秋吉久美子が「70年代を語る」イベントがシネパトスにて開催

銀座シネパトスという映画館にて、「秋吉久美子映画祭」が開催中である。本日は特別に「秋吉久美子が今はじめてあの70年代を語る」と銘打ったトークイベントが開催されるというので、当日券を買い込んでいるのであります。出席者は秋吉久美子と樋口尚文(映画評論家)である。

秋吉久美子と云えば、70年代のまさにおいらが思春期を過ごしていた頃にデビュー、コケティッシュで個性的な女優として一世を風靡していたという感もあるくらいに想い出深い女優である。70年代は当時、「白けの時代」「モラトリアムの時代」等々の冠で評価されていた時代である。60年代の云わば「激動の時代」と比較すればそうなのだろうが、時代が「白けていた」ということではけっして無い。様々なエネルギーが渦巻いていた70年代を「白けの時代」と称し命名した社会学者などは、まったく信用に値しないのである。

さて今夜はこれからトークイベントがあるため、イベントの内容等々については追ってレポートする。鄙びた映画館のイベントなのに、マスコミ数社がこのイベント取材のために横にいて待機していることを記しておく。

この稿もまた続く