高級食材化する「ホッケの開き」を味わう

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このところホッケの漁獲量が減り、値段も高騰しているというニュースを耳にした。一節によればホッケの漁獲量低下の原因が、地球温暖化によるものだとされ、一時的な現象ではなさそうなのだ。そんなことからこのところ久しぶりに食指が動いていた。いつもはあまり行かないスーパーを周り、沼津産のホッケの開きをゲット。朝食にホッケの開きを食したのだ。脂が程よくのっているその身の味わいはあっさりしていて食べやすい。朝食の一汁一菜の具材としては充分上出来な逸品である。昔からこのホッケの類いは長い間冷遇されてきた。某百科事典には「不味い魚」という記述があったほどなのである。高級魚か大衆魚かといった評価はさておき、食べられるうちに食べておきたい日本食のひとつである。