シンプルな鮎の塩焼きに舌鼓

鮎の塩焼きがメニューに出ていたので早速注文してみた。

写真で見てもらえば分かるように、大衆居酒屋ならではの、素朴に塩をまぶしてガスバーナーで焼くだけのものだったが、充分に旬の味覚を味わうことができた。

この季節は日本の河川にて鮎漁の解禁日が目白押しとなる。九州、四国など南国温暖の地区が早いようだが、細かく見てくるとそうとばかりは云えない。河川の周辺住民の意向や地域的文化事情、歴史事情等が絡んでいるようだ

残念なのは、福島県内の河川全域において、放射線被害のため解禁日未定という措置がとられていることだ。改めて東京電力をはじめとする関係企業、団体等々の甚大なる犯罪的行為の責任を指摘せざるを得ないのだ。農業、畜産、漁業は云うまでも無く、福島県内の生活基盤はガタガタであり、壊滅的でもある。

東電が今後、賠償能力不能により倒産、解散においこまれその責任を放棄する事態になろうとも、その尻を拭くのは日本国民であることを忘れる訳にはいかない。くだらない東電擁護はげんに慎むべきである。

おいらの出身県の群馬県でも鮎漁は盛んであり、これから鮎の本場を迎える。海無し県の川魚として鮎はとても愛されてきた魚なのでありました。