私はいつも都会をもとめる 4〔浅草ホッピー通り編〕

つい最近までは浅草の「六区」「ロック通り」等と云っていた界隈の通りが、今では「ホッピー通り」「煮込み通り」などと呼ばれているらしい。かつて浅草のストリップ劇場で芸を磨いていたビートたけしは、この辺りで出される煮込み料理には、牛や豚ではなく犬の内臓が煮込まれている等と云い放って物議をかもしていたのである。そんなことも今や昔のことに思えるくらいに、浅草ホッピー通りはすっきりとした街並みを、これ見よがしに顕示しているのである。外国人観光客のメッカとも呼べる浅草で、この通りが今まさに変貌を遂げつつあるということに、今更ながらに驚くのである。

これから下にアップする写真は、以前に訪問した際に撮影したものである。近くには伝法院通りなる観光名所もあり、こことセットで訪れる観光客のスポットとなっている。