「うまいもの市」で山形郷土食「だし丼」を食した

秋葉原では「うまいもの市」を開催していた(8/16~18)。

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ぶらりと会場をのぞいてみると、1階は北海道から沖縄県までの地域の特産品の見本市の様相。そして地下会場は大震災で被災した東北各県の特別なスペースが設けられていた。

ちょうど昼食時であったことから、テイクアウトで食べられる処と食べものとを探していたら「ポレポレ食堂」という全車緑色で塗り込められた車を発見、派手派手な車体に山形郷土食の「だし丼」という看板に惹かれて、早速食べてみることにした。

キュウリ、茄子、大葉、茗荷、オクラ、山芋、等々の夏野菜を細かく切り刻み、醤油ベースのタレに漬け込んで冷やしたものが御飯に乗っている。一口食べればひんやりと冷たい野菜の食感が口の中で刺激的に踊っている。御飯の温かさと具材のひんやりした味わいのコントラストがとても食欲をそそっていたのだった。

郷土食でありながら、もっと全国的にポピュラーなメニューになってもよさそうな料理である。漬け込んでいけば日持ちもするし、家庭でも比較的容易に出来る料理なのかとも思う。今度機会があったら家でも作ってみようと思ったのだ。