キャンバスにアクリル F8号
「小林活夫のブログ」カテゴリーアーカイブ
獣が棲む里
里の相貌
獣が棲む里
月の居る湖畔
里の相貌
国立新美術館で開催中の「自由美術展」に出展しました
六本木の国立新美術館にて本日(10月4日)より開催されている「自由美術展」に出展しました。おいらが出展したのは、本年の夏頃に描き上げたばかりの新作「横たわる老獣」というF50号の作品です。
家のアトリエで格闘していた頃には大きく見えていた自作品なのでしたが、実際に巨大な美術館の壁に展示されたそれは、まだひよっ子のように小さく見えて、何時かはこの巨大な美術館に飾られるに相応しい作品を描き上げねばといった、新たな課題や決意を抱いたのでありました。
■第81回自由美術展
会期:10月4日(水)~10月16日(月)休館日10月10日(火)
10時~18時(入場は閉館の30分前、最終日は15時閉館)
会場:国立新美術館
東京都港区六本木7-22-2
入場料金:一般 800円/大学生 500円
高校生以下・70歳以上・障害者手帳をお持ちの方および付添者2名まで 無料
http://jiyubijutsu.org/exhibition/main/2017-81/
岬で咆哮する獣
横たわる老獣
ヤドカリ(サムホール)
赤城山南麓の赤城神社へと向かった





上毛電鉄に乗って大胡駅にて下車し、そこから上州の名山こと赤城山の南麓へと向かっていたのだった。大胡駅からふるさとバスに揺られて20数分で赤城神社へと到着。樹々の息吹や澄んだ風にやらに囲まれたその大地からは、この地独特の地場とも称すべきものが存在しており、其れこそはある種の神々しさを感じ取るに充分なのだった。赤城山の南麓はと云えばそこかしこに湧き水が湧き溢れ、温泉が湧出している。夜の森には猪の家族が列をつくって更新する姿も見かけるというくらいに、野趣溢れる地域である。都会の生活に行き詰まったりしたときには赤城山を目指してリフレッシュすることが可能である。おいらもそんな神々しい恩恵に浴していたのであった。
故郷の「前橋まつり」に遭遇
母が病院へ入院して以来、地元の上州前橋に定住気味のおいらである。先日は母も病状回復して病院を退院し、以前からの老人施設へ戻ったが、なかなか東京の生活には戻れず、このまま実家での定住を考えている昨今なり。そんなこんなの本日は、旧市街地周辺にて「前橋まつり」なるイベントに遭遇したのだ。シャッター街などとも呼ばれて久しい故郷前橋の商店街にて、このような祭りが開催されていた。壊れかけている商店街の息吹を快復させようという、関係者の思いが強く圧し掛かってきたものだ。ただ此処で感じたことのひとつには、新しい「祭り」の形態に戸惑う一面があったのもまた確かなり。新しい「祭り」の形態に戸惑うのはおいらが変わったのが要因なのか、あるいは古里の質が変貌を遂げていたからではなかったのか?
高崎駅で「峠の釜めし」を喰らう


所要で立ち寄った高崎で「峠の釜めし」を購入。丁度お昼時であり、乗車までにも時間が在ったので、駅構内にて其の釜めしを喰らうことになっていた。そもそも的に群馬県内の駅弁の中で、おいらは「峠の釜めし」が一番のお勧めである。おいらが幼少の頃から釜めしといえば「峠の釜めし」を指していたのであり、電車旅のお供としても最もポピュラーな代物だった。どっしりとして重量感の在る益子焼きの土鍋の中には、鶏肉味が染みたご飯に椎茸、筍、栗、牛蒡、杏、等々の具材がトッピングされている。やや濃い目の奇をてらわない味付けが、何度食べても恋しくなるほどで、まさしく旅の友としての駅弁の魅力が詰まっているのだ。
■峠の釜めし本舗 おぎのや
http://www.oginoya.co.jp/index.html
前橋産「朝顔菜のお浸し」
糸を引く「納豆チャーハン」は邪道的メニュー
真イカの沖漬けは沖の香り漂う珍味なり
BASEL(バーゼル)富士森公園店の温泉卵、キムチ添えのチキンカレー
昼食時にふと、BASEL(バーゼル)富士森公園店を訪れた。都営の富士森公園を見渡す場所に位置するその「BASEL(バーゼル)」店内のはほぼ100パーセント近くの女性客で溢れている。そんな店内へと歩を向けたおいらは、やはり、相当に気恥ずかしい思いに囚われていたのであった。
そしてランチメニューの中から、チキンカレーを注文。出てきたそのメニューは、じっくりと煮込まれたチキンの味わいがしみて、とても女性客に受けそうだということを合点した。トッピングがまた、温泉卵とキムチである。このビミョーな取り合わせに、男性陣の一人としてのおいらは少々疑問視したのであるが、お腹に入ってみれば、カレーの辛味、チキンの旨味、そしてキムチのピリリ感とが一体となっており、まずくはないことをさらに合点していたのである。
■BASEL(バーゼル)富士森公園店
東京都八王子市台町3-13-4
早々と地元で、秋の花こと彼岸花に遭遇したのだ


秋の彼岸頃の季節になると、妖艶な真紅の花を咲かせる曼珠沙華。今年は少々早くに彼岸花に遭遇したのだった。別名・彼岸花とも呼ばれ、彼岸の日をピークにその満開の時期を迎える。おいらの実家の近くの道端にも曼珠沙華を見かけるが、鮮紅色の花の姿はまるで彼の世の世界からの導きの姿のように魅了しており、思わず顔を近づけてしまう。秋の香り云うべきその香りを嗅ぐと日々の雑念が消え失せるような錯覚にも捉えられていた。
鋭い真っ赤な花弁が咲きまくるその光景は流石の曼珠沙華である。天晴至極の様相を呈していると云ってよい。ところで曼珠沙華とは別名で彼岸花とも呼ばれており、秋の彼岸の到来を示している。今年の彼岸花の生育はほぼ予定通りの生育的スケジュールにのっとっているかのごとくだ。
ところで曼珠沙華の本場は高麗の巾着田である。埼玉県日高市高麗の「巾着田」を取り巻く地域には、100万本もの曼珠沙華が一帯に咲き誇り、その勇姿を人々の目に焼き付けている。高麗の「巾着田曼珠沙華祭り」はいまがはえどき、今年はちょうど、例年に無くピッタリの満開時期に訪れることができたのだった。家の近くの道端にも曼珠沙華を見かけるが、やはり巾着田のその群生する姿は圧巻である。鮮紅色の花の姿はまるで彼の世の世界からの導きの姿のように魅了しており、思わず顔を近づけてしまう。
焼き白貝で晩酌

焼き白貝で一献。通称名が「白貝」「シロガイ」あるいは「サラガイ」とも呼ばれる。外見は文字通り白い色をしており、滑らかで、成長脈と云う筋模様が弱い。大きさは蛤くらいだが、形は青柳やムール貝に近い。生でも食することができるが、蛤のように炙ってバターと醤油を垂らして味わうのが正道だ。少々火を通した方が甘みもコクも拡がっていくようだ。市場では中々見かけないが、魚介専門店、北海道料理店などに行くと時々目にすることがあり、そんなときには注文したくなる。
味は淡白でこれといった癖がない。ビールやホッピーのつまみとして充分だ。色々な貝料理にも使えるようで、検索すれば様々なレシピが見つかった。スーパーなどではなかなか出ないが、今度色々探してみたい食材ではある。
サバ味噌煮で夜食
定食屋のサバの味噌煮で夜食を喰らった。サバを使った定番メニューとくれば、サバの味噌煮、しめサバ、サバの文化干し、蒲焼き、等々となるが、サバの味噌煮は特に昼の定食屋で定番のメニューであり、注文度がかなり高い。そもそもサバは足が速いので、生食されることは滅多に無い。その代わりに保存食として古今東西より珍重されきており、サバ味噌などはそんな珍重的文化メニューの代表格なのだ。そんな珍重的文化メニューを昼の定食のみに押し付けていたことの不条理は、これから明らかになっていくだろうが、それはともあれ夕食のつまみ的食としてのサバ味噌が絶品であることを今日は逸早くキャッチしたのであるから、ラッキーだったと云うべきであろう。




















