日本のソウルフード「カレー」を見直した

ここ数日間の我が家では「カレー」を使ったメニューが増えている。コンビニ等に於ける「買い占め」ならぬ「買い控え」がその主な原因だ。

おにぎり、カップ麺、即席麺等のファストフードは確かに姿を消しているが、季節の野菜やカレーのルウ等の、古くから顔馴染みの食材は陳列棚にとても控えめに並んでいた。

そんな控えめな食材を購入して、ここ数日間を過ごしている。そして改めて感じたのだが、カレーの料理こそは我が国のソウルフードではなかったのかということだ。

買い占めなどという人聞きの悪い行為に訴えることなく、通常の生活を送っていくことは充分に可能だ。そのキーワードとなるのが「スローフード」なのだ。多少の、否々、基本的な調理の手間を怠らないことで、人間にとっての基本的必要需要を満たす食事を用意することができる。こんな時こそ時間と仲良く付き合って行きたいと思う。ファストフードではなくスローフードの見直しなのだ。

殊に時間の有効活用出来たのが「カレー」であった。近くのセブンイレブンに置かれていたのは「ハウスバーモントカレー」と「コクと旨みの味わいカレー」だった。子供向けではないほうのルウを購入した。セブンイレブンのオリジナル・ブランドだ。1箱で10皿分というくらいにコストパフォーマンスも高いのだ。これを利用しない手はなかったのである。

カレーのメニューは豊富にある。定番の「カレーライス」「野菜カレー」は当たり前として、「カレーのモツ煮込み」「カレーうどん」「カレーそば」「カツカレー」「コロッケカレー」「カレースパゲティー」等々と数え上げたらきりがない。

しかも幼い頃から親しんできた味覚であるから、決して飽きることがない。日本の代表的なソウルフードとして認定しておきたい。