意外にいける夏の味「キャベツのアンチョビ炒め」

キャベツの味に魅入られてから、最近はキャベツ料理に嵌まっているおいらなのです。

ところで「キャベツのアンチョビ炒め」という不可解なメニューが目に付いたので早速注文してみたところ、これが意外やマイブームにも成りそうなヒットの予感なのでした。

アンチョビとはイワシの稚魚を用いて作られる、イタリア料理によく用いられる調味料である。その調味料を用いてキャベツを炒めた、それだけの料理なのだが、いたく微妙な味わいに感動した。云わばマッチングの妙とでも云おうか…。

胃腸薬「キャベジン」もキャベツの成分を生かしているという。やはりキャベツの持つ消化器官への働きには侮れないものが多く詰まっている。キャベツを食べれば胃腸が休まるというものではないが、胃腸障害を防止する上でのキャベツ頼みも試みて置く価値は、充分にあるのである。

これからの季節、夏になれば胃や腸やへの負担が強くなり、所謂夏バテの体調不良が襲ってくる気配なり。だがそんなときに胃や腸への体調不良を予防してくれる食材として、キャベツの存在は巨きなものである。キャベツを美味しく、しかも感動的に調理する、アンチョビという調味料に、いたく興味が注がれた夜なのでありました。