松本龍(元復興相)とは、ただの莫迦なのか?

鳴り物入りで創設された「復興相」の初代大臣こと松本龍という男が、その発言で物議を醸していたのは、ほんの2日位前だった。被災地の岩手、宮城に出向いては、それぞれの県知事との奇天烈な遣り取りが、TVニュースを賑わせていたものであった。

詳細に関してはその事情が判然としないのだが、松本龍という男は、なんだか大臣にでもなれば世の中が自分の思い通りになるとでも考えていたのか? あるいは、たとえば自社の社員か平取締役役員か何かの気分で被災地に乗り込んで行って、対知事会談に臨んだということなのだろうか?

いずれにしても中途半端な結末であり、事後のイメージは最悪である。もう少し引っ張って次なる筋立てを楽しませてくれるものだという、昨日まではある種の期待感もあったが、それさえも無かったという事か。妙にがっかり気分なのである。