まぐろのほほ肉がどっさり盛られた「ビンタ丼」は美味なり。

銀座界隈と云えば築地市場を近くに控えていることからも、新鮮な魚介類を使ったメニューが豊富である。本日食したのは、まぐろのほほ肉(ビンタともいう)を特性のたれで甘辛く焼いた切り身がどっさりのった「ビンタ丼」である。

まぐろのほほ肉といえば、通常は、魚市場関係者しかありつくことが出来ないという希少な部位である。引き締まって弾力があり、噛み心地もひとしおである。例えばよくあるまぐろの煮付けはパサパサとして味気なく、あまり食べられたものではない。おいらもちと苦手である。まぐろを使った「ツナ缶」は、あっさりと塩味で、サラダオイルなどを加えているが、まぐろが甘辛の味付けとの相性が優れないというゆえあることでもある。

しかしながらまぐろの「ほほ肉」に限っては煮ても焼いても崩れることがない。牛肉、豚肉以上に甘辛たれとの相性良し。一度食べたら忘れ能わざるべき逸品なのである。

こんな希少で美味なるほほ肉の「ビンタ丼」は、昼ランチで780円の安さなり。おすすめです。

「豊年満作」東京都中央区銀座3-8-4  新聞会館 B1F