師走にごった返す、上野のアメ横界隈

年の瀬も押し迫ってあと2日(1日と数時間)である。上野のアメヤ横丁界隈では、地元に帰省しに帰り行く地方出身者達が立ち寄り、地元に土産物などを買っていく街として有名だ。

実はおいらも、本日は帰省する前の土産物購入の為に上野アメヤ横丁を訪れたのであった。マグロ、タコ(酢ダコ)、イクラ、スジコ、数の子等々の海鮮もの売場に人々が群がっている。中でも鮨詰め行列の人々が足を止めて混雑なのが、蟹売場周辺。「北海道」ののぼりを揚げて営業する店、かぶりものをした店員が接待する店など、最近のトレンドのようだ。普段は賑わう舶来洋品専門店、乾物売場はこの時期ばかりは影を薄くしている。

まずは海鮮丼で腹ごしらえした後は、目的のタラバ蟹の売場界隈へと歩を進めた。「8000円」の値札が踊っている商品の前に行くと「2500円でいいよ!」という掛け声が踊っている。割引率にして約7割引だ。悪くない。結局はそんな売場界隈の中で手にとって気に入った、ふっくりと中身が詰まっていそうなタラバ蟹を手にして、帰省列車に乗り込んだのでした。