こはだ酢の味わいにうっとりなのだ

こはだという魚類はニシン目ニシン科に分類される魚類である。「コノシロ」という名前で出回っていることも多く、これからの季節にはしばしば目にする食材である。

大きくなると体長が25cmにも達するというが、こはだの体長は10cm以下である。それより小さなこはだが味も良く酢飯にも合うとされている。

ほとんどが酢漬けにして味わえられるものであり、しかも体長が小さいということから、マイナーな魚類と見なされてきたようであるが、その味わいは逸品といってよく、特に寿司種としての食材としてはなくてはならないものとなっている。

夏になれば、こはだをはじめとして酢魚の需要性が高まっていくのであり、そんな中でもこはだの人気はこれから益々高まっていくのだろう。

夏の魚はこはだを中心にして回っていくのだと云えるのかもしれない。