十数年ぶりに味わった新宿歌舞伎町「番番」の焼きとん

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上州に帰省した帰りに新宿にて途中下車。数十年ぶりとも云える居酒屋「番番」に立ち寄っていた。歌舞伎町の真っ只中の繁華街に入るとすぐに「番番」の看板に誘われるようにして、おいらは地下店舗へと連なる階段を下っていた。

かねてより新宿東口歌舞伎町で飲むときには、大衆的焼き鳥店として、或いは〆の一軒として欠かすことのなかった店舗である。東京都心に住んでいた頃とは異なり都下に居住の臍を有しているおいらにとっては、ほぼ十五年ぶりかと思われる出没的訪問ではあった。

新宿歌舞伎町の焼き鳥の名店としての印象があるが、実際には焼き鳥店というよりも焼きとんを上手に焼いて提供してくれる名店なのだ。であるからして本日も鳥よりも豚のもつ焼きを多く頼むことになってしまっていた。豚もつ焼きの味わいは新鮮でコクが有り、以前と変わらずググっと来る。新宿歌舞伎町の焼き鳥、焼きとん店の銘店の座は今でも空かすことがない。

■番番
〒160-0021
東京都新宿区歌舞伎町1−16−12‎
03-3200-9354