奧鬼怒の旅の宿から

ぶらり旅にて奧鬼怒に滞在中。ノートバソコンのネット用ツールは電波の圏外だが、ソフトバンクの携帯はかろうじて使用可。慣れないスマホのキーボードをいじっている。若者みたくスラスラ出来る筈もなく悪戦苦闘中なり。時間に追いたてられることの無いこうした旅の時間をいつしかとても愛おしく感じとることが増えて、携帯電話にも馴染み初めているのかもしれない。ちなみにブログ投稿用のアイフォンアプリまで有ることを知り、更に身近なツールになりつつある。

さて、奧鬼怒温泉郷の中で最も奧には四軒の宿が存在するが、加仁湯、八丁湯に予約していない客が襲ってそこに行くには片道1.5時間もの登山道を歩かねばならない。おいらはこの山道を歩いて目指すことにした。露天風呂に浸かってひと息ついたはずが、慣れないことをしたつけでモモがつって歩行困難となっていた。この地域は月のわグマの生殖地域であり、登山道にも出現するらしい。熊よけの鈴も何も用意していなかったので少々恐くなったのだが、幸いに遭遇することなく悪戦苦闘の時間を終えたのだった。