。現存する日本で最古の湯宿建築なのだといい、群馬県指定重要文化財に指定されているという、これまた由緒正しい温泉旅館なのである。アニメ映画「千と千尋の神隠し」で描かれた宿泊所「油屋」のモデルとなったとされることでも有名である。

赤い橋を渡って辿り着いた積善館の、同館の昭和5年に建てられたという元禄の湯は、広い空間の中に5つの湯舟を並べた独特の形状であり、四万温泉の象徴とも呼ぶべき温泉のビジョンを示している。自然光の輝きが湯船を照らしている様はまるでアニメ世界を具現したような趣きを醸しており、特別な入浴体験を味わうこととなっていたのである。

 

「春キャベツ、玉ねぎのチーズ焼き」は春満開の味だった

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玉ねぎ、キャベツといった日本の日常的な野菜にも旬の季節が存在するのだ。春の季節の野菜は多々あれども、春キャベツ、春玉ねぎたちにはこの季節でしか出逢うことができないのである。いわば春キャベツ、春玉ねぎたちは季節の旬的食材の類いに分類することができるのだ。こんな旬食材を放っておく手は無いのであり、旨そうなメニューを見れば注文したくもなること、人の基本的ならいなり候。

という訳で先日に出逢った「春キャベツ、玉ねぎのチーズ焼き」には、特別な思いを刻んでいたのだ。特別な春の味を受け取ったと云うべきである。基本はグラタンなのだが其のソースは非常に薄くシンプルであり牛乳に少々の欧風出汁を付け加えた程の味付けだったのであり、シンプルであり春味の鮮烈さを感じることができたのだ。

餃子専門店にて「そば餃子」という珍しい餃子に遭遇

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八王子市内の「弘福」という餃子専門店にて、小麦粉の代わりにそば粉を用いて作られた「そば餃子」という珍しいメニューにありついたのだ。餃子の皮がそば粉による以外は、同店餃子特有の大振りの焼き餃子である。そば好きのおいらにとってはとても食指を唆られるメニューではあった。個性薄い小麦粉の皮と異なり、そば特有の感触が舌を刺激する。そして、通常の小麦粉由来の皮と違うのは、焼き目が強く、しかもパサパサになるということだ。もちもち感が失われている。

日本人向けにアレンジされたユニーク餃子の一つなのかもしれないという印象を刻していたのであった。

■弘福
東京都八王子市小門町1-3

海鮮の酢漬けに舌鼓みなのだ

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よく行く居酒屋で今宵は「海鮮の酢漬け」というメニューを頼んでいた。提供されたメニューをながめると、タコ、海老、ホッキ貝、ホタテ貝、ママカリ、クラゲ、キュウリ、若芽。といったおいらが好きな食材ばかりであった。これはしとどに酒が進んでいたことは間違いない。海鮮ものを頼むとあれば、財布や体調やらと相談するのがならわしではあるのだが、今宵の「海鮮の酢漬け」についてはそんな思いも吹き飛んでいたと云うべき邂逅なのではある。

出てきたメニューは酢に長い間漬けられたものとは裏腹に、鮮度が良かった。ただし、若芽とクラゲに酢味が染み込む程度の時間は必要であったとみられるのだった。酢漬けのメニューは鮮度がいのちである。酢の味が染みた海鮮ものもこれはこれで逸品のメニューなのだった。

久しぶりに伝統料理の「筑前煮」をつくったのだ

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久しぶりに我が家でも「筑前煮」をつくったのだった。九州北部の筑前地方が発祥とされていることから此の「筑前煮」という名称が付与されたとされている。旬の食材である筍をベースに、ゴボウ、コンニャク、レンコン、ニンジン、等々の代表的根菜類が一同に介して伝統的料理が成り立っている。冬から春にかけての野菜類を活用した、元日本の某地方発の伝統料理の代表格なのだ。

味付けは鰹味を中心にした出汁で具材を煮込んで、醤油、味醂、砂糖といった日本の古来からの伝統的調味料が活躍している。此の甘辛い味わいは日本料理の基本かなと感じるに充分である。地方の料理が実は古来からの伝統的調理法に依っているということをおもうのだ。

直木賞受賞作品、姫野カオルコさんの「昭和の犬」を読む

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今年の前期直木賞受賞作品である姫野カオルコさんの「昭和の犬」を読んだ。ベテラン作家の一人であることは読み進める以前からおいらも知ってはいた。授賞式にはいつものジャージ姿で現れたことが話題にのぼっていたが、其の彼女の作品自体もそうとうの年季の入った味わいが感じられる、とても個性豊かな筆致が特徴の作品なのである。

作品中に著者の出生や生育する時代の息吹を連想させるかのごときエピソードが、此処彼処に散らばっていて、過ぎ去った時代の風景を思い浮かべながら読み進むのも楽しい一冊なのである。