満開の河津桜の下に土筆を見つけた

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漸く春の気配が漂う中で、逸早く桜が見たくなった。伊豆に行けばきっと満開のらに桜に出会えると思って、電車に乗って河津に向かった。今年は極寒の冬が続いたことから河津桜の開花も2週間程度遅れていたということであり、ちょうど今が満開の真っ盛りとなっていた。当初に予定されていた「河津桜祭り」は昨日10日に終了したが、引き続き「かわづ春うららまつり」として、3月11日(月)~3月17日(日)の間、開催されている。まつり会場となった河津川沿いには多くの露店が並んで旅人を迎えてくれた。「さくらうどん」「桜餅」などの桜にまつわるメニューにはことのほかに目を奪われてしまい、実際にそれらのご当地メニューに舌鼓を打っていた。

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桜並木が連なるイベント会場には、併走するように人の踏み入れない場所が確保されており、黄色の菜の花の派手な色彩に隠れるようにして、土筆の芽が何本も何本も地下から土壌に芽生えている姿に遭遇していた。子供のころに見た覚えがあるが大人になってからといえばずっと見たくてもはっけんできない、見つけられない姿かたちなのであり、とても大きな感動とともに立ち尽くしていたのであった。