「とり天丼」とシャリキンホッピーで連ちゃんほろ酔い

先日八王子駅南口にオープンした「八王子ロマン地下」の一角には「トリ天」というユニークなメニューを提供する「ハネヤ」という店がある。

■八王子ロマン地下
東京都八王子市子安町4-11-8南口田中ビル地下1階

鶏肉を揚げた料理だが「唐揚げ」ではなく「天ぷら」として調理されるのが特徴である。店員に尋ねたところ、九州大分の郷土料理であるとのことだ。

本日食したのは鶏のササミ肉を用いたものだが、モモやむね肉を揚げる店も多いようだ。店独自の工夫として、紅ショウガ、海苔などをトッピングして揚げている。

丁度腹も空いていたので、ご飯に乗せた「天丼」として味わうことにした。唐揚げよりも淡白であり、天つゆとの相性も良い。トリの天ぷらをお好みで4種選び、サツマイモとオクラの天ぷらが加わる。今回選んだのは、「いそべ」「紅ショウガ」「梅シソ」「のりチーズ」。その他「ゴボウ」「黒ゴマ」「定番」等が選べられる。おいらは見た目の風雅さや口の中でヒリリと辛味を放逸していた「紅ショウガ」が、最も気に入った。

少々早い時間であったが、大きく大書された「シャリキンホッピー」のメニューに抗し難く、1杯のつもりが2杯ほど頂くこととなった。ご存知シャリキンホッピーとは、焼酎をカキ氷にしてそれをホッピーと合わせていただくという、ホッピー好きにはたまらないリカーの一種である。

口の中で残った紅ショウガとヒンヤリと冷えたシャリキンホッピーとが酔いを加速させていた。朝から寒々としていた身体にはほんのりと火が灯ったような気分がしていた。