NHK契約カメラマンによる、平成「内灘夫人」殺害の哀れな事件簿

NHKの契約カメラマンによる殺害で、金沢市内灘地区の婦人が哀れな死を遂げてしまったという。内灘河岸に婦人の死体が埋まれていたという、まことにむごい事件である。

そしておいらは、この地区、すなわち内灘地区を舞台とした小説「内灘婦人」のことを思い起こさずにはいなかった。
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「内灘婦人」とは、直木賞受賞者の巨匠五木寛之さんによる小説である。「青春の門」という一般大衆小説以上においらたちの魂を揺さぶった名作なのであった。

五木寛之さんによる名作「内灘婦人」の中で、苦悩する婦人の姿は極めて切実な問題であったと記憶している。かつて理想に燃えて内灘の基地反対運動に挺身していった婦人と、現実社会の中で妥協して生きる夫との葛藤が一つの軸となっていたと記憶している。現実と理想という当時の巨大なテーマが小説の中で蠢いていたことが歴史的な記憶として戦列に浮かび上がってくる。

こと実際に内灘婦人を襲った平成の男と云えば、NHKの契約カメラマンであり、市民の皮を被ったまさに鬼畜であった。狡猾、強欲、等々が悪辣な事件を惹起させたという、極めて重大な問題を孕んでいる。こんなことが蔓延する土壌を早く清浄化していくべきだ。

逮捕された元NHK契約カメラマンの容疑者は、あれこれと周囲に投資話などを振り撒きながら、自分のことは「国営の企業の人間だから安心だ」というような言葉で、投資を募っていたという。

全くもって外道の所業と云うしかない。こんな羊の市民の顔をした鬼畜人種の日本人が増えていることには失望の念を強くする。

この国はアメリカではなく日本だのに、アメリカの悪しき潮流は確実に我が国に流れ込んできている。極めて由々しき事態なり。