チューリップの球根を植えたのです

近くの公園で開催されていた「植木市」会場で「チューリップ球根のつかみ取り」というのをやっていた。一寸した興味でやってみることに。

ラッキョウか梅酒を漬ける大き目のガラスビンの中に球根が詰まっていて、その中に手を突っ込んで掴み取るというものだ。ふつう5個程度なのだそうだが、おいらはそのとき少々気合を入れたためか8個を掴み取っていた。掴むまでは良かったのだが中々手がガラス瓶から外れない。やはり取り過ぎかと感じたが、大事な球根を潰さない程度にするする徐々に、動かしながら、何とか取り出すことができた。

掌に乗せて見れば、まさに球根型した姿形やマチエールがなんとも可愛らしく、大切に育てたい気分がむらむら沸いてきて、球根植えに励んだというわけだ。

家の前の草むらがぼうぼうになっていたところを整理して、とりあえず土を10センチ程度掘り起こして球根をセットした。久しぶりの土いじりで手と足は土色に。草を刈っていたら30~40センチ程度の蛇に遭遇してびっくり! それでも一昨日の雨で土もしっとりと湿っていたので、作業は特に問題も無く終了したのだ。

チューリップは代表的な秋植え球根なので、今が時期的にはちょうど良いようだ。だが植物を育てた場所ではなく土づくりも何もしていない土地なので、ちゃんと育ってくれるかは全く予測は出来ない。あとは土と太陽と雨や空気や、土中生物やらに上手く育ててくれることを願うばかり。目指すはオランダ式の庭園造りなのだ。